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ロビンマスクの編集履歴

2018-02-18 08:09:17 バージョン

ロビンマスク

ろびんますく

ゆでたまご作の漫画『キン肉マン』および『キン肉マンⅡ世』に登場する超人。

本当に もう遊びはおしまいだ キン肉マン!!

CV:郷里大輔池水通洋(王位争奪編)石塚運昇(CR夢の超人タッグ編

概要

“仮面の貴公子”、“鋼鉄の不沈艦”など様々な肩書を持つ大英帝国が生んだ最高の超人。

イギリスの名門ロビン家(ロビン王朝とも)の出身で、心技体に優れたエリート。


もともとは「第20回超人オリンピック」におけるキン肉マンのライバルとして登場したが、彼との戦いと紆余曲折を経て友好を交わし、以降はテリーマンらと同じく心強い味方として活躍する。


人物像

身長217㎝
体重155㎏
超人強度96万パワー
血液型A型
趣味ゴルフチェス読書
特技ラグビー
愛読書シェイクスピア全般、源氏物語

西洋甲冑を彷彿とさせる銀色の鉄仮面に鎧(胸当て・腕甲・パンツ・ブーツ)を装着しているのが特徴。ちなみにTVアニメ版ではその鎧兜が青色なのに加え、肌に薄紫色のタイツを着用している。配色が大きく異なっているが、アニメ版の印象が強いのかPixivでの投稿作品はアニメ版配色の物が多い。

c87サークルカット追悼

(左のホワイトカラーが原作、右のブルーカラーがアニメ)


素顔はキン肉族同様に人前で素顔を晒すことはご法度とされている(流石に死罪とまではいかないらしいが)。ただ、作中ではとある展開で何度か素顔(もしくはそれに近い状態)を明かす場面もある。アニメでは特に明確に描写されており、その際の顔はやや癖毛の茶髪が印象的な美形である。


性格はイギリスのイメージに倣い礼儀正しく紳士然とした人物。

ただし、登場初期は先の大会での優勝経験や、キン肉マンの実力を見くびっていたこともあり、紳士的な振る舞いの中に高慢な態度もみられた。その反動か、キン肉マンとの試合では数々の醜態を晒された末に怒りが頂点に達し、普段の性格からは想像できない残虐なファイトを展開。キン肉マンに敗退し放浪していた頃も、その復讐心からやさぐれ、目的のためなら手段を選ばない非情さをみせたことも。


また、彼を主人公とした短編『倫敦の若大将』では、当時はスポーツ(ラグビー)に傾倒していたせいか名門貴族の家柄の割に礼儀作法が疎く、恋人の実家であるマッキントッシュ家との食事会で数々の粗相をして相手の両親に最悪とも呼べる印象を与えてしまった。


その他、変装のためにマスクの上にマスクを被ったり、「しばらく寝てなかったから」とリングの横にハンモックを張って昼寝をはじめたりなど突如としてボケに転じるなど意外にお茶目な側面をみせることも(それ故か、ファンの一部からは「仮面の奇行子」と渾名されてしまっている)。


このように性格がコロコロ変わったり、変なところが極端に不器用であったりなど、その言動は常々ネタに事欠かないが、裏を返せば作中キャラの中でも特に人間的でもあり、新シリーズでも自身のこうした生々しい失敗を重ねた人生への思いを語っている。かっこいいのう、ロビンってやつは!


超人レスラーとしては技、インサイドワーク、どれをとっても完璧で弱点など見当たらず、周囲からも常々「最高峰」「完璧」との呼び声が高い。テクニカルファイター的なイメージは強いが、パワーもジャンクマン必殺のジャンククラッシュを両手で受け止められるぐらい強い。


しかし、それゆえに自分の技に対するうぬぼれも人一倍強いなど精神的な未成熟さが目立つ。実際、前述の鎧についても身を守ることが目的ではなく、自身があまりにも強いためハンディキャップとして重量を付加するために身に付けているとのこと。当然、防具としてもかなりの硬度を持ち、曰く「硬度9のサファイア製」とのこと。


また、超人レスリングについての知識も深く、常日頃技の研究を重ね、それらを「ロビンメモ」などの書物として記録している。そうした中で生まれた新技は、弟子のウォーズマン、息子のケビンマスクなど後世代へと伝えられている。


個人タイトル歴

  • 大英帝国超人ヘビー級
  • 第19回超人オリンピック優勝
  • 第20回超人オリンピック準優勝

家族構成

父・ロビンナイトの下、名門ロビン家の嫡子として厳しいスパルタ教育を施されて育ったという。ロビンが家宝である「アノアロの杖」を勝手に持ち出した際や、人間に足抜けしようとした際など激しく叱責するなど、厳格な人物であった模様。


実は初登場時から妻帯者であり、妻はアリサ(旧姓「アリサ・マッキントッシュ」)という人間の女性。第20回大会での敗退により国外追放となった後も彼に付き添い続けるなど、その信頼関係は強い。


続編『キン肉マンⅡ世』では、彼女との間に一人息子であるケビンマスクを授かるが、ロビンの過剰なスパルタ教育に嫌気が差し後に家出してしまう。父への反抗意識から一時期悪行超人にまで成り果てるが、第21回超人オリンピックや『究極の超人タッグ編』を経て親子としての絆を回復させた。


作中での活躍

来歴

ロビンマスクの一族、ロビン家は英国最大の正義超人一族の名門として知られていた。

大学時代の彼の活躍は『キン肉マンⅡ世』に収録された番外編『倫敦の若大将』にて語られている。名門ケンブリッジ大学のラグビー部のエースを務めていたロビンは、後に生涯の伴侶となるアリサ・マッキントッシュと恋に落ち、結婚の約束までしていた。しかしアリサの父は超人に差別的な目を向ける保守的な人物であり、「超人などに娘はやらん」と一蹴されてしまう。


途方に暮れたロビンは、祖父ロビングランデに相談し、ストーンヘンジ超人強度を全て捨て去れば人間になれることを知る。かくて仮面も鎧も捨て、人間として生きることを決めたロビンだったが、たまたま見ていたテレビで第19回超人オリンピックの国内予選に紛れ込んでいた悪行超人が親友のジョンブルマンを殺害したことを知り愕然とする。悪行超人はイギリスを滅ぼすために正義超人を皆殺しにしようとしていた。


怒りに打ち震えたロビンは、謎のアメリカンの支援を受けて超人強度を取り戻し、必殺のタワーブリッジで悪行超人を粉砕。そしてイギリス代表に選任されるや否や破竹の勢いで勝ち進み、第19回超人オリンピックで優勝を果たす。

人々を苦しめる怪獣・宇宙人・悪行超人を相手取って闘うロビンマスクは、いつしか誰からも賞賛され勝利の人生を歩み続けていくが、同時にそれは彼が自身の実力を過信し慢心させる遠因となってしまう。


第20回超人オリンピック編

前大会の決勝戦において対戦した日本代表超人ウルドラマンが今大会出場を辞退し、繰り上げで代表候補に挙げられたキン肉マンを正式な日本代表とする為、超人委員会の面々が見守る中キン肉マンとのスパーリングでわざと引き分けてみせた。


その後は自国に戻り、国内予選を勝ち抜きオリンピック出場権を獲得(このときの決勝相手が後に登場するネプチューンマンこと喧嘩男である)。本戦でも予選を楽々と一位で通過し決勝トーナメントに進出した。


トーナメント一回戦ではカナダ代表カナディアンマンジャーマンスープレックスで撃破。準決勝のテリーマン戦では、とあるアクシデントで脚を負傷したテリーが反則技で応戦するもこれを耐えきり、逆にボストンクラブでギブアップに追い込み勝利する。さらには彼の怪我の経緯を知り勝利を譲ろうとするなど、世界最強の超人に相応しい実力と品位をみせつけた。


決勝戦であるキン肉マンと対決では、調印式でフィニッシュホールドのないキン肉マンを見くびり、基本的に超人格闘技では導入されていない(と思われる)スリーカウントルールを委員会に提案。これに対抗意識を燃やしたキン肉マンが提案した「国外追放ルール」を加えて了承する。


しかし、いざ試合となると格下と侮っていたキン肉マンが想定外の粘りを見せ、思わぬ長期戦となる。これに焦ったロビンは、ハンデとして身に着けていた鎧を脱ぎ本気で戦う事を決意。その後はキン肉マンにマスクを奪われたり、追いかけた挙句に鉄柱に顔をぶつけるなど、彼のペースに載せられてその冷静さを失っていく。とうとう怒り心頭したロビンは「死のコース」なる残虐ファイトを展開。仮面の角で突き刺すなどしてキン肉マンを痛めつけ、必殺のタワーブリッジで背骨をへし折りKO勝ちした・・・かに見えた。しかし、背骨の折れた音に聞こえたのはキン肉マンの腰骨が鳴った音であり、我に返って「キン肉マンを殺してしまった」と動揺する隙きを突かれ、ローリングクラッチホールドを懸けられフォール負けしてしまう。


自身の掲示したルールで敗退するという醜態を晒し、表彰式ではイギリス応援団から罵詈雑言の非難を受け、これに同情したキン肉マンから日本定住の誘いを受けるも拒絶し、当初の契約通り国外追放処分を受け入れる。


流転の人生

祖国イギリスを離れたロビンは、妻のアリサと共にアフリカの地にて動物管理の職に就くが、チャンピオンとしての栄光を捨てきれず、アリサを捨て単身アメリカへ渡る。行き倒れになったところを超人同盟に拾われ、奇しくもキン肉マンと再戦する機会を得ることになる。


この頃のロビンは、かつての紳士然とした姿は鳴りを潜め、超人同盟の開いたパーティーの前座として行われたプロレスショーでは、対戦相手のダイナマイト・バイパーを容赦なく真っ二つに引き裂いてみせた。それでもキン肉マンとは飽くまでフェアな条件で闘った上で勝利したいという意志が強く、超人同盟の策謀で試合日まで飲まず食わずで軟禁されているキン肉マンに牛丼を与えていた。


グランドキャニオンでのキン肉マンとの戦いは、高さ1600mにもなる鉄柱のタワーの頂点に特設されたリングで行われたが、超人同盟に雇われたキン骨マンとイワオの乗るセスナがリングに激突、ロビンはキン肉マンを庇いセスナに押しつぶされてしまう。キン肉マンはなんとかロビンを救い出そうとセスナの残骸をリングから引き抜くが、今度はリングの爆破により谷底に滑落し消息を絶つ。


バラクーダとして

奇跡的に助かったものの再起不能(新シリーズでは当面戦えない)の体になってしまったロビンは、キン肉マンへの復讐心を更に強めることになる。その後は世界を放浪し、ソ連(現ロシア)の地にて優れた素質を持つロボ超人ウォーズマンに出会い、己の格闘テクニックを全て授け、打倒キン肉マンの野望を託す。第21回超人オリンピックでは、謎のセコンド「バラクーダ」に扮し、ウォーズマンを徹底して鍛え上げるとともに彼が人間の感情に目覚めぬように非情な命令を下し続けた。


ウォーズマンは順当に決勝戦に勝ち進み、いよいよ決勝戦でキン肉マンとの対戦が決まると、バラクーダは調印式の場で、両選手ともに覆面超人であることから「覆面剥ぎデスマッチ」を提案。これは、キン肉マンの出自であるキン肉族には「素顔を見られた者はその場で自害しなければならない」という古より続く掟が存在し、暗に彼を殺害しようという目論見があった。


決勝戦当日、試合前にとうとうその正体を曝け出すが、身も心も疲弊し醜い復讐鬼と化したロビンの姿に、かつての気品溢れる紳士としての彼を知る面々は衝撃を受けた。


当初ウォーズマンはロビンの指示する残虐戦法に倣い攻め立てるも、徐々にキン肉マンに呼応した彼はロビンの命令を無視しクリーンファイトを展開。脱出不可能とされるロビン考案のパロスペシャルで追い詰めるも、試合時間が彼の限界域である30分を越えてしまい無力化し、最後はキン肉マンのフェイバリットであるキン肉バスターにより敗れてしまう。


試合後の展開は原作漫画・TVアニメ版で異なり、原作では敗退したウォーズマンを「ウスノロ」と吐き捨てて見限りをつけ、今度こそ自らの力でキン肉マンを倒すと誓う。一方アニメ版では、二人の接戦を見届けてこれまで疑問に感じていたキン肉マンの実力が本物であることを確信し、自身の過去の敗北を受け入れると共に、健闘したウォーズマンに敬意を評し和解。キン肉マンとも真に友情を結んだ(後の『完璧超人始祖編』では後者のほうが尊重されている)。


以後はアイドル超人の一角として、キン肉マンや仲間たちと共に悪の超人を相手に奮戦。

キン肉マンの味方になって以降は、たとえ自らの命が絶たれようとも決して悪に屈しはせず、『夢の超人タッグ編』で再戦した喧嘩男改めネプチューンマンから完璧超人の冷徹な精神を説かれた際も「涙が流せなくなるぐらいなら、完璧超人になんかなりたくねぇぜ!!」とその精神論を真っ向から否定する姿を見せた。


その活躍が認められて『王位争奪編』の頃には正義超人軍幕僚長に任命されるも、王位争奪戦で苦戦するキン肉マンの加勢のためにその職務を投げ捨てて駆け付けた。正義や友のためであれば自らの犠牲を顧みないその姿は、まさしくヒーロー・オブ・ヒーローズと言えるだろう。


キン肉マンⅡ世』の時代にはヘラクレスファクトリー校長に就任した。


必殺技

超人ロケット

自らをロケット弾頭と化す突進技。スーパー頭突き。これは痛い。


ユニコーン・ヘッド

ロビン家に伝わる家法「アノアロの杖」を装着し、ユニコーンのような角で相手を突き上げる。

角の先端から炎を放つこともできる。


ロビン・スペシャル

相手をエアプレン・スピンで投げ飛ばし、落下してくる相手の首に脚をかけて落下の衝撃で極める。

終生のライバル喧嘩男との対戦のために温存していた大必殺技。


タワーブリッジ

タワーブリッジ

世界最古の必殺技といわれるロビンの代名詞。ロビンの技の中で、もっともKO率の高い技。

殺人技を橋にみたてるセンスはロビンマスクならでは。


一般的にはアルゼンチンバックブリーカーと呼ばれる技であるが、使い手によって特別な名前がつけられることはプロレスでもよくあること。


逆(リバース)タワーブリッジ

空中から襲い掛かり、うつぶせに倒れる相手に逆さまのタワーブリッジをきめる。

もしくは、タワーブリッジの体勢で上昇し、逆さまに落下して対戦相手をマットに沈める技。

この技でジャンクマンをKOした。


ロープワーク・タワー・ブリッジ

両腕が消滅した際、ロープを利用してきめた変形のタワーブリッジ。

この技によって、事実上、マンモスマンを倒した。

キン肉万太郎の「マッスルミレニアム」に似ている。


大渦(メイルストローム)パワー

キン肉マンの「火事場のクソ力」と双璧をなす潜在能力。

ロビン王朝の血を引くものが持つとされる。


死のコース

ロビンが本気になった時、ハンディであるヨロイを脱ぎ捨て使用する戦法。


オクトパスドリーム

 フォールのくり返しにより対戦相手のスタミナを奪う戦法。

 死のコースの序章的なもの。


第一段階

 ベンジュラム・バックブリーカー。よほどのスピードとバネがないときまらない大技。


第二段階

 ベンジュラム・バックブリーカーでダウンした相手に、上空からツノを突き立てて落下。

 (技名は「グリニッジ・タイム・クラッシュ」。スカイマンの「フライング魚雷」に似た技。)

 さらに倒れている相手にツノを何度も突き刺す狂乱ファイトに移行する。


ロンドン名物タワーブリッジ!!

 対戦相手の体は、タワーブリッジどころかアムステルダムのハネ橋のようにまっぷたつになってしまう。


ロビン戦法

体力の消耗を最小限におさえ、技を有効的につかうことのできる戦闘法。


NO1 獲物は逃がすな!

NO2 相手の誘いには絶対のるな!!

NO3(?) 円は直線を包む!!

NO6いなす時は柳の如く!

NO7ピンチの直後は最大のチャンス!

ロビン・ザ・フェイバリット暫定超必殺奥義ブリティッシュ・スティール・エッジ

相手の両腕を捻った後、その反動を利用して相手を上空へ放り上げ

相手の頭と腕をロックしてキャンバスにたたきつける技。

息子のケビンマスクのビッグベン・エッジに似ている。

タワーブリッジ・ネイキッド

ロビンがヨロイを脱ぎ去り、体の可動範囲を最大限発揮できる際に使用した新必殺技。両手をクロスさせた形でタワーブリッジをかけることで、通常のタワーブリッジより強固に相手をねじ曲げる事が出来る。


まさかのCM出演

アクラスの花粉症マスク『PITTA MASK』のCMに実写版で出演した。2014年1月17日からON AIRされている。ロビンファンなら一度は見たい。


関連イラスト

ロビンマスク

涙が流れなくなるぐらいなら…完璧超人になりたくねぇぜーっ!


関連キャラクター

バラクーダ

…第21回超人オリンピックにてロビンが変装した姿。鉄仮面の上に人の顔のマスクを被っていた。

ウォーズマン

…ロビンがソ連で発掘した逸材。様々な戦闘テクニックを彼に授ける。後に「超人師弟コンビ」というタッグチームを結成。

ケビンマスク

…ロビンとアリサの一人息子。立派な超人にするために幼少より英才教育を施すが、それが原因で家出されてしまう。ちなみに「Ⅱ世」より先に描かれた読切で既に登場している。

アリサ・マッキントッシュ

…人間の女性でロビンの妻。

テリー・ザ・キッド

キン肉マンⅡ世『究極の超人タッグ編』にて彼とタッグチーム「ジ・アドレナリンズ」を結成。

過去に対戦した超人たち

ギロチンキング ネプチューンマン喧嘩男) ウルドラマン カナディアンマン テリーマン キン肉マン(キン肉スグル) ダイナマイト・パイパー アトランティス ジャンクマン キン肉マンマリポーサ パルテノン マンモスマン ネメシス(キン肉マン)


関連項目

キン肉マン キン肉マンⅡ世

イギリス 正義超人 アイドル超人

紳士 騎士/ナイト 鉄仮面

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