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モブキュアの編集履歴

2015/08/24 22:36:18 版

編集者:muumoon

編集内容:他作品のモブキュアを修正

モブキュア

もぶきゅあ

モブキュアとは、モブとして登場しているプリキュアのこと。本項では主に『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する世界のプリキュア達について記述する。

概要

プリキュアの妖精たちは、プリキュア候補に説明する際に「伝説の戦士」という語を使用する。これは初代マックスハートチームからしてそうであり、言い換えれば、彼女ら以前にも伝説として語り継がれていたプリキュアが存在すると推測できる。

ハートキャッチプリキュア!』で初めてレギュラー以外のプリキュアの存在が明示され、以降いくつかの作品でも言及されている。しかし、その多くが言及のみ、登場してもシルエットのみで、全身が描かれることはごく稀であった。

ハピネスチャージプリキュア!』は、敵組織・幻影帝国が世界規模の侵略を行っているという設定であり、キュアラブリーの誕生前にも多数のプリキュアが戦っていることが示されていた。今回は設定のみならず、世界各国のプリキュアチームが具体的に映像化されている。

モブキュア達は闇キュアのようにプリキュアの「もどき」ではなく、その世界観内では正規のプリキュアだが、プリキュアオールスターズには基本的に登場しない。

日本を含む世界各国で戦っているプリキュアたち。

その活躍は、テレビ番組で放送されたり、お菓子のおまけになっているなどして一般人にも広く知れ渡っている。

日本のぴかりが丘では、ニュース番組に専門コーナー『プリキュアウィークリー』が設けられているほか、プリキュアスナックのおまけにカードが付けられている。

本作のプリキュアは、ブルーが撒いた愛の結晶プリチェンミラーに変化することで変身能力を得る。

愛の結晶は人を守りたいという強い思いに反応するが、既に人を救う使命を実行している者には反応しない。そのため、社会人は例え愛の結晶を手に入れてもプリキュアに覚醒する可能性は低く、必然的に人を守りたいが、社会貢献出来るだけの力がない十代の少女が多い。

ブルーは把握済みのプリキュアに対しては常に気をかけており、時折海外視察に出たり、クロスミラールームにプリキュアたちを招いたりしている。

幻影帝国側もプリキュアハンターことファントムを世界各国に向かわせ、プリキュア狩りを行っている。

エピソードの外でファントムに封印されたプリキュアも多数いると考えられており、実際終盤までそのシーンのみの登場だったプリキュアも多数存在する。 →プリキュア封印

第46話では、キュアテンダーに率いられて世界各国のプリキュアがハピネスチャージプリキュアの応援に駆けつけた。

彼女らがレッドダーク誠司を追って飛び立った後は、赤いサイアークの残党に対処すべく再び世界中に散っている。

なお、本作では主人公たち以外のプリキュアは、キュアテンダーを除けばメインストーリーにほぼ関わってこない。「物語の外側」で戦っているキャラたちであるため、いわゆる「番外戦士」ではなくモブキャラとして扱われている。

世界のプリキュアたちの存在は上述のプリキュアハンター・ファントムの恐怖を演出するためのギミックとしての色合いが強い。プリキュアハンターという存在を脅威として登場させる以上、ハンターの獲物として狙われる「ストーリー上で重要ではないプリキュアたち」がどうしても作中に必要になる。そのため、無数のプリキュアたちをモブとして登場させ、そのうちの一部がファントムに狩られるシーンを演出することで、ファントムの脅威をより印象的に描いているわけである。

一年の放送の中でわずか1カットしか登場せずセリフもなく名前さえ設定されない、本当の意味でのモブとしてしか登場しないプリキュアたちも数多くいる。

だがそんな彼女たちだからこそ、視聴者に様々な想像の余地を与えることになる。わずかな活躍シーンからイメージを膨らませた投稿がいくつもこのタグでなされている。

人数

ブルーが次々とプリキュアを生み出し、ファントムが狩るといういたちごっこが続いているため、人数は常に変動している。

プリキュアスナックには全108+αのカードが収録されているが、1枚に複数人描かれていることや同じプリキュアのバージョン違いなどを考えると、参考にはしにくいだろう。

容姿

スーツの規格はある程度決まっているようで、プリチェンミラーで変身することと、アイドルのステージ衣装を連想させる紺のベストに右腕のラブプリブレスは概ね共通。

それ以外の部分はかなり違いがあり、通常スーツは各国の民族衣装風にアレンジされている

ラブプリブレスから発動する技も、各国のお国柄を彷彿とさせるものが多い。

人気や玩具展開を気にしなくて良いためか、メガネを標準装備していたり、西部劇やコンピューターなどの女の子ウケしにくいモチーフを持っていたり、長物を振り回したりなど、挑戦的なデザインとなっている。

封印シーンのみ登場のプリキュアは、長らく変身前のボディスーツ姿のみの公開であったが、その多くが第46話で変身後の姿を見せている。

日本のプリキュアであるハピネスチャージプリキュアは、サムライやゲイシャガールではなく、世界各国の衣裳を模したサブフォームを駆使して戦っている。その点を海外勢に突っ込まれるネタが散見される。

ただし、ハピネスチャージプリキュアの起点はブルースカイ王国人の白雪ひめであるため、ハピネスチャージチームのノーマルスーツはブルースカイ王国の民族衣装という可能性もある。

日本のプリキュア

日本のプリキュアで登場済みなのは、現在のところハピネスチャージチームと周辺の単独行動プリキュア数名のみ。『プリキュアウィーク』では彼女らをぴかりが丘のプリキュア」と紹介していることから、日本にも他のプリキュアチームがいることが示唆されている。

第16話にてワンダフルネットプリキュアと共に映っていた赤いプリキュアは、将棋の駒型サイアークと戦闘していたことから日本のプリキュアではないかという予想が存在する。

プリキュアの地位

従来作品では、主人公チームはその時点・その世界で活動している唯一のプリキュアチームであったが、ハピネスチャージチームは、主人公チームといえども世界中で戦っている数多のプリキュアの1チームでしかない。モブキュアの存在は、プリキュアだというだけでは特別視されないという本作のシビアな世界観を投影している。

過去作のプリキュアたちは自分たちの代わりがいないから、嫌でも自分たちが戦わないといけない状況にあった。しかし本作は「主人公チームだけが頑張る必要のない世界」であるため、ハピネスチャージチームの4人は「何のために戦うのか」という目的意識が過去作のプリキュアたちより強く問われている。

過去のプリキュアシリーズでは、すべてにおいてプリキュアは「伝説の戦士」という言葉で表現されたが、本作のプリキュアたちは存在そのものが身近になっているため「伝説」ではない。ゆえにこの表現は作中では一切使われない。

それどころか、20話の氷川いおなの「アクシアの封印が解けなければプリキュアとして戦う必要もなかった」と言う発言から、年端もいかない女の子が命がけで戦わされるなんておかしいというメタフィクショナルな疑念までも作中に存在している。この点は、プリキュアという存在が「伝説」を根拠に絶対的に肯定されていた他シリーズとは大きく異なる。

この世界ではプリキュアは「伝説」ではなく「現実」であり、それを表しているのがモブキュアという設定なのである。

サポート妖精

サポート役の妖精は、長らくハピネスチャージプリキュア担当のリボンと、キュアフォーチュン担当からハピネスチャージに合流したぐらさんしか登場していなかった。

のちにアロ~ハプリキュア担当のアロアロキュアミラージュのパートナー妖精・ファンファンが登場。モブキュアたちにもサポートの妖精がいる事が判明した。

本作の妖精はプリカードを生成する能力があり、プリカードはプリキュアたちの報酬である大いなる願いを叶えるために必須である。

そのため、サポート妖精が登場していないプリキュアにも、画面に映っていないだけで担当の妖精がいるものと思われる。

声優

モブキュアの声優は、ほとんどがクレジットされない。

このことから、初めて声がついた回を担当した声優の誰かが兼任していることが示唆される。

氷川いおななどのように、重大なネタバレに繋がる場合はクレジットされないという前例はあるが、その可能性は薄いだろう。

28話に登場したアロ~ハプリキュアは、本作主題歌の担当歌手である仲谷明香吉田仁美(2人は声優でもある)が演じている。

また8話で初登場したキュアアールは、28話で再登場した際に声優が矢野亜沙美と公表され、同じく8話初登場のボンバーガールズプリキュアの3人は、雑誌記事にて小堀幸國府田マリ子岡村明美が担当していると判明。

この4人は第8話にてそれぞれ別役でクレジットされているため、当初からの予想であった初登場回の声優が兼任という説を補強する形となった。

キャラクターデザイン

ボンバーガールズプリキュア・メルシィプリキュア・ワンダフルネットプリキュアの3組は大田和寛が、他のプリキュア(チーム)は佐藤雅将が担当している事が雑誌記事で明らかになった。

チーム名とプリキュア名

プリキュアチーム名とプリキュア名は、その多くが劇中で外部の人間に呼ばれることで初めて公開されるため、呼ばれなかったプリキュアはそれらが不明のままである。

この手のキャラクターはそもそも設定が存在しない可能性もあるが、第28話でメルシィプリキュアのメンバーがキュアアールと公表されたのを皮切りに、雑誌記事などで他のプリキュアの名前も公表され始めている。

ハピネスチャージ別働プリキュア一覧

ハピネスチャージプリキュアに所属していないプリキュアの一覧。

名前の横に◆がついているのは、ファントムに封印されたことのあるプリキュアである。

追加戦士説・同一人物説があるプリキュアも、確定するまでは別に表記。

現在のところ劇中に登場する以上の設定は雑誌記事などで断片的にしか知ることができず、設定資料集も必ずしも新情報が出るとは限らない。

そのため、プリキュア名およびチーム名が不明のプリキュアは、暫定的にABCで表記する。

プリキュア所属チーム本拠地初登場備考
ボンバーガールズA(保安官)ボンバーガールズプリキュアアメリカテキサス8話
ボンバーガールズB(金髪)
ボンバーガールズC(銀髪)
ワンダフルネットA(橙)ワンダフルネットプリキュアインドムンバイ8話
ワンダフルネットB(緑)
キュアアールメルシィプリキュアフランスパリ8話
キュアナイル不明エジプトカイロ13話
キュアテンダー単独行動日本ぴかりが丘→世界中を転戦20話
キュアコンチネンタル不明イギリスロンドン14話
キュアカチューシャ不明ロシアモスクワ14話
キュアサザンクロス不明オーストラリアシドニー14話
キュアゴーンナ不明イタリアローマ14話
キュアパンタローニ
古城A(緑)◆不明不明14話※1
古城B(紫)◆※1
古城C(桃)◆※1
マドリードA◆マタドールプリキュアスペインマドリード16話
増子美代を助けたプリキュア不明日本・???16話※2
WNP同カットA(赤)不明不明16話※3
墓場A(偽エコー)◆不明不明20話
墓場B(草色)◆22話※4
墓場C(黄色)◆22話※4
墓場D(緑)◆22話※4
墓場E◆22話※4
墓場F◆22話※4
キュアサンセットアロ~ハプリキュアアメリカハワイ28話
キュアウェーブ
キュアミラージュ単独行動日本・ぴかりが丘30話
墓場G(赤)◆不明不明43話※5
墓場H(青)◆43話※5
墓場I(桃)◆43話※5
墓場J(橙)◆43話※5
キュア右端(仮名)不明不明46話※6
キュアシェリー不明不明49話

※1…どこかの古城で、ファントムに敗れ倒れていた3人組のプリキュア。

※2…第16話にて、増子美代の回想シーンで登場。キュアテンダー説が有力なものの未確定。

※3…第16話にて、ワンダフルネットプリキュアと同じカットに登場。同追加戦士説あり。

※4…第22話で、プリキュア墓場に封印されていたプリキュア。

※5…第43話で、クイーンミラージュ浄化に際しプリキュア墓場から解放されたプリキュア。

※6…第46話のモブキュア集合シーンで、向かって右端にいた緑のプリキュア。

他作品のモブキュア

ハートキャッチプリキュア!

ハートキャッチチーム以外にも、過去400年もの間プリキュアが戦っていたことが説明されており、先代のプリキュアの石像がプリキュアパレスに飾られている。初代はキュアアンジェ

先代プリキュアとしては他にキュアフラワーが登場したが、それ以外のプリキュアについてはシルエットおよびプリキュアパレスの石像としてのみ登場。

ドキドキ!プリキュア

1万年前のプリキュア・キュアエンプレスキュアマジシャンキュアプリーステスが回想シーンにて登場。エンプレスは姿と顔が公開されているが、マジシャンとプリーステスはシルエットのみ。

これとは別に、物語序盤にてキュアソードトランプ王国最後のプリキュア」と自ら語っており、崩壊前のトランプ王国には彼女以外にもプリキュアがいたことが示唆されている。

脚本の山口亮太のインタビューによれば、彼女らはジコチュー軍団侵略の際に、幹部のルストゴーマらと刺し違え、倒れたという。

プロトジコチューを浄化した時点でそれらのプリキュア達は復活したとも語られているので、本作の世界観を考えるとジコチューの素体になっていた可能性がある。

Go!プリンセスプリキュア

本作のプリキュアたちは「プリンセスプリキュアの二代目」という明確な設定があるため、先代プリンセスプリキュアの存在が最初から明示されている。

すでに故人ではあるが、その残留思念(もしくは霊魂?)が当代のプリキュアたちを導くために本編中に何度か登場している。

関連タグ

プリキュア ハピネスチャージプリキュア!

プリキュアの歴史

轟轟戦隊ボウケンジャー

…(ハピネスとの)海外にレギュラー以外の別働隊が複数存在する作品つながり。

※あまり知られていない設定だが、サージェス財団は日本支部のボウケンジャー以外にも4チームの戦隊を保有している。

プリキュアモブ 一般人のモブキャラに関するタグ。

モブキャラ

先代魔法少女 モブ魔法少女つながり。

Mr.インクレディブル "新規にしてベテラン"の発端。

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