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モータルコンバットの編集履歴

2019-04-19 19:51:10 バージョン

モータルコンバット

もーたるこんばっと

『モータルコンバット』(MORTAL KOMBAT)とは、アメリカ産の対戦格闘ゲームである。通称「モーコン」。

概要

1992年アメリカのミッドウェイゲームズ社(現在、メーカーは消滅しており、現在はワーナーブラザーズ)からアーケード版でデビュー。


MORTAL KOMBATとは『死闘』の意味であり、なぜ『MORTAL COMBAT』ではなく『MORTAL KOMBAT』なのか?その理由はKOMBATの『K』は『KILL』すなわち殺す(こっちもこっちでKOROSUになる。)という意味だからである。

シリーズ1作目からFATALITYの存在で一躍有名になり、こんにち、アメリカ、ヨーロッパでは新作が出るたびミリオンヒットをたたき出すというビッグネームになっている。ちなみに日本ではグロすぎなどの理由であまり人気が出なかった。

···とはいえ日本でも愛好者は少なからず存在し、その人のことは主にモータリアンとよばれている。

ちなみにFATALITYの日本語版は「究極神拳」。某世紀末格闘漫画アレに似ている気がするが誰も気にしない。

このFATALITYは1作目からかなり強烈なものがそろっており、とくにサブゼロ脊髄ぶっこ抜き(英名Spine Rip)は当時人権保護団体やPTAがドン引きするほどヤバいモノだったらしく、エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会(ESRB)、そしてCEROの設立に一役買ったという伝説を残している。

なお過激なFATALITYばかり目に付くゲームだが他にもレントゲンのような映像で相手の骨や内臓を粉砕する演出が入るX-RAY MOVE(いわゆる超必殺技)を始め、そもそも通常攻撃からして常人なら死に至りそうな攻撃をするなどオーバーなゴア表現がこれでもかと言うほど詰め込まれている。


近年は格闘ゲームとしての完成度も高くなり、EVOを始め各国のeスポーツシーンにその名が出てくるようになった。動画サイトでその内容を見ることもできるが大抵の場合FATALITYをはじめとした残虐描写はカットされてないため検索したり、閲覧する際は要注意。

シリーズ

モータルコンバット

シリーズ1作目なので操作性やゲームバランス等で荒削りな部分も目立ったが、このころからすでにシリーズの基盤は出来上がっており、FATALITYの演出も強烈なのがそろっていた。とりわけ上記したようにサブゼロが披露した背骨ごと相手の首を引っこ抜くFATALITYが様々な方面から叩かれてしまい、家庭用に移植されたときには規制(特にスーパーファミコン版)がかけられた。(メガCD版を除く。)

モータルコンバット2

FATALITYの数が増え、演出も強化された。そしてステージの仕掛けを使って止めを刺すStage FATALITY、相手を赤ん坊の姿にするBabality、相手を虐殺せず、逆に友好を示すFriendshipが追加された。

移植作はどれも表現(主にグロ方面)やサウンド云々が一長一短なものばかりだったが、後々発売されたPS2/Xbox用ゲーム「モータルコンバット・ショウリンモンクス」にてついに完全移植が実現した。

モータルコンバット3

スコーピオンキタナなど色違いキャラがリストラされた。(サブゼロはマスクを取っただけ。)そのかわりにサイボーグや悪霊などの新キャラが登場。また前作の演出がいろいろ言われたのか露骨な人体欠損シーンが控えめになってる。

因みに、日本語版のナレーションには声優の麦人氏を起用している

アルティメットモータルコンバット3

前作でリストラされたキャラが人気キャラばかりだった故、リストラキャラを復活させ配信されたアップデート版。

今作もさまざまな機種に移植されたが特に問題作になったのがゲームボーイアドバンス版で、グラフィックこそ綺麗なものの、敵は容赦なくガンガン攻めてくるのに対し、プレイヤーは少ないボタン数で「どないせいっちゅーねん!」という状態に陥り、海外のゲーム雑誌Electronic Gaming Monthlyにて0点評価を受けた。

因みに同じく任天堂ハードになるDS版では良移植と好評である。

モータルコンバット・トリロジー

トリロジーという名が物語るようにこれまでの3つの作品の集大成である。実写取り込みのモーコンはこれが最後(外伝作を含めれば『ミソロジー・サブゼロ』が最後。)であり、同時に日本での家庭用ゲーム機版の発売もこれが最後になった。

ハードはPlayStationセガサターンNINTENDO64

PS/SS版とN64版で内容が若干異なっている。

PS/SS版はキャラクターが多く、演出も豪華だがロードが長く多い。シャン・ツンの変身でフリーズすることもある。(開発側もこれを見越していたのかオプションで制限することができる。)

N64版はロード時間は皆無でフリーズも発生しないが容量の関係上若干キャラが減っており、音質も劣化している。

豪華さと快適さで一長一短になっているのでどっちをとるかはプレイヤー次第。

モータルコンバット4

シリーズ最後のアーケード版となった。

実写から3Dポリゴンに変更された。それに伴い表現の露骨さも緩和されたのか、脊髄ぶっこ抜きなど過激なFATALITYが復活した。またステージも2Dから3Dになったことで爆発の演出などが強化。

画面に血糊やちぎれた生首が飛ぶのは印象的。

本作もNINTENDO64とPlayStationに移植されているが、「トリロジー」とは違いプリレンダリングムービーやロード時間の有無を除けばハードごとの差はほとんど無い。

モータルコンバット・ゴールド

ドリームキャストにて発売されたアップデート版。開発期間が短かったせいか初回版はバグまみれだったがその後発売された通称「赤ディスク」で概ね解決された。(完全ではない)

GD-ROMの容量を活かし、キャラクターが何人か追加された。

モータルコンバット・デッドリーアライアンス

PS2XboxGCにて発売された。画質が急激に向上し、実写取り込み時代よりも挙動がリアルになった。デッドリーアライアンスとはモーコン界の二大悪役シャン・ツンクァン・チーが同盟(アライアンス)を組んだというもの。FATALITYは1人1つずつになったがグラフィックの向上も相まってか今作のFATALITYはどれもインパクトが強烈である。(特にソニアとサイラックス)

日本でも発売される予定があり、無双シリーズ等で有名なコーエーがローカライズする予定だったが、過度な残虐描写故か、結局は発売中止となってしまった。

ゲーム中で手に入る「Koin」を使って隠しキャラクターやステージ、ギャラリーモードで見る資料などをアンロックするモード「Krypt」が追加された。

中でもそこで手に入れることが出来るネタ動画「Cooking with Scorpion」は必見である。

モータルコンバット・ディセプション

FATALITYが1人2つに戻り、Stage FATALITYも復活した。

ちなみに今作のStage FATALITYはとどめ扱いではなく、即死トラップ扱い。

1ラウンド目からいきなり相手をローラーにぶち込んでミンチにしようがマグマに突き落して骨ごと消し去ろうがマッチポイントでなければ次のラウンドは普通に行われる。(相手も何事もなかったかのように復活する)

モータルコンバット・アルマゲドン

PS2とXbox、そしてWiiで発売。

これまでのキャラクターを全員参戦させた集大成。

それだけでなく、キャラクタークリエイト機能も搭載し、自分の作ったキャラクターで遊べるようにもなった。

しかしその反面FATALITYはクリエイトFATALITYというコマンドを打ち込むことで腕を引きちぎったり臓物を引き抜いたりという全員共通のものになってしまった。

シリーズファンからは物足りない、地味といった印象だが、上記した部位切断や大量出血、内臓描写はしっかりとあるため慣れてない人が見るとやっぱりキツい。

Wii版はWiiリモコンを使ったモーションコントロールに対応。もちろんGCコントローラーやクラシックコントローラーにも対応している。。

因みにトリロジーのN64版に登場したカメレオン(♀)はWii版のみに登場。任天堂が関わっている訳ではないようだが…(因みにN64に出ていないカメレオン(♂)はWii版を含む全機種で出ている。)

モータルコンバットVS.DCユニバース

PS3Xbox360で発売。

スーパーマンバットマンなど日本でも知名度が高いDCコミックスのキャラクターと夢の競演。

格闘センスもモーコン勢と比べて遜色ないものになっている。

今回はスーパーヒーローが出演するだけあってか、低年齢層でも問題なく遊べるようにするためかゴア描写を極限まで抑えている。(モータルコンバット一番の目玉を取り除くことになるので本来ならあるまじきことなのだが…)

FATALITYも例外ではなく、露骨な部位切断及び大量出血、内臓描写は無い。(一応バラバラと白骨化はあるのだが前者はカチカチに凍らせた後砕くもので、後に破片は跡形もなく消える。後者は内臓が露出することなく一瞬で白骨化する。)

またDCコミックスのヒーローキャラの決め技は相手を殺さないヒロイック・ブルータリティという独自技になってる。(モーコンキャラ、DCコミックスの悪役キャラは容赦なく相手を虐殺する。もちろん相手が世界的なヒーローであろうがお構いなしに殺る。)

ESRBはT(13歳以上推奨、およそCERO:B~C相当)とシリーズのなかでは低い。ただし日本未発売。

後にこの作品をベースに「Injustice Gods Among Us」が開発された。

モータルコンバット(モータルコンバット9、モータルコンバット2011)

PS3Xbox360にて発売。

タイトルが1作目と同じだが今作のテーマは

原点回帰

今までのシリーズでごちゃごちゃになったストーリーを統一。矛盾を撤廃。

そしてバトルも実写時代と同様2Dになった。

前2作で不満があったゴア表現も歴代シリーズ最強かつ最凶クラスになって復活し、世界中のモータリアンから歓喜の声が挙がった。

また2012年には20周年記念として追加コンテンツをあらかじめ全部収録した「Komplete Edition」とプレイステーション・ヴィータの移植版が発売された。

ゲストキャラとして「GOD OF WAR」のクレイトス(PlayStation系列のみ)、「エルム街の悪夢」のフレディ・クルーガーとそれぞれゲーム、映画のビッグスターが参戦しており、原作の雰囲気を出しつつも他のファイターに勝るとも劣らない戦いっぷりを見せてくれる。因みに両名ともそういう系の作品出身故か、「DCユニバース」の頃とは違いFATALITYを決められるとしっかりと黒焦げになったりミンチになったりする。

Video Game Awards 2011にて、ベスト格闘ゲーム(Best Fighting Game)を受賞した。

モータルコンバットX(エックスもしくはテン<10>)

2015年4月15日発売。

ハードはPS4XboxOne。そしてSteamよりパソコン向けに配信中。

モバイル向けゲームはAndroidとiPhone向けに日本でも配信中。日本でモーコンが正式に出るのは実に「トリロジー」以来となる。

基本無料。対象年齢17歳以上。

「9」の二十数年後の世界が舞台である。

PS4世代のマシンパワーを最大限に発揮しており、キャラクターのモデリング(乱闘すると汗をかく)はもちろん飛び散る内臓や血しぶき等が非常にリアルに描写されている。

ただそれゆえにかつて発売予定だったPS3版とXbox360版はどうしてもハードスペックが足らず、発売延期の末最終的には発売中止となってしまった。

ベイバリティなどユニーク要素が減ってしまったものの、相手の体力ゲージが残りわずかの時に特定のスペシャルムーブを出すとフェイタリティのようなとどめが発生する新Brutality(ブルタリティー)が追加されてより格闘ゲームとして洗練された形になった。

DLCとしてかつて『デッドリーアライアンス』にてその奇抜過ぎる戦い方が話題になったボー・ライ・チョーと、なぜか体操選手のようなアクロバティックな戦い方をする『4』のターニャが参戦した他、『13日の金曜日』のジェイソン・ボーヒーズ、『悪魔のいけにえ』のレザーフェイス、『プレデター』のプレデター、『エイリアン』のゼノモーフと日本でも名の知れたホラー/SF映画界のビッグスター達が参戦している。

2016年3月に過去に配信されたDLC(kombat pack2含む)と新たに配信されたスキンなどがすべて収録されている大型アップデート版モータルコンバットXLがXboxOnePS4の二つのハードで発売された。


PC版については遅れて2016年の10月に発売されたのだが、コンソール版の『XL』発表当時はPC版は対象外とされており、無印版の発売当初で起きていた不具合や脆弱性の問題もあって、PC版を買っていたモータリアンを激怒させてしまった。

現在では『XL』の発売と同時に修正パッチも配信されているため特に問題にはなっていない。


前作に引き続きVideo Game Awards 2015にて、ベスト格闘ゲーム(Best Fighting Game)を受賞した。


モータルコンバット11

米国時間の12月6日に開催された「The Game Awards 2018」にて発表。

2019年4月23日に発売予定で対応ハードはPlayStation 4/Xbox One/PC/Nintendo Switch

モーコンの新作が任天堂ハード向けにリリースされるのは実に「アルマゲドン」以来となる。(HD作品では初)

MK 登場人物


一部物語に関してのネタバレ要素を含んでおります。


リュウ・カン

シリーズ通しての主人公。中国拳法の最高秘密結社である「白蓮(→White Lotus Society)」のメンバー。ライデンに導かれて魔界の侵攻から地球を守るためにモータルコンバットに参戦する。

頻繁に発する怪鳥音や、武器としてヌンチャクを使用する事など、ブルース・リーからの影響がうかがえる。


ライデン

シリーズを通して第二の主人公。地球を守護する雷の神であり、リュウ・カンらを導き魔界の侵略者と戦う。

シリーズの幾つかで度々闇堕ちしており、どうあがいてもダークサイドである。


ソニア・ブレイド

(もしくは「ソーニャ・ブレイド」)

米軍特殊部隊(Special Forces)中尉。犯罪組織「黒龍会」の首領であるカノウを追いモータルコンバットに参加する。発音は「ソニア」よりも綴りどおり「ソーニャ」に近い。Xモバイルでは「ソーニャ・ブレイド」となっている。2ではカノウと共にシャオ・カーンに捕らわれの身となるが、ジャックスによって救出された。アニメ版ではトラブルメイカーでかなりお転婆な女性であったが、4では比較的落ち着いた女性になっている。

粉をキスポーズで吹きかけることによって相手をひるませたり、燃やしたり吐血させるフェイタリティーが特徴。

Xでジョニーと結婚、後記のキャシーを産むが仕事を優先したのとジョニーとの波長が合わなかったためか後に離婚。親権はジョニーに渡ったようだがジョニーとは何度か撚りを戻したりしている。キャシーは直属の部下になっていて時々辛辣な言葉を投げるものの、母としての気持ちは忘れていない。

海外のウェブドラマ『モータルコンバット レガシィ』では最初のエピソードにジャックス、カノウと共に登場し、モータルコンバット参戦の経緯が詳しく描かれている。黒龍会が関与する謎の計画「サイバー・イニシアティブ」を調査するためにアジトに潜入するものの、カノウに捕らえられる。その後、自身を救出しにやってきたジャックスと合流し脱出するというカノウとの因縁が語られている。


カノウ

犯罪組織「黒龍会(Black Dragon)」の最高幹部。米軍からの追跡を逃れるうちにシャン・ツンの元に辿り着き、魔界側に身を寄せる事となる。設定上の名前は加納だが、発音は完全に「ケイノー」である。国を追放された日本人という設定であったが、後に東洋人である事自体が無かったことになっている。顔の右半分はサイボーグであり、メカ化した右目からレーザーを放つことができる。またバタフライナイフの使い手である。

『モータルコンバット レガシィ』にも登場。人体をサイボーグへと改造し兵器化する計画であるサイバー・イニシアティブを調査するために黒龍会へ潜入したソニアを捕らえ、助けに来るであろうジャックス達を待ち伏せして一網打尽にしようとする。その際ジャックスと一騎打ちになり、右目を潰されてサイボーグ化に至る。後のエピソードでは燐塊によるサイバー化計画を総帥と共に監督する立場を見せている。

ディズニーアニメ映画「シュガー・ラッシュ」では悪役グループの一員として出演している。

場所は物語の主人公の二つとなりで間にゾンビが座っていて、ついうっかりゾンビの心臓をもぎ取りフェイタリティしてしまう。何故出れた。


サブゼロ

中国の忍者組織「燐塊(Lin Kuei)」に所属する、凍気を操る忍者。組織からシャン・ツン暗殺の命を受けモータルコンバットに参加する。その際、トーナメントで対戦したスコーピオンにより殺害されるが、2以降は弟がサブ・ゼロの名前を受け継いで参戦している。兄弟ともに同じ能力を持ち、兄の本名はビ・ハン(Bi-han)で、弟の本名はカイ・リャン(Kuai Liang)とされる。

初代MKと2では単なるスコーピオンの色違いであり兄と弟で全く外見に変化がなかったが、3以降差別化されるようになった。

彼の初代Fatalityは脊髄ごと首を引っこ抜くという凄まじいもので、人権保護団体から攻撃の対象となり、北米のレーティング審査機関であるESRBの設立のきっかけにもなったいわくつきの技である。


スコーピオン

過去にサブ・ゼロ(兄)に一族もろとも殺害された忍者。生前は日本の白井流という組織に属していた。マスクの下には燃えさかる髑髏そのものの顔が隠れており、炎とハープーンを駆使して闘う。

技にクセが少ないためシリーズを通して扱いやすく、初心者向けのキャラクターである。ちなみに、ハープーン使用時の声は製作スタッフのエド・ブーンによるもの。海外ではサブ・ゼロとスコーピオンのライバル関係に人気が高く、セットで扱われることが多い。


ジョニー・ケイジ

ハリウッドの映画俳優だが、類稀なる格闘センスの持ち主。ジョニー・ケイジは芸名であり、本名はジョン・カールトン(John Carlton)。出演作のアクションはCGやスタントを使用せず、全て自らが演じており、その証明のためモータルコンバットに参加した。彼の代表作は「ドラゴンフィスト」「バイオレンスヒーロー」「モータルコンバット」「タイムスマッシャーズ」「ニンジャ・マイン」(もちろん、全て架空の作品である)。サングラスがトレードマークであり、2までは勝利時にのみサングラスをかけていたが、後のシリーズではサングラスをしたまま戦うようになっている。何かとゴローとは因縁関係にある。

映画版やストーリーモードなどでは、典型的なコミックリリーフキャラクターとして登場しており、モータルコンバット参戦当初は魔界の戦士達の異形の姿は全て特殊メイクであると考えていた。リュウ・カンらとともに地球を守るために戦うが、3でのシャオ・カーンの地球侵攻により殺害されている(そのため3では登場しない)。その後トリロジーで復活するが、9においてその歴史は変わることになる。

Xではストーリーモードにてスペシャルフォースに所属したことが明らかになり、地球側の戦士たちのリーダー的存在として登場。ソニアと結婚し娘キャシーを授かったものの、後に離婚。それ以降ソニアとはかなり微妙な関係となっている。また、愛されるものが危機に陥った時、不思議な緑のオーラに包まれパワーアップすることが判明。その力は今まで一度しか発動しなかったが、後に娘のキャシーも同じ力を持つことが明らかになる。娘たちの活躍を見守る立場であるため、重要人物に近くなった。敵側からは危険視されており、シノック復活時にさらわれてしまうもののソニアとキャシーに無事救出された。

2では必殺技を使った際、本来は緑色で表示される残像が赤色になるバグがあったが、後に赤い残像で攻撃する技として公式に採用された。また金的攻撃を持っており、相手をひるませることができる。女性キャラには効かないので注意が必要である。9でも金的攻撃が復活している。以降の作品では女性キャラにも金的が効くようになっている。

レガシィでは彼のモータルコンバットに参加するまでのストーリーが描かれている。有名なハリウッド俳優として名を馳せ、様々な映画に出演していたジョニーだったが、ある日、自ら企画し自身が出演するテレビドラマの宣伝用DVDを各テレビ局のプロデューサーに見せるものの、あっさりと却下される。彼らの目的は世間的に名の知れたジョニーを業界から降板させることであり、なおかつ「彼の企画した案」をそのまま他の有名女優に主演させるのだった。これを知ったジョニーは激怒し、プロデューサーを殴り飛ばしてしまう。これにより彼の俳優生命は絶たれると思われたが、直後シャン・ツンが現れ、彼はモータルコンバットの世界に誘われた。

2でも登場する。あくまでも人間であるので、人並外れた能力を持つキタナとミレーナに翻弄されてしまう。


レプタイル

(もしくはリープテイルかラプタイル)

爬虫類から進化した種族の最後の生き残り。1では非常に条件の厳しい隠しキャラとして登場する。グラフィックはスコーピオンやサブゼロの色違いでしかなく、必殺技やフェイタリティもサブ・ゼロ、スコーピオンと共有していたが、2以降は独自の技を備え、爬虫類人間らしいムーブを用いるようになった。環境に擬態することで姿を消して戦う事が出来る(デッドリーアライアンス以降は装備している武器は消せないので、他の格闘スタイルで戦わないと相手に位置がばれてしまう)。ちなみに彼のエンディングは悲劇的な結末になる事が多い。口から吐く酸で相手を溶かしたり、長い舌を使い、相手の頭や身体を喰らうフェイタリティを持つ。外見もシリーズを重ねるにつれスコーピオン、サブ・ゼロの色違いキャラから徐々に設定に合ったものとなっていき、3D化して容姿が激変、4以降は完全に亜人の姿となった。デッドリーアライアンスでは尻尾が生え、顔も獰猛なトカゲそのものになり、リザードマンを思わせる凶暴な姿に変貌を遂げたが、アルマゲドン以降は再び4のようなディノサウロイドに近いデザインになっている。

Xではついに言葉を話すようになった。シャオ・カーンが死んで以降はコータル・カーンの部下に所属している。

また、血の色がよく変更されるキャラクターで『1』~『2』(日本のスーパーファミコン版を除く)及び『4』では赤色、日本のスーパーファミコン版『2』(リープテイルに限らず全キャラ)『アルティメット モータル・コンバット』~『トリロジー』及び『ディセプション』以降では緑色である。

レガシィの番外編とも言える"Mortal Kombat: Rebirth"では非常に稀な魚鱗癖に罹った奇形児として生まれた人間という設定になっている。後に成長した彼は人の頭部を引きちぎっては喰らう異常殺人者となり、つけられたあだ名が「レプタイル」であった。


ゴロー

中ボス。魔界(Outworld)からやってきた、ショカン族(キンタロー、シーヴァも同族)と呼ばれる四本の腕を持つ半龍人の王子でシャン・ツンの家来。年は2000歳。500年前に開催されたモータルコンバットでクン・ラオ(Great Kung Lao)を倒した実力者。実写取り込みのキャラクターが登場する初代1では、ゴローのみ(俳優ではない)クレイモデルによるストップモーションによる実写が採用されている。人気があるためか、4やディセプション(GC版のみ)、Unchainedにも登場。4やXではキンタローの技も使用する。

9ではキンタロと共に中ボスとして登場し、基本的にCPU専用ではあるが特定のモードで限定的にプレイヤーキャラとして使用ができる。

Xでは初回予約特典キャラとして登場。性能はボスキャラ時代よりはだいぶ抑えられている。予約特典以外ではDLCとしても購入できる。


シャン・ツン

初代MKの最終ボスであり、格闘家を集めてモータルコンバットを開催した張本人。デッドリーアライアンスでも、ボスキャラクターの一人として登場している。正体は少林寺の破戒僧であり、妖術師としてシャオ・カーンに仕えている。モータルコンバットで魔界側が勝利し続ければ、エルダー神との契約により地球はシャオ・カーンの手に落ちることになっていた。初代においては老人の姿をしていたが、2でシャオ・カーンからより若い肉体を授けられる(しかし、アルマゲドンのOPムービーではゾンビ版リュウ・カンによって再び老人の姿に戻される描写があるがゲーム中では若い姿のままである)。

後のシリーズではシャオ・カーンを裏切り、クァン・チーと手を組むなど作品の重要人物である。他のキャラクターに変身出来る能力(『デッドリーアライアンス』以降『9』で復活するまで封印していたがデッドリーアライアンスではオープニングデモでクン・ラオに変身していた)があり、トリロジーでは約35キャラに変身可能だった(それぞれ個別にコマンドが割り当てられている。因みにレインに変身するとバグる)。しかし、CD-ROMメディアの場合、変身するたびに(CPU側の変身であっても)長いロードが発生し、ゲームが一時中断されてしまうというシステム上の問題があった(PS版3およびトリロジーでは、オプションでシャン・ツンの変身を制限することができる)。

9ではストーリーモードの中盤でシンデルに吸収されてしまい、Xにはプレイヤーキャラとしては登場しないが、アーマックの個別エンディングで彼から大量の魂を吸い取り復活する描写がある。

9ではコスチュームチェンジにより若年期と老年期の姿をそれぞれ使うことができ、若干掛け声も異なる。(声優は同じ)

MK2 登場人物


クン・ラオ

少林寺の武闘家であり、500年前にゴローによって殺されたグレート・クン・ラオの末裔である。先祖の汚名をすすぐためにクン・ラオの名を継承している。大きな刃が付いた山高帽を武器にする。リュウ・カンの親友であり、良きライバル関係でもある。


ジャックス

フルネームはジャクソン・ブリッグス(Jackson Briggs)。米軍特殊部隊少佐で、ソニアの上司に当たる。

2でのフェイタリティは両腕を力任せに引っこ抜くという荒業で、1のサブゼロの脊髄抜きと同様、人権保護団体の間で問題になった技であり、3Dポリゴンになる4までは登場しなくなった技。

3では魔界の戦士に対抗するため、腕をサイボーグ化している。Mortal Kombat: Special Forcesでは主役を務めた。デッドリーアライアンスからはサブマシンガンを装備している。

9のストーリーモードでは、アーマックに両腕を粉々(もしくは引っこ抜かれた)にされたためサイボーグ化するという事にされている。後にシンデルにより殺害される。

Xでクァン・チーの手によりレヴナント化したものの、後にライデンらにより生き返る。やがて黒人の女性と結婚し、娘のジャッキーを授かる。辛い経緯からかスペシャルフォースから離れて農村暮らししていたところ、ソニアとジョニーに説得されてクァン・チー討伐の参謀として再びスペシャルフォースに戻る。

『レガシィ』にも登場。そこではカノウによって捕らえられたソニアを救出するために部隊と共に黒龍会に乗り込み、カノウを倒しソニアと合流。だがカノウの部下が投げた手榴弾の爆発によって両腕を大きく損傷し、腕をサイボーグ化するという経緯になっている。


バラカ

魔界の遊牧民族である飢刃一族の戦士。大きく裂けた口と鋭く並んだ牙が特徴。脅威的な戦闘能力を持ち、両腕に鋭利な刃を備えている。ミレーナとは友人関係にあるが、ディセプションで決別する。クン・ラオとは因縁関係がある。

Xのストーリーモードでは「9」の五年後時点でデ・ボラとの闘いで敗れてストーリー中にFATALITYを受けてしまう。

ディセプションのコンクエストやShaolin Monksでは「Tarkatan」と呼ばれる同族が多く登場している。


キタナ

シャオ・カーンの娘であり、魔界のプリンセス。カーン直属の側近暗殺者として活動している。実質的なヒロインであり、リュウ・カンとは恋人同士である。

鉄扇を武器にする。相手にキスして破裂させるフェイタリティを持つ。技の範囲が広く、使い勝手の良いキャラである。


ミリーナ

(もしくはミレーナ)

キタナの双子の妹とされていたが、実態はシャン・ツンが作り出したキタナのクローン人間。飢刃一族の遺伝子が組み込まれている為、口がバラカのように裂けており(普段はマスクで隠している。しかしXでは口の形が変わり中央に人間の唇があり、そこから両端に裂ける形になった)、相手を丸ごと飲み込み骨にして吐き出す、釘を口に含みマシンガンのように吐き出すなど口を生かしたフェイタリティを持つ。武器は釵。

登場当初はキタナの色違いだったが、4以降衣装の違いが顕著になり、ディセプションではかなりギリギリの服装で登場している。

9のチャレンジタワー(300階)をクリアすると9のストーリで初登場した時の包帯コスチューム(ほぼ全裸)が手に入る。

Xのストーリーではシャオカーンの後を継ごうとするものの、コータルカーンが徐々に勢力を拡大したためお尋ね者になる。コータルカーンを殺害するためバラカとアーマックを引き連れるのだが、アーマックが裏切ったため失敗。後にレイン、ターニャ、カノウを引き連れ再び戦いを挑んでいる。

その後コータルの命でデ・ボラに処刑されるのだが、その際の処刑方法がモーコンとして見てもかなりエグいものになっている。


スモーク

常に周囲に煙を発する「燐塊」の忍者。3以降は肉体がサイボーグ化され、地球一つを破壊するほどの爆弾を搭載するロボット忍者となった。サイボーグ時のコードネームは"LK-7T2"。2で隠しキャラとして初登場。特定の条件を満たすことで出現し、早歩きからの投げを繰り出すなど抜群の性能を誇っていた。元々はサブゼロ(弟)の親友であり、彼と共に燐塊のサイバー化計画から逃れようとするもののスモークは捕まってサイボーグ化され、サブ・ゼロを暗殺するようにプログラムされる。『アルティメット モータル・コンバット3』、及び『トリロジー』では人間版とサイボーグ版の両方が使える。なお人間版の必殺技はスコーピオンの物とほぼ同じであるが、チェインコンボがやや異なり、フェイタリティも別の技を使う。サイボーグ版はスコーピオンのハープーンとリープテイルの姿を消す必殺技を使用。

ディセプションではヌーブ・サイボットと共に「ヌーブ・スモーク(Noob-Smoke)」としてタッグで参戦する。同じサイバネティック忍者であるサイラックス、セクターよりもさらにメカを強調したデザインになっている。余談だが、本来はセクターとタッグを組んで登場する予定だったが、没案となった模様(ディセプションのKrypt(隠し要素)でそれらしきコンセプトアートが収録されている)。アルマゲドンではマスクを着けた煙そのものの肉体を持つ忍者の姿(正確にはディセプションの別コスチューム姿)になっている。

9においては人間の姿で登場。頭巾を脱いだ美男子ぶりも披露している。前作より煙を強調した技やフェイタリティが追加された。ストーリーモードでは、サブ・ゼロ(弟)とともにサブ・ゼロ(兄)の死を突き止めるため魔界に潜入している。燐塊のサイバー忍者化計画に反対していたためセクター率いる燐塊のサイバネティック忍者達に捕えられるが、未来を予知したライデンに救われ、以後は地球側の戦士として魔界と戦う事になる。しかし未来が変わったため彼の代わりにサブ・ゼロ(弟)がサイバー化の犠牲となってしまう。

9の固有エンディング等で語られるところによると、スモークは元々トーマス・ブラバダというチェコ出身の地球人であったが、幼少時にカルト宗教の集団によって生贄として理不尽に焼き殺されてしまう。その後、煙の悪魔に転生した彼は自分を焼き殺した集団を皆殺しにする。数多の人間を殺したことによって人の姿に戻ることが出来たものの、彼の生前の記憶は失われていた。そして自身の力を自覚した彼は暗殺者としての道を歩み始めるという事になっている。


ジェイド

キタナの友人。キタナと同じくシャオ・カーンの側近暗殺者であったが、親友であるキタナのためにシャオ・カーンを裏切る。棒術を使う。2では、スモークと同様隠しキャラクターとして登場している(SMのお姉さん)。グラフィックはキタナ・ミレーナの色違いであり、キタナと同じく武器として鉄扇を使用し、飛び道具が全く通用しなかった。以降の作品はこの飛び道具が通用しない状態を再現した技がある。


ヌーブ・サイボット

全身漆黒の謎の人物。

その正体は1でスコーピオンに殺害されたサブ・ゼロの兄が悪霊となって蘇った姿。

UMK3 で初めて使用キャラとなり、ワープ投げを初めとした数多くの凶悪な必殺技が与え、かなりの強キャラとなっている。

彼の名前の由来は記事内項目、または下の『小ネタ・豆知識』を詳細。


キンタロー

鉞(まさかり)は担いでない

2の中ボス。ゴローと同じく、魔界のショカン族の戦士。虎の様な姿を持つ獣人で、リュウ・カン等に倒されたゴローの復讐に燃える。名前の元は金太郎。2のみ彼の攻撃を喰らうと背景の観客席から歓声が起こる(シャオ・カーンも同様)。登場作品によっては弁髪になっている。

Xのコミックでシーヴァと共に敵と戦っていたが三人がかりで襲われ首を捥がれて死亡した。


シャオ・カーン

2、3、DCユニバース、ショウリンモンクス、9のボスキャラクター。髑髏のマスクが付いた兜を被り、身体の各所にはプロテクターを付けた筋骨隆々の巨漢で、魔界の支配者。キタナの故郷であるエデニアを力ずくで支配しており、シャン・ツンを利用してモータルコンバットを開催させた黒幕である。ディセプションで元から魔王であったわけではなく、かつてはオナガの側近であった事が判明する。3以降は巨大なスレッジハンマーを武器としている。

アルマゲドンでは激戦に生き残り、最終的にライデンをも打ちのめす。そのことが9のストーリーへと繋がっていく。

非常に高い攻撃力と防御力に加えてガード破りや投げ封じなどラスボスにふさわしい凶悪な強さを誇っている。

また戦闘中よく「You are Nothing!(貴様は無力だ!)」、「It's OFFICIAL! you suck!(これが現実だ!愚か者め!)」、「Bow to me!(ひれ伏すがよい!)」と挑発してくるため、上記の強さと相まって非常にインパクトの残るキャラクターになっている。

MK2~MKT及びショウリンモンクスではナレーションも兼任していた。

モータル・コンバット3(アルティメット モータルコンバット3含む)登場人物


シンデル

シャオ・カーンの妻であり、キタナの実母。かつてはエデニアという魔界と同じ領域に存在する世界の女王であったが、エデニアがシャオ・カーンによる侵略を受け、夫であるジェロッドは殺害されて自身はシャオ・カーンの妻にさせられた。その後死亡したとされていたが、カーンの地球侵攻のためにクァン・チーにより復活させられ、さらにカーンの忠実な妻として洗脳されてしまう。

本作でシンデルはキタナとの邂逅により正気を取り戻し、以降はシャオ・カーンと対立する事になる。だが9での歴史の再構築により正気を取り戻す経緯が無くなり、復活させられて以降は終始シャオ・カーン側の戦士として活動。娘であるキタナが人間界に味方していたため彼女と決別し、シャン・ツンを吸収して強大な力を手に入れ、人間界側で奮闘する戦士を瞬く間に蹂躙している。

Xでは、クン・ラオやリュウ・カンと同じくレヴナントになってクァンチーの配下として暗躍。プレイアブルから外されているものの、ストーリーモードなどで戦闘できる。

宙に浮いたり、叫び声で発する音波で相手の肉体を破壊する事ができる。


シーヴァ

ゴロー、キンタローと同じショカン族の女戦士。かつてはシャオ・カーンの配下にいたが、後にシャオ・カーンに反旗を翻し地球の戦士たちに味方した。3のエンディングでシャオ・カーンとモタローを暗殺している。女性キャラの中では1番声が低い。アルティメット モータル・コンバット3ではアーケード版、SS版、DS版で使用可能。かなりギリギリの服装である。

9ではシャオ・カーンへ反抗することはなく、終始忠実な魔界の戦士として活動している。

9のエンカウントボイスで「ショカン族のために!」と言っているのだが、シーヴァがシャオ・カーンの手下であるため「シャオ・カーンのために!」とも聞こえてしまう。

(もしかしたら本当にそう言っているのかもしれない。)

ちなみに彼女はボスキャラではなく普通のプレイアブキャラクターとして使うことができるのだが、

あまり使い慣れてない人はジャンプ技でごり押す人がいるのではないだろうか。


ストライカー

シャオ・カーンの地球侵攻により混乱した市街地の治安を守るために出動した暴徒鎮圧部隊の生き残り。フルネームはカーティス・ストライカー(Kurtis Stryker)。人外な外見・能力を持つキャラクターが多いこのゲームにおいて、特殊警棒やスタンガン、サブマシンガンやグレネード(9ではマグライトも使用)といった近代武器を使用し、超能力的な技を持たない稀有な存在。

アルマゲドンでは、容姿が大幅に変わっており近未来の警官のような姿で登場していたが、9においては現実的なデザインに戻っている。

Xでもレヴナントとして復活したものの、ストーリーモード後半では見られなくなる。

レガシィにも登場しているが、ほとんど活躍していないため彼の存在に気づく人はおそらく2話のラストがほとんどだと思われる。後にレガシィ2にて活躍するものの、人外的な能力を持ったキタナなどに翻弄されてしまう。


サイラックス

「燐塊」によって肉体を改造されて作られたサイバネティック忍者第二号。サイボーグ時のコードネームは"LK-4D4"。プレデターの如く左腕の自爆装置を使い、相手もろとも自爆するフェイタリティがある。後に「燐塊」から抜け米軍特殊部隊に参加、ソニア・ジャックスとともに魔界と戦う。ちなみに改造前は黒人の男性(アニメ版では東洋人)であり、GOLDのエンディング、およびデッドリーアライアンス、アルマゲドン、9の別コスチューム、レガシィでこの姿を見る事が出来る。体内に爆弾、ネット状の拘束型エネルギー弾、回転鋸等多彩な武器を内蔵しており、デッドリーアライアンス以降のシリーズではパルス・ブレードというライトセーバー風の武器を装備している。

彼自身は当初燐塊のサイバー化計画に反対しており、セクターとも対立していた場面が9で確認できる。ライデンの助言を聞き入れ、燐塊と決別する意思を見せたものの、後にサイバー化して燐塊の忠実な戦士として登場することから結局は捕らえられ無理矢理改造させられたようだ。

Xのコミックでサブゼロとサイラックスが手を組みセクターを倒しているが後に自爆。

『レガシィ』でセクターと共にサイボーグ化の経緯が明らかになった。更なる優秀な戦士を求める燐塊の統帥によって彼らは「サイバー・イニシアティブ」を受け入れなくてはならなかった。その目的は戦士の自動化を実現することであり、彼らをサイボーグに改造するのである。身体の機械化、感情を抑制するためのプログラムにサイラックスは苦悩するも、機械としての人工知能は強化されていく一方だった。やがてサイバー化は実現し、実技テストにおいても優秀な兵器としての機能を見せ付けたサイラックスとセクターに燐塊の統帥は満足し、この計画を他の燐塊の一族にも実行しようとするのであった。エピソード序盤で彼の顔に傷があり、手錠をかけられているのは、計画に反対した上で無理矢理捕らえられたためであると考えられる。なお、デザインはセクターも含め"9"を元にしている。

小ネタとして、9の砂漠のステージの端っこあたりに埋まった状態の彼が低確率で出現する。

(3の砂漠ステージの背景ネタを元にしている)


セクター

サイラックス同様、「燐塊」によって作られたサイバネティック忍者第一号。サイボーグ時のコードネームは"LK-9T9"。サイラックスやスモークとは違い自ら進んで燐塊のサイバー化を志願した。それゆえか、三体の中で最も冷酷な性格といえる(GOLDのエンディングで、ソニア、ジャックス、サイラックスの三人をミサイルで虐殺している)。作中では燐塊に最も忠誠を誓っている人物である。サブ・ゼロが「燐塊」に戻り、総帥になって以降は組織を追われ、日本へ渡り、「Tekunin」なるサイバネティック忍者集団を結成する(アルマゲドンのコンクエストでは空中戦艦をも所持している)。サイラックス同様、体内に武器(主にミサイル)を内蔵しており、アルマゲドンでは二刀流でパルス・ブレードを操る。彼の素顔は9で確認出来、東洋人であることが明かされた(アニメ版では黒人)。

Xではストーリーモードに彼の残骸が登場し、その残されたデータがスコーピオンとサブゼロの和解につながる事になる。Xのコミックでサブゼロとサイラックスと戦い両腕を切り落とされ頭を捥がれている。

ちなみに隠しキャラとして登場したGoldではホーミングミサイルやミサイルの性能が高く、連発するだけで相手は全く行動できなくなり、初期版(イエローディスク)では一定ダメージに達するまで延々とテレポートアッパーで浮かせ続けることができる(レッドディスクでは修正されており4HIT以降は技がでなくなる)など、非常に強力なキャラとなっている。

『レガシィ』でも登場。燐塊の忠実な忍者としてサイボーグ化を受け入れる。彼のデザインは"9"におけるサイラックスの色違いである。


ナイトウルフ

精霊の力で戦う、ネイティブアメリカンの戦士。自身の聖地を守るために戦う。普段は歴史学者として働いている。トマホークや、光の弓を武器とする。モータル・コンバット アドバンスでは垂直ジャンプ攻撃の当たり判定がおかしく、数回ヒットになる。彼もジョニー・ケージと同じくトマホークを振り上げる必殺技を使ったとき、本来は緑だが赤くなるバグがある。

職業は大学教授らしい。アニメ版ではキバというオオカミのペットを飼っているエンジニアになっている。他の作中とは違い、大学教授らしい頭脳派で常識人。

また、9で復讐に燃えるスコーピオンに「復讐心を捨てた」と言っており、彼が復讐をしようしていたのは『アメリカ』で、彼はインディアンの末裔である。後に悲しい結末を迎える。

Xでは序盤でクァンチーにレヴナントとして復活されている。


カバル

フック・ソードと呼ばれる変わった形状の双剣(日本では双鈎と呼ばれる)を武器にする地球人。元「黒龍会」の幹部であり、カノウとは旧知の仲。シャオ・カーンの地球侵攻で魔界の軍勢に炎で焼かれたため、素顔は爛れ呼吸器官に障害を負い、常にマスクと生命維持装置を着用している。その素顔を見せて相手をショック死させる、呼吸器で相手の顔に酸素を送り込み風船のように浮かせて破裂させるなどフェイタリティが個性的である。必殺技の使い勝手が良く、コンボを繋げやすい。Shaolin Monksでもゲストキャラとして登場しており、顔に傷を負う前の渋めの素顔を見ることができる。

登場作品によって設定が微妙に変わってきていたが、9のストーリーモードではストライカーと同じく暴徒鎮圧部隊の一員として登場。元は黒龍会の一員だったものの、犯罪家業に疑問を抱くようになり、自らの能力を前向きに使うため警察に入隊したという経緯が語られている。ストライカーと共に魔界からの軍勢と戦っていたが、キンタローの火炎攻撃によって重度の火傷を負い、カノウによって魔界に回収され改造手術を施される。その後、魔界から脱出した彼は地球側の戦士としてライデン達に協力することになる。高速で移動する能力は魔界での改造手術の際に身につけた事になっている。

ツインテール好きは必見のキャラである


アーマック

(もしくはエルマック)

戦いで死んだ戦士の魂の集合体と言われる、サイコキネシスを操る戦士。元はバグから登場したキャラクター(詳しくは下の小ネタ・豆知識から)。3~トリロジーまではカーン側の戦士であったが(Shaolin Monksでもカーン側についている)、ディセプションでは魂の呪縛が解け、ケンシと共に地球の戦士達に協力するも9以降はその描写も無くなり、終始シャオ・カーンやコータル・カーン配下として戦う。


レイン

エデニア界出身でハーフゴッド、ハーフエデニアンの忍者。Xのアイコンなどでレインの通称としてハーフゴッドが使用されている。

水や雷を操る力を持つ。プレイヤーキャラクターとして使用できるのはSFC版アルティメット モータル・コンバット3、トリロジーからであるが、その以前にアーケード版のアルティメット モータル・コンバット3のデモ画面のみに登場していた。ヒットすると一定時間相手を十字キーでコントロールできる技や、蹴り飛ばした相手が逆の画面端から飛んで戻ってくる技など、個性的な技が多い。また、無限コンボを成立させやすいため、かなりの強キャラである。

9では、DLC限定キャラクターの一人として登場。やはり水と雷を操る他、一時的にガード不能になり攻撃力をアップさせる技を持つ。

勝利ポーズが実写投影時のレプタイルだったりする。

XではストーリーモードにCPU専用キャラとして登場。技自体は9がベースとなっており、ストーリーモードなどで戦闘相手となる。ターニャのエンディングでは散々な扱いをされている。


モタロー

間違ってもきび団子はくれない

3の中ボス。ケンタウリアン族と呼ばれる半人半馬の魔人。ゴロー等、ショカン族とは対立している。3〜トリロジーは地上でアッパーを喰らってもダウンしないうえに飛び道具系の攻撃をはね返す特性を持つ(トリロジーでは近距離で飛び道具を打たれると跳ね返せない)のでゴロー、キンタローよりも強い。3では山羊のような二本角を持つケンタウロスに近い姿だったが、アルマゲドンではサテュロスのような半獣人の姿になった。これは、ショカン族によって呪いにかけられたためである(実際には、モデリングの問題で四本足を表現することが難しく、開発者が「登場させない」か「形を変えて登場させる」かを議論し、最終的に登場させることに決めたことが理由である)。またゴロー、キンタローなどの中ボス格キャラクターの中では唯一クリエイトフェイタリティーが通常キャラクターの順序であり、また格闘スタイルも一つのみで武器持ちのスタイルが無いなど、他の中ボスキャラクターと比べるとかなり冷遇されている。名前の元は桃太郎。

9にもストーリーモードに登場するも、ライデンによってあっさり倒されている。


MKトリロジー 登場人物


カメレオン(雄)

リープテイルとは異なる爬虫類の種族。各ラウンド毎にランダムでサブ・ゼロ、スコーピオン、レプタイル、スモーク(人間)、ヌーブ・サイボット、アーマック、レインの男忍者シリーズいずれかのキャラクターの必殺技等の性能がセットされる(どのキャラクターがセットされたかは服の色でわかる。)。尚、PS版には登場するもののN64版には登場しない。

アルマゲドンでは上記のような仕様は無くなり、独立したキャラクターとなっているが、従来通り男忍者シリーズの技を使うことが可能。忍刀を装備しており、半透明の肉体を持つ。常に装束のカラーが変化しているのが特徴。


カメレオン(雌)

上記のカメレオンとは異なり、こちらは雌(女性)。各ラウンド毎にランダムでキタナ、ミレーナ、ジェイドの女忍者シリーズいずれかのキャラクターの必殺技等の性能がセットされる(どのキャラクターがセットされたかは名前の色でわかる)。

唯一、シリーズ集大成作品であるアルマゲドンに全機種登場しないキャラクターで、Wii版にのみ登場。これは彼女が「トリロジー」にて任天堂ハードのN64版のみに登場し、PS版には登場しなかったため。雄と同じく、アルマゲドンでは独立したキャラクターとなっているが、女忍者シリーズの技を使うことが出来る。

レプタイルと利害が一致し、共闘する。


MK4 登場人物


ターニャ

国を裏切りシャオ・カーンによる侵攻に手を貸した、エデニアの女戦士。エンディングではリュウ・カンを罠にはめるなど、当初から悪女のイメージが前面に押し出されていた。ディセプションでは瞳が無く、顔が凶悪化している。

Xではストーリーモードにて登場し、ミレーナやレインと協力関係にある。

また、DLCキャラとしても登場しプレイヤーキャラとして使うことができる。その際には個別エンディングで協力関係にあったレインを裏切っており、その悪女ぶりは健在。


カイ

リュウ・カンと同じく「白蓮」のメンバーで、腕に白いタトゥーを施している。逆立ちしながら攻撃する技を持っている。


クァン・チー

妖術師。堕落の神を崇拝する「The Brotherhood of the Shadow」のリーダー。シノックに協力するふりをして彼が作り出したアミュレットを奪う。その後、シャン・ツンと「死の同盟(デッドリーアライアンス)」を組み、リュウ・カンとシャオ・カーン(偽物)を殺害する。また、スコーピオンの家族や一族を滅ぼした張本人でもある(そのためかスコーピオンが絡むエンディングでは地獄に落とされたりと悲惨な目にあう)。4では相手のフェイタリティをそのまま真似るフェイタリティを使う。デッドリーアライアンスではボスキャラクターの一人として登場する。

Xのストーリーモードではシノックを裏切ることなく、忠実なしもべとして登場する。

ファンからは「9」にゲストとして登場しているクレイトスに似ているとよく言われている。(主に真っ白の肌、半裸、タトゥー、禿げ頭の部分が。)


ジャレック

黒龍会のメンバーの一人。加納の右腕的存在で、彼と似た技を使用する。シノックを倒す為、一時的にソニアと共闘する。


フウジン

ライデンの弟で風の力を操る神。ライデンを尊敬している。スポンジケーキが好き。

Xでも漫画版やストーリーモード序盤で登場する。操作キャラとしては扱えない。相変わらずライデンの二番手であり、度々ライデンに振り回されている。後にどうなったかは不明。

明確には『Mortal Kombat Mythologies: Sub-Zero』においてボスキャラとして出現していたが、当時名前が存在していなかった。ライデンに似た意味不明の叫び声が特徴。


レイコ

シャオ・カーンの部下。「The Brotherhood of the Shadow」の一員でもある。魔界の支配者になる計画を立てる。ワープしながら攻撃する必殺技が強力である。「レイコ」は日本では女性の名前だが、このレイコは男性である。服装がスコーピオンなどの忍者集団に似ている。ちなみに4のエンディングでは彼のみ一言も喋っていない。

Xのコミックでは、ハヴィックに襲い掛かるが油断したところを彼の体が腐敗(?)する攻撃を受たあげく両眼を潰され首を捥がれて死亡した。


シノック

4の最終ボス。元はライデンと同じ古代神。強力な力を持ったアミュレットを作りだし、地球を支配しようとするがライデンに阻止され地獄へ堕ちる。その後、クァン・チーの協力を得て地獄界を手中に収める。4ではシャン・ツンと同じく他キャラの必殺技をコピー(姿は変わらないが、声はそのキャラと同じになる。無論女声も)するが、シャン・ツンと違い独自の必殺技は持っていない。ちなみにシャン・ツンやシャオ・カーンと違い最初からプレイヤーキャラとして使えるボスキャラクターである。また4以前にミレーナのエンディングで名前のみで登場している。

アルマゲドンではプレイヤーキャラとして登場し、技も他キャラのコピーではなくなっている。

Xでもプレイヤーキャラクターとして復活。ストーリーモードではシャオ・カーンの地球界侵略も彼の影響を受けての行動であった事が判明し、悪の元凶としての存在が強調されている。戦闘スタイルの一つで相手キャラの技一つを盗む技もあり、相手がどんな種族でも技をまねることは健在。決してボー・ライ・チョーの技を盗んではいけない


MKデッドリーアライアンス 登場人物


ケンシ

盲目の戦士。アーマックの命を救い、洗脳を解いた礼としてサイコキネシスの極意を教わった。名前の元は剣士。主な攻撃方法は剣術による斬撃だがこれにテレキネシスを絡めることで遠距離の敵を斬ったり、自身の分身を作り出しての連撃も可能。

9では通常ストーリーには一切登場しなかったものの、DLCキャラとして復活。

Xでは通常キャラとしてカムバック。20年の歳月が経ちひげが生えている。ストーリーモードでは最初からスペシャルフォースに所属している。アーマックと協力関係ではなくなっており、超能力も遺伝であるという設定に変更された。タイ人の女性と結婚したが、自分の身分上黒龍会に追われて後に妻が死去。まだ幼い息子のタケダを生き返ったスコーピオンに預けるという事になっている。後にスコーピオンの仲介でタケダと再開。最初は拗れたものの、後に和解して今はタケダにとって良き父となっている。息子にも超能力が引き継いでおり、超能力で会話できるまでになっている。

ドラマのレガシィ2ではアーマックによって盲目にされた設定になっている。


フロスト

サブ・ゼロの愛弟子で、凍気を操る女忍者。凍気を放つつららの様なヘアスタイルと横乳が特徴。後に師匠であるサブ・ゼロを裏切ることになる。

Xではストーリーモードのイベントシーンにのみ登場。独断でサブ・ゼロと話し合っているスコーピオンに襲い掛かるが、サブ・ゼロに凍結させられる。その後のストーリーモードには登場しないが、生死は不明。


ボー・ライ・チョー

魔界の住人だが、死の同盟に立ち向かう地球側の戦士たちを指揮する。嘔吐や放屁といった下品な技を持っているが、憎めないキャラではある。酔拳を使う。

ディセプションのシュジンコウの師匠でもある。名前はスペイン語で酔っ払いを表すborrachoから。

9においてはライデンとリュウ・カンとの会話の中にのみ登場している。

Xでもストーリーの部分でのみ登場していたが、XLにてプレイアブルキャラに復活。相手を嘔吐させるフェイタリティやブルタリティなど、下品で強烈な技は健在。

人間時のスコーピオンにちょっと似ている


リ・メイ

ボー・ライ・チョーと同じく、魔界の出身。クァン・チーとシャン・ツンに部下を惨殺された過去を持つ。はじめボー・ライ・チョー等と共闘していた。ディセプションのエンディングで一度オナガに寝返ったが、その後アルマゲドンのエンディングでクァン・チーとシャン・ツンを撃破し、復讐を達成した。

ちなみにデッドリーアライアンスではかなりのオバさん顔だったが、ディセプションでは美人顔に変わっている。Xではストーリーモードにのみ登場している。


マバド

「黒龍会」の前身である「Red Dragon。(日本語名はおそらく「赤龍会」)」の一員。カバルの武器であるホーク・ソードと、フックのついたゴムのような武器を持つ。名前の由来はスペイン語で邪悪を意味するmalvadoから。

Xのコミックでは訓練中(?)のキャシーとジャッキーに襲い掛かるがジャッキーに捕まり、キャシーに自分の武器であるのホーク・ソードでとどめを刺された。


ニタラ

コウモリのような翼を持つセクシーな女吸血鬼。自分の住む世界と魔界を結びつけたクリスタルを探すため、サイラックス、レプタイルと共闘する。他のキャラと違いどの勢力にも属さない。


ス・ハオ

(もしくはハス・ハオ)

「Red Dragon」のメンバーの一員。人民帽を思わせる帽子を被った軍人風の大男で、マバドの部下。胸にレーザー光線を発射する装置のついたペースメーカーを装備している。

Xのコミックでは赤龍の仲間と共にケンシを追い詰めるが、スコーピオンによって胸の機械を潰された後パンチで頭をぶち抜かれ死亡した。


ドラミン

冥界(Netherrealm)に住む鬼。仮面を被り、周囲には飛び道具でもある無数の蝿が飛び回っている。右手に金棒を装備しており、攻撃スタイルによってはミイラの様な素顔を見せる(アルマゲドンではこの演出は無くなっている)。性格はお調子者である。

同作に登場しているモロクとは同業者、クァン・チーに騙されモロクと共に彼を追っているキャラクターである。

Xのコミックではクァン・チーに襲い掛かろうとするも、モロクがキタナに首を切り落とされたことに気付いたが直後にクァン・チーに吸収され死亡した。


ブレイズ

シークレットキャラクター。全身を炎に包んだ謎の人物。その正体は、テイヴンとディーゴン(後述)の母デリアによって生み出されたクリーチャー。武器は装備しておらず、フェイタリティも持っていない。その為三つの格闘スタイルを持つ。オナガの奴隷にされ、オナガの卵の守護をさせられていたらしい。アルマゲドンでは最終ボスとして登場し、外見が怪物のような姿になり、体格も大きくなった為技のリーチが大幅に伸び攻撃力も上昇したが、格闘スタイルが1つのみになりブレイズにフェイタリティを決めることは出来なくなった。ダメージを受けると血では無くマグマのようなものが飛び散る。強力すぎる力を持つモータル戦士達を止めるための存在らしい。アルマゲドンにおける各キャラクターのエンディングは、ブレイズを倒したことによって強大な力を得るというものが大半を占めている。

実はデッドリーアライアンス以前に2のPitステージの背景に登場している。


モカップ

シークレットキャラクター。モーションキャプチャを担当し、2までのライデンを演じた俳優でもあるスタッフをキャラクター化。全身に電球を装着している。ブレイズ同様、三つの格闘スタイルがあり、武器、フェイタリティは持っていない。


モロク

冥界の鬼。ドラミンとは違い、人型ではなく化物に近い姿をしている。ダウンさせる事はできない。CPU専用キャラクターで、中ボスとして登場。モロクに勝利すると専用の演出で倒れるため、フェイタリティを決めることは不可能(プレイヤーキャラとして登場しているアルマゲドンでは可能)。

Xではクァン・チーのエンカウントシーンで首を切り落とされた状態で登場しており、コミックでは地獄でハヴィックの頭を潰したクァン・チーと遭遇しドラミンと共に襲い掛かろうとするが、配下にいたキタナに首を切り落とされている事実が判明(エンカウントで自分がやったぞ感出してたクァン・チーは何だったのか


MKディセプション 登場人物


シュジンコウ

コンクエストモードの主人公。エルダー神を復活させるためと信じ、数十年にわたりさまざまな世界を旅し、「カミドウグ」を集める。しかし、神と信じていたものの正体が実はオナガであり、全て集まった「カミドウグ」を奪われてしまう。初めは必殺技とフェイタリティを持たないが、特典を開放していくにつれ、スコーピオンのハープーン、アーマックのサイコキネシス等、多種多様な技やフェイタリティを覚える(ハープーン使用時にはスコーピオンの決め台詞である「Get Over Here!」も口にする)。名前の由来は日本語の主人公


アシュラ

元「The Brotherhood of the Shadow」のメンバー。外見は白い笠を被った人間の女性に見えるが、地獄界出身の悪魔。藁人形を使ったフェイタリティを持つ。


ダイルウ

(もしくはダイロウ)

元Orderrealmの守護兵。弁髪の武道家といった風貌の男。濡れ衣の罪によって家族を失う。ダリウスのレジスタンスに合流し、ホタルの暗殺を狙う。余談だが、前作デッドリーアライアンスのKrypt(隠し要素)で見ることができるコンセプトアートでは、未使用キャラとして収録されている。


ダリアス

(もしくはダリウス)

スキンヘッドで黒人の男。Orderrealmで圧制に抵抗するレジスタンスのリーダー。相手の両腕と片足を頭部にくっつけるフェイタリティを持つ。


ハヴィック

魔界(Chaosrealm)出身の怪僧。首を180度に回したり、上半身のみ回転させて攻撃するなど奇妙な技が多い。鼻から口までの皮膚が存在せず、骨が露出している。モーニングスターを武器とする。初期設定では口だけではなく、腕などの皮膚も無い状態だった。

Xのコミックではかなり核心的な人物となっている。白井流を襲撃してきたところをスコーピオンによって首を捥がれるが上記の通りほぼ人間ではないため普通に生きていたが、スコーピオンに地獄に連れていかれクァン・チーに頭を潰された。


ホタル

Orderrealmの守護兵の隊長。Orderrealmの発展のため、オナガに手を貸す。レイコ同様、女性の名前の様だが男性である。緑色の派手な鎧を着ており、薙刀が武器。

名前の元は昆虫の蛍。


キラ

ツインテールの女戦士。テロリストに武器を売って暮らしていたが、女性であることがばれて組織から逃げ出す。その過程でカバルに出会い、「黒龍会」のメンバーとしてスカウトされた。ジャレックと同様に技がカノウに似ている他、ソニアの技も使用する。


コブラ

その名の通り背中にコブラが描かれた白い拳法着を着た金髪の青年。「黒龍会」のメンバーの一人で、かつては悪名高いストリートギャングだった。性格はかなり好戦的で惨忍であるが、エンディングでは間抜けな一面も。余談だがストリートファイターのケン・マスターズに酷似している。

Xではコミックにも居なかったがカノウとエロン・ブラックとのエンカウントボイスで名前が登場する。


オナガ

(またはオウナーガ)

ディセプションの最終ボス。長年の間、卵として眠っていたが、リープテイルの肉体を媒介にして復活したドラゴンの王。コンクエストモードではDamashiと名乗ってシュジンコウに近づき、「カミドゥグ」を集めさせる。かつては魔界の支配者であったが、当時側近だったシャオ・カーンに毒殺されている。そのためか、かなりカーンに怨みを持っており、アルマゲドンのエンディングではカーンに重傷を負わせた後止めを刺さずに、地下牢に幽閉し、シャン・ツンとクァン・チーに拷問を命じるほどである。名前の由来は王蛇(日本語の王と、サンスクリット語で蛇を意味するナーガ)。ラスボスだけあって強いが、ステージ内にある「カミドウグ」を取る(触れる)事によって、一時的に怯ませる事が出来る。前作デッドリーアライアンスの溶岩地帯のステージでは、卵にオナガの幼体らしきものが登場している。


MKアルマゲドン 登場人物


テイヴン

コンクエストモードの主人公。エデニアの守護者である神アルガスと、強力な妖術師である母デリアの間に生まれた半神。顔に龍の刺青を持つ。


ディーゴン

「Red Dragon」の創立者でテイヴンとは血を分けた実の兄弟。彼の弟にあたる。が、テイヴンよりもかなり早くに目覚めていたため、肉体的には兄より年上という状態になっている。両親を殺したため、テイヴンに追われる。


サリーナ

クァン・チーの部下で、彼女も地獄界(Netherrealm)出身の悪魔。Mortal Kombat Mythologiesとゲームボーイアドバンスで発売されたTournament Editionという作品に登場した。同僚であるJataaka、Kiaの二人と行動をしていたが、後にクァン・チーの元を離れ、サブ・ゼロと行動を共にする事になる。

ちなみに、Mortal Kombat Mythologiesでは敵キャラとして登場するが、彼女を倒した際にフェイタリティを使用するかしないかで途中のストーリーに若干の違いがある(フェイタリティを使用しないとクァン・チー戦の最中にサリーナがサブ・ゼロを助けに来た後、専用ムービーが流れる)。

Xではストーリーモードのイベントシーンにのみ登場。人間界側と協力関係にある。


ミート

シークレットキャラクター。4で各キャラクターを外皮が溶けたグラフィックで使用することが出来たものを、アルマゲドンで独立したキャラクターとして採用。左目が飛び出しており、黒いレスラーパンツを穿いている。歩く度に地に血の跡を付け、そのくせレスリング等の身を削ぐような体術を用いるという若干心臓によろしくないキャラクター。また、自分の頭を投げつけたり、大きな肉切り包丁を武器として使う。


MK9 登場人物


サイバー・サブゼロ

コードネーム"LK-52O"

『MK 登場人物』にも少し紹介している。

ライデンが歴史改変をした影響でスモークのサイバー化を防ぐことができたがその代わりにサブ・ゼロ(弟)がサイバー化の運命をたどってしまった。

人間時のサブゼロと違うところは人間時に使っていた氷の刀が大剣になってたり自分を凍らせて攻撃した相手に反撃したりと少しグレードアップしたような感じになっている。

同じような部分としては氷の球を発射して敵を凍らせたりスライディングを使ったりしている。

相手の後ろに瞬時回り込んだり敵を凍らせる爆弾を出したりとサイラックスの要素をもっている(セクターの要素はほとんどない)

ラダーモードのエンディングではほかのキャラクターとは違い一切ナレーションが入っていない。というより説明不要

次回作のモータルコンバットXのDLC(完全版のXLは最初からいる)に登場するトライボーグにセクター、サイラックス、スモークの三人以外にサイバーサブゼロが追加されており、彼以外の形態でブルータリティを決めることでも登場する。

Xのコミック版で実は9の戦いで機能停止していただけだったらしくクァン・チーに人間の姿に戻された


クレイトス

ゴッドオブウォー

PS3版のみ収録されているゲストキャラクター。『ゴッド・オブ・ウォー』に登場する様々な武器で戦う。フェイタリティや(ラダーモードの)ストーリーも完備されている。


スカーレット

DLC限定キャラクターの一人。案自体はからあったものの、実際の使用可能キャラとしてはが初。シャオ・カーンによって幾多の戦士達の血の集合体として造られたクノイチ。血をイメージしたようなキャラクターで、外見のは赤色の服と赤髪のポニーテール。小刀、苦無、自身の血を用いて戦う。また、倒した相手の血を吸収することで力を得ている映写がある。

ちなみに最初に彼女が公開されたのはコミック版である(詳しくは『小ネタ・豆知識』のアーマックの由来を詳細)。

また、Xのコミック版にも出番こそあったがほとんど活躍しない


フレディ・クルーガー

DLC限定キャラクターの一人で、映画『エルム街の悪夢』からのゲストキャラクター。原作中での場面をモチーフにしたフェイタリティを使用する。


MKX 登場人物


キャシー・ケイジ

フルネームはカサンドラ・カールトン・ケイジ。ジョニーとソニアの娘。

ストーリーモードでは主人公的な存在。終盤に父親譲りの潜在能力を発揮する。

戦闘中は常にガムを噛んでいたり、戦闘前にイヤホンで音楽を聴いているなどかなり「イマドキ」の女子であり、態度も悪い。(因みに聞いている曲はモータルコンバットのテーマ曲)X-Rayやスペシャルムーブで父親譲りの金的攻撃ができ、X-Rayは男相手に行うと『相手の股にあるあの玉と思われるものを潰す』といった衝撃的な技を繰り出す。勿論女性相手には『そのようなもの』はないので潰す演出は無いが、同じように痛がる。相手の顎を切り裂き一緒に写真を撮り、SNSにアップロードするというブラックなフェイタリティをもつ。

コミック版でジャッキーとビーチの別荘(?)で修業していた。気分転換のために街の各闘技場を訪れキャシー自身も出場することになり、対戦相手はまさかのフロストであった。

何とかフロストを撃退したが直後に黒龍会が現れ慌ててジャッキーと逃げたが魔界のポータルに入ってしまった。


ジャッキー・ブリッグス

フルネームはジャックィーン・ソニア・ブリッグス。ジャックスの娘でキャシーの親友。

彼女自身に特別な腕力はないため腕にガントレットを装備してジャックス並みの腕力を発揮している。

コミック版でポータルの先に待ち構えていた黒龍会にキャシーとともに捕まり森を歩いていたら黒龍会と赤龍会との戦いにまきまれ黒龍会側にいたエロンに協力のために拘束を解かれるが、エロンを殴り飛ばし逃走する。


タケダ・タカハシ

ケンシの息子で、ハンゾウ(スコーピオン)の弟子であるシライ流忍者。タケダが名前。ケンシのテレパシー能力も引き継いでいる。一部のコスチュームではスコーピオンのような骸骨のマスクをつけている。ストーリーモードではやたらとジャッキーにアプローチをかけている。はたしてその結果は…

コミック版では主人公となっており、スコーピオンと共に旅をしている。


クン・ジン

クン・ラオのいとこで、元盗人であった少林の弓兵。自分勝手で生意気な性格。ストーリーモードでは同性愛者であることを思わせるような発言をしているが後に脚本担当のツイッターによりほぼ正式にゲイであることが発表される。

コミック版では数コマの登場しかなく、メインの4人はおろかXの新キャラクターすべて含めても殆どかかわっていない


コータル・カーン

魔界の侵略によって統治された種族、オシ・テック族で、シャオ・カーンの亡き後、魔界の皇帝として降臨している。

戦闘部族っぽいキャラで戦闘前と中距離でワンセットK.O.&フェイタリティを決めずにK.O.すると自分の手を短刀で切る行動をとっている。

また、コマンド技の中には自分の胸を短刀で切る技がありこれで自滅してブルタリティを発生させることができる。(トロフィー/実績の獲得条件のひとつになっている)

シャオ・カーンに王国を襲われた種族の一つで、後に魔界で反シャオ・カーンの国を作ったがショカン族率いる皇帝軍と戦い撃退に成功した。


デ・ボラ

魔界の侵略によって統治された国、Arnyekに住んでいるKytinn(カイティーン?)族で、虫などを操る女。コータルの側近だが他には知らない策をかけている。

全体的に蟲注意。芋虫から蜂のようなものなど、彼女のいたるところから蟲が出てくる。

彼女のエンディングがかなりえげつない内容となっている。

コミック版では一族を救うためにミリーナに頼むが嫌がらせを受ける。

シャオ・カーンの死後コータル・カーン側についた


フェラー&トール

コータル親衛隊の一員。フェラーが小柄な女性キャラで、トールが大柄な男である。シリーズで二つ目にタッグチームを組むキャラクター。フェイタリティを当てられる際には、フェラーが転がり落ちてしまうので、実際にはトールにしかフェイタリティを決めることができない。

コミック版でミリーナ達に捕まっていたところをコータル・カーンに助けられ以降皇帝側についた


エロン・ブラック

(もしくはエルロン、アーロン)

コータルに雇われた傭兵。

マカロニウェスタンを彷彿とさせる外見で、二丁拳銃を使いこなすガンマン。

魔界の住人ではなく、人間界出身。

スタイリッシュなガンアクションが特徴的で、ファニングショットや曲撃ちを使ってくるが、その一方泥臭くて汚い戦法をもち、マキビシ、砂爆弾、トラバサミ、ダイナマイトなどの小道具をなんでも使ってくる。

X-Ray Moveでは使用する銃弾に対戦相手の名前が彫られている。

なお、対戦相手がエロン自身だと『Me(自分)』、プレデターにこの技を使うと『Ugly M○fo(醜いク●野郎)』と銃弾に書かれている。

コミック版で元は黒龍会に雇われている


コラプテッド・シノック

シノックがアミュレットに地球のエネルギーを吸収し自らの体に取り込み、怪物へと変貌した姿で、本作の最終ボス。通常のシノックとは違い、プレイヤーキャラとして使うことはできず、強力なガード不能の火炎放射を放つ技を持つ。

倒されるとアミュレットを抜き取られて粉々に砕け散る。

ラダーモードの一部のエンディングではシノックに戻っていて、この演出の辻褄が合わない。


トレマー

DLC限定キャラクター。元はスペシャルフォースに登場した敵キャラクターの一人で、土系の技を操る茶色の忍者で、外見はスコーピオンに似ていた。黒龍会の関係者でもある。また前作9のVita版では一部のモードのみ限定で使用することができたが、完全なプレイアブルキャラになるのは今作が初であり、外見、技共に他の忍者キャラ達と差別化がはかられた。

エンディングではカノウの命令でシノックからアミュレットを奪い取る目的を果たし、ライデンやフウジンなどの神に匹敵する力を手に入れた。

コミック版では反皇帝勢力として戦っている


ジェイソン・ボーヒーズ

DLC限定キャラクター。お馴染のホッケーマスク姿での登場。

スタイルによっては倒されても体力を少し回復し復活するものもある。

個別エンディングでは冥界(Netherrealm)の支配者となったリュウ・カンに利用されそうになるが、逆に彼を惨殺してしまう。


プレデター

DLC限定キャラクター。

個別エンディングではシノックからアミュレットを奪いパワーアップし、あらゆる世界を侵略していった。


エイリアン(ゼノモーフ)

(映画『エイリアン』より)

作中ではエイリアンと呼ばれるが、ゼノモーフである。

DLC限定キャラクター。バラカの体内に寄生していたエイリアンが成長した姿。バラカとエイリアンをあわせたような容姿を持つ。

技もバラカを思わせるような技や、体液を使い相手をじわじわと弱らせる毒などエイリアンらしい技を使用して戦闘相手を翻弄させる。通常勝利時やブルタリティでチェストバスターを寄生させるシーンもある。


レザーフェイス

(映画『悪魔のいけにえ』より)

DLC限定キャラクター。原作と同じく金槌とチェーンソーが武器。

衣装チェンジはないものの、戦闘スタイルによって衣装が変わるユニークなキャラ。


トライボーグ

DLC限定キャラクター。スモーク、サイラックス、セクターのデータ、そして前作MK9に登場したサイバーサブゼロの能力を持つ謎のサイバネティック忍者で、彼らとは別の存在。基本は灰色のボディーだが、サイラックスやセクターの姿にも変身する事が可能。


MK11 登場人物


クロニカ

時を操る女神。既に女性初のラスボスと言及されている。シノックやリュウ・カンと取引をしているが…


ゲラス

クロニカの忠実なしもべ。ブリンクなどを使用して時空を操ったり、砂を大きな物体に作りあげることが出来る。首を切られても生きているなど、不死を匂わせる演出がうかがえる。


セトリオン

(もしくはセチュリオン)

クロニカの娘であり、シノックの兄妹にあたる神。水、火、風、そして植物を操る。

フェイタリティでは地球よりも大きくなり、高い位置からの息吹で相手を木っ端微塵にするという正しく『神』らしいフェイタリティをする。


コレクター

魔界軍に属する人外の男。

一見四本腕の種族『ショカン族』のように見えるが、実はもう二本腕を備えており、その手は大事そうに鞄を抱えている。

交戦時に死体の手から豪華そうな指輪をくすねたり、様々な道具を武器として使ったりと、名前に違わぬ『収集家』ぶりを見せる。

4本の腕を操りククリナイフによる接近戦の他、鉄球やランタン、薬品入りの瓶などの様々な道具を駆使した変幻自在の戦法をとる。


NPC

グレート・クン・ラオ

初代からシリーズの所々で登場するが、一番めぼしいシーンはアニメ映画版、9、X、11である。

初代から500年ほど前にシャン・ツンにより地球は危機に瀕していたが、グレート・クン・ラオがモータルコンバットに勝利したことによって地球は救われている。しかしその50年ほど後にゴローに敗れ、殺される。

500年の後クン・ラオは彼の精神を引き継ぎ、グレート・クン・ラオもその魂をクン・ラオに宿した。11では彼の力により実体化することが出来る。

ドラマ版モータルコンバットコンクエストにもクン・ラオという名前の人物が主人公であるが、ゲーム版におけるこのグレート・クン・ラオを指している。若い男性で、最愛の彼女の死を乗り越え物語を通して成長していく様子を見せる。


フォックス

Xのコミック版のオリジナルキャラとして登場。黒人で丸刈りの少年であり、白井流の人間。

タケダのライバル的な立ち位置で入りたてのタケダを打ちのめしていたが数年修業したタケダと再戦した際にほぼ互角の戦いとなり、焦燥心からカミドゥグに魅入られる。自分の顔の皮を剥いだ後、スコーピオンとタケダ以外の白井流の仲間を大量虐殺した。

タケダを武器庫に連れていき吊るされたスコーピオンの元に合わせ、タケダにスコーピオンを殺すように命じるもののタケダは拒否したためタケダとスコーピオンを襲う。後にタケダに真っ二つにされ死亡した。


小ネタ・豆知識


特殊な英文

ゲームのタイトル『Mortal Kombat』は本来英語では『Mortal Combat』と綴るのが正しいのだが、このゲームにおいては「C」で始まる英単語は先頭のCの文字を「K」に差し替えられて表記する(例:Conquest → Konquest、Coffin → Koffin、Continue → Kontinue、Combo → Kombo 等)。

これの理由は『KILL』の『K』から来ていると思われる。

ちなみにこの捩りの発案者はピンボールデザイナー兼シャオ・カーンの初代声優のスティーブ・リッチーである。


トッシーおじさんの正体

アッパーを当てた際に、稀に「トースティー! (Toasty!) 」というボイス(シリーズによって若干変わる)と共に画面右下から謎の男性が現れることがあるが、彼の正体はサウンド担当のダン・フォーデン(→Dan Forden)。日本語話者の耳には登場する際のボイスが「トッシー!」と聞こえることから「トッシー」または「トッシーおじさん」と呼ばれている。因みに一部の移植版では裏技を使うと違うものになる。

近年ではバタートーストがプリントされているシャツを着て登場することがある。


ヌーブ・サイボットの由来

Noob Saibot(ヌーブ・サイボット)という名前は製作スタッフのエド・ブーン(→en:Ed Boon)とジョン・トビアス(→en:John Tobias)の2人の苗字を合体させ逆さまにしたもの(BoonをひっくりかえしてNoob、TobiasをひっくりかえしてSaibot。2つを足してNoob Saibot)。


アーマックの由来

初代モータルコンバットにおいて、カラー情報のバグでリープテイルの表示の際にソニア・ブレードの2Pカラーが読み込まれることで緑色が赤く変色して表示される現象があった。プログラマーのエド・ブーンがバグであることを認めず「あれは隠しキャラクター、Ermac(Error Macro の省略)だ」と呼んでいたのがアーマックの元の由来。

続編の2 でスモーク、ジェイドの台詞やエンディング後のメッセージでアーマックの存在は否定されたが、UMK3で正規のキャラクタとして採用されることとなった。なお、似たような話で2 にスカーレット (Scarlet) という名の赤い女忍者が存在するという噂も立った。スカーレットは実際のゲーム上では存在しないが、コミック版においてアーマックの恋人として登場する(後に9のDLCキャラクターとして使用可能となった)。


コミック版モータルコンバット

米国で発売されたコミック版には本編のゲームには登場しない、前述のスカーレットやハイドロ (Hydro) と言う液体化するサイバネティック忍者等、オリジナルキャラクターが多数登場する。サブ・ゼロとスモークの友情関係など、ゲーム本編に継承されていった設定も多い。また、アニメシリーズもコミック版を元にして制作されている。


Xでも再び書籍化販売された。全3巻。こちらはXの話が始まる前の話で、呪われたカミドゥグを封印するため旅に出たスコーピオンとタケダがメインで構築されている。何故キャシーとジャッキーがスペシャルフォースに入ったのか、あのキャラはなぜXで出ないのかなどもこの漫画で分かるようになっている。


映画版モータルコンバット

一部ゲームとは異なる設定がある(シャオ・カーンとライデンが兄弟等)。ストーリーは1と2がベースとなっており、1から3までのキャラクターが登場。正し、映画には登場しないキャラクターもいる。


アニメ版モータルコンバット

2~3にかけての話で、前途のコミックが原作。子供向けなのかグロテスクなシーンが殆どない。

基本的にはリュウ・カンら地球の戦士たちが、魔界(Outworld)と繋がっているポータブルを敵を成敗しながら消していく話。尚キャラクターの設定が本編とは若干異なる点が多い。

因みにゲームではMK4以降に登場したクァン・チーはこの作品がデビュー作である。


ドラマ版モータルコンバット

舞台は1より500年前。主人公はグレート・クン・ラオ。

タージャやシローといった仲間と共に異界の問題を解決していく話。時代もあり女性人がセクシーでお色気シーンも少し入っているが話は純正統派である。ヌーブ・サイボットやミレーナが出てきたりキタナがグレート・クン・ラオと恋人同士手前までなるなどゲームとは矛盾した内容も多く、途中打ち切りの為最後は全員皆殺しなど唐突で伏線が回収できていない点も多い。


「9」の完全版及びVitaへの移植

「9」のオリジナルの発売から1年後に発売されたKomplite editionは、いわゆる完全版+αである。

既存のダウンロードコンテンツがあらかじめ全て収録された上で、ゲームモードや独自衣装の追加などが施されている。

Vita版の特徴としては、据え置き版の要素すべて(ただしキング・オブ・ヒルという多人数で遊ぶモードのみ削除されている)に加え、Vitaのタッチスクリーンや加速度センサーを活かした「BONUS CHALLENGE TOWER」(例として戦闘中にパンパンに膨れ上がるプレイヤーキャラクターの頭をタッチスクリーンでつつき、破裂させないように気を付けながら敵を倒すというものがある。)や「TEST YOUR SLICE」が追加されており、据え置き版以上にボリューミーな内容になっている。

また、一部のコマンド(フェイタリティ含む)が変更されている。

しかし、(PS3とのマシンスペックの差ゆえに当然と言えばそうなのだが)グラフィックが据え置き版からかなり簡略化されており、グラフィック重視の人にはあまりお勧めできない。ただ据え置き版で使われているUnreal Engineはしっかりと使われており、その甲斐あってかVitaソフトの中では綺麗な方である。


検索してはいけない言葉

9のフェイタリティがあまりにも衝撃的過ぎたため検索してはいけない言葉に見事仲間入りした。

Xではグラフィックの大幅な向上も相まって更にグロテスクな描写となり、ますます検索してはいけない言葉と化してしまった。

その事もあってか、あのWikipediaの項目にも「暴力的、猟奇的な記述あり」と注意書が載せられてしまっている。


ナレーター

かつてはラスボスとなるキャラクターが大会を主催しているという設定上、シャオ・カーンの項目で記述したようにラスボスの声優がナレーターを兼任している時期があった。

現在では別々になっているものの、シリーズの作風ゆえにどのナレーターも一人の悪役のような雰囲気を醸し出している。特に「9」、「X」のナレーターを勤めるJamieson Price氏が演じる不気味かつイーブルな笑い声は必聴である。

因みにラスボスがナレーションを兼任するのはシャオ・カーンの他に「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのマスターハンド辺りが有名。(どちらも最終決戦時は台詞が変化する。)

関連タグ

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ハイスコアガール:アニメ版第5話で当時のアーケード筺体と共に登場した。そして、twitterトレンドにも登場する。

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