概要
JR新幹線
1964年10月1日、東海道新幹線開業時に大阪側のターミナル駅として開業。1972年3月15日に山陽新幹線が岡山駅まで開業した。
国鉄分割民営化に伴い東海道新幹線がJR東海に、山陽新幹線がJR西日本に承継されたため両社間の境界駅となった。新幹線駅の運営はJR東海が行っている。そのため、東京駅などと同様、1つのJRの駅に2人の駅長が存在する。
2011年3月12日、九州新幹線全通に伴い「みずほ」(朝夕のみ運転の最速達列車)、「さくら」(途中通過駅のある列車)の運行が新大阪駅~鹿児島中央駅間で始まった。
駅構造
JR在来線
東海道本線(JR京都線)に属し、東海道新幹線開業と同時に営業開始。
大阪駅までの連絡や新幹線と接続する各地への特急列車の発着で賑わっている。
現在はおおさか東線の延伸工事が行われている。
駅構造
梅田貨物線を経由する関係で、関西空港・和歌山・紀勢本線方面の特急は上りホームの隣の11番乗り場から発車する。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
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11 | 下り | 関西空港・和歌山・白浜・新宮方面 | はるか・くろしおなどが発着 | |
12 | 上り | 京都・金沢・岐阜・高山方面 | 特急が発着 | |
13・14 | JR京都線 | 上り | 高槻・京都・草津・敦賀方面 | |
15・16 | 下り | 大阪・尼崎・三ノ宮・姫路・宝塚方面 | ||
17・18 | 下り | 福知山・城崎温泉・天橋立・鳥取方面 | 特急が発着 |
大阪市営地下鉄
新幹線開業の1週間前になる1964年9月24日に開業。一番最初に営業を開始した「新大阪駅」である。
新御堂筋の道路のど真ん中にホームが挟まれた形になっており、御堂筋線(直通する北大阪急行電鉄を含む)の電車が発着。昼間は約半数の列車が当駅で折り返す。
駅構造
利用状況
JR西日本
JR東海
- 2015年度の乗車人員は、78,000人である。
大阪市営地下鉄
- 2014年度の乗降人員は、133,746人である。
年度 | JR西日本 | JR東海 | ||
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乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 | |
2008年度 | 47,365人 | 94,730人 | - | - |
2009年度 | 46,187人 | 92,374人 | - | - |
2010年度 | 47,674人 | 95,348人 | 63,000人 | 126,000人 |
2011年度 | 48,407人 | 96,814人 | 66,000人 | 136,000人 |
2012年度 | 49,839人 | 99,678人 | 69,000人 | 138,000人 |
2013年度 | 51,720人 | 103,440人 | 72,190人 | 144,380人 |
2014年度 | 53,150人 | 106,300人 | 74,000人 | 148,000人 |
2015年度 | 55,756人 | 111,512人 | 78,000人 | 156,000人 |
年度 | 大阪市営地下鉄 |
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乗降人員 | |
2008年度 | 122,732人 |
2009年度 | 122,733人 |
2010年度 | 122,734人 |
2011年度 | 122,386人 |
2012年度 | 124,995人 |
2013年度 | 128,441人 |
2014年度 | 133,746人 |
その他
阪急電鉄が淡路-新大阪-神崎川間の路線を計画していたが、事実上頓挫している。今でも新幹線高架下や新大阪駅などに遺構が残されている。新幹線北側の阪急タクシーのあるあたりは現在でも阪急の所有する土地である。