概要
不謹慎とは、慎みや考慮の欠如を意味する言葉である。
おもに災害や事件、事故などの社会的に大きな出来事に対し、思慮や配慮もなく当事者に対する侮辱的な発言をしたり、そのような内容の創作物を作ったりなどすることに対して使われる。
例を挙げると、葬儀の席で悪ふざけな言動をとる、災害や事故などの被害者を茶化すような動画を創作物を投稿する、そのような内容のゲームを作る(いわゆる不謹慎ゲーム)などである。
ただし、過剰なまでに不謹慎とみなすのも考えもので、行き過ぎれば他者への謹慎の押しつけとなり、日常生活における行動の自由や、日本国において憲法で保障される表現の自由の阻害にもつながってしまう。
また、創作物においては一見して不謹慎とみなされうるネタを多く扱っている版権作品（例えばモンティ・パイソンやサウスパーク）なども存在する他、不謹慎と受け取られやすい内容をあえて真正面から扱い、視聴者や読者に真面目に問いかけようとする意図をもって作られる作品も存在する。
「何をもって不謹慎とみなすべきか」は受け取り手の感じ方次第で変わってしまうものであり、そう感じたからと言って度を越した勢いで批判すれば逆にバランスを欠いてしまう。
また、あまりに過剰な不謹慎判断を行う人のことを指して「不謹慎厨(ニコニコ大百科:不謹慎厨)」と批判的に揶揄されることが多い。
pixivのタグにおいては
pixivでは実在した事件、事故、災害、人の死などについて、遺族や被害者に不快感を与えるような描き方がされている(と受け取られるような内容の)作品に対し付けられる事が多いタグである。
もし、誰が見てもあきらかに悪意を持っており、利用規約に抵触するレベルのもの、例えばイラストや漫画等作品や、ピクシブ百科事典における記事などを見たら、このタグを付ける前にほかの作品等を調査し作品なりユーザーなりを運営に通報すべきであろう。
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上述の通り、何が、どこまでが不謹慎なのかは人によって判断基準が異なるため、明らかにあからさまな悪意を持って描かれたものではない限り、迂闊に「不謹慎だ」という言葉を飛ばさないようにしよう。トラブルの元である。
