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天道あかねの編集履歴

2020-08-11 19:42:12 バージョン

天道あかね

てんどうあかね

天道あかねとは、漫画『らんま1/2』の登場人物。

「冗談じゃないわよ!あんな変態、お断りよっ!!」


人物像

CV日高のり子


漫画『らんま1/2』の登場人物でメインヒロイン

格闘技道場を営む天道家の三姉妹の末娘。主人公の早乙女乱馬とは、父親同士(早乙女玄馬天道早雲)によって定められた許婚である。

父親同士が交わした許婚の約束は「乱馬と天道家の娘のうちの誰か」という取り決めであったが、あかねと乱馬が同い年だったため、姉たちに押し付けられる形で許婚となる。また、あかねがスポーツ万能で、格闘技に関しても腕がかなり立つため「天道道場の跡継ぎに相応しい」というのも父が乱馬との結婚を決めた理由のひとつである。

さらに、物語初期の頃は(おそらくは九能のせいもあって)男嫌いになってしまったため、乱馬との婚約はそれを矯正するためという意味合いもあった。


当初は片思いの相手・小乃東風への想いと、姉・かすみへのあこがれから髪型をロングヘアーにしていたが、乱馬と良牙の戦いに巻き込まれて、髪を切られてしまったことを機に想いを吹っ切って、恋敵とも言えるかすみに髪を整えてもらいショートボブにした。

乱馬からは照れ隠し交じりに「胸が小さい」「寸胴」などと言われているが、女子化した乱馬に及ばないだけで実際はかなりの巨乳かつスタイル抜群。乱馬の母・早乙女のどかも、あかねに対し「グラマーになった」と評価している。


乱馬との初対面では風呂場で鉢合わせをする羽目になり、当初は乱馬の秘密を知らなかったこともあり、乱馬についてあまり快く思っていなかった。

話が進むにつれて、乱馬に対する気持ちは徐々に良好になっていくものの、中々素直になれないせいで、いつまで経ってもツンデレである。乱馬も広義のツンデレ(但しこちらは八方美人ナルシストのきらいがある)である為、珍しいツンデレ同士のカップルといえる(キャラソンである「乱馬とあかねのバラード」の歌詞でこの事について触れている)。


男子からは非常にモテる(恋敵以外の女子との人望も非常に厚い)。乱馬と許嫁になるまでは「あかねとつきあいたかったら、彼女(あかね)と戦って勝て」という九能のはた迷惑な提唱によって、毎朝通学する風林館高校の男子生徒に襲われる日々を送っていたが、「風林館高校最強の男・九能」(同時に「風林館高校最強な変態・九能」)が乱馬に敗れたことにより、少なくともこの弊害だけはなくなっている。

が、こうした弊害に長く見舞われ続けたためか、自分に向けられる好意に関しては相当にニブく、おおよそ男子陣(主に乱馬、良牙、五寸釘)の好意は友情あるいは身内である事からくる善意として捉えるきらいがある。また告白して好意を示せば逆に下心を疑い拒否反応を示すことが多い。


よく料理を作るがまちがった材料を入れるうえ、味見をしないせいなのか殺人的な不味さであり、たとえレシピ通りに作っていたとしてもまずくなるなど、あかねが料理を作るたびに誰かが被害者になっている(主に乱馬と良牙。ただし、良牙はあかねの料理を最初だけ絶賛したことがある)。


スポーツ万能だが、実は泳げない(カナヅチ)という致命的な弱点がある。基本的に体が水に浮かないタイプのカナヅチ。そのために水に入ると即窒息してパニックに陥り大暴れする。おそらくは普段の格闘訓練による体脂肪の絞りすぎが原因(水の中で浮くには一定の体脂肪率を必要とする。現実においても筋肉は脂肪よりも重く水に浮かず、筋肉質の人間が泳ぐためには相応の無駄なパワーを必要とするため、アスリートスイマーは10~15%の体脂肪率をキープするように食事や訓練の調整をしている。そのため無差別格闘一派の中でも水中を含めた野外格闘で鍛えられた早乙女流の息子である乱馬が泳げて、室内を主なフィールドとする道場格闘に特化した天道流の娘であるあかねが泳げないのは、実は理にかなっている)。

また、不器用なところがあるため新体操フィギュアスケートなど細やかな演技を必要とするものは苦手である。勉強が不得意な乱馬と違って、勉強もよく出来る文武両道タイプ。


比較的友好的な久遠寺右京を除いて、恋敵となる九能小太刀シャンプーに生命を狙われることがあり、特に実力があかねより勝るシャンプーに対しては防戦に苦労している。

原作のみの話になるが良牙の彼女である雲竜あかりとも仲が良く、出会えば呑気に談笑をするくらいには良好な関係。二人の仲の進展を無邪気に喜んでいる(そして実はあかねに惹かれている良牙が痛烈にショックを受ける)。そのあかりとは、一目には解りづらいものの「道場(あかねは格闘道場、あかりはブタ相撲部屋)の娘」「下の名前が似ている(一字違い)」「真面目な努力家でコツコツと積み上げていくタイプ」「時に普段からは考えられないほどの大胆な行動を起こす」など共通点が多く、むしろあかりの姉貴分的な存在でもある。


呪泉郷に行ったメンバー(乱馬、玄馬シャンプームースパンスト太郎)の体質にはすぐに気づいたが、とあるメンバーの隠された体質には(そのメンバーが必死になって隠したこともあったが)ついに気がつくことはなかった。


戦闘能力

無差別格闘天道流の手解きを三姉妹で唯一早雲から受けており、その実力は風林館高校の男子運動部員が束になって掛かっても軽く一蹴するほど。

やたら腕っ節も強く、特に怒った時には(ギャグ補正も込みとはいえ)恐るべき怪力を発揮することもあり、並み居る男子陣を一撃でノックアウトしてしまう。

一方で技量に関しては今一つ追い付いていないところがあり、猪突猛進気味な戦闘スタイルもあって、搦め手で容易く降されてしまうことも多い。


前述の朝の騒動では男子生徒たちを蹴散らした直後に九能と戦い、勝っていたとのこと。この話を聞いた乱馬は「九能も女の子相手に手加減したんじゃない」と評しているが、それを証明するかのように、後にあかねが正体を隠して風林館高校の剣道部員との試合に勝ち続けると、九能が現われてあかねを一方的に打ち据えるシーンもあった。


作中の武術キャラクターの中では「強い」部類には入らないあかねだが、実は非常に優れた潜在能力を秘めており、並外れた腕っ節の強さもその片鱗の一つであった。

この潜在能力が何らかの形で完全に発揮された場合、乱馬ですら指先一つで圧倒するほどの戦闘力を見せるが、大体その場合にはあかね本人の意識も無いことが多い。


人称・呼称・言葉遣い・口癖

  • 一人称は一貫して「アタシ」
  • 二人称は乱馬(らんま)・ムース・八宝斎などあまり快く思わない人物、シャンプー・小太刀・右京などの恋敵には「アンタ」、あかねに対して好意的な良牙や、年齢に関係なく馴染みが薄い人物には「あなた」をそれぞれ使い分けている。
  • 呼称はなびき・かすみには「(なびき・かすみ)お姉ちゃん」、早雲と死んだ母親には「お父さん・お母さん」、玄馬・のどかには「(早乙女の)おじさま・おばさま」、八宝斎には「(八宝斎の)おじいちゃん」コロンには「おばあさん」、帯刀には「九能先輩」、良牙には「良牙くん」、豚に化けた良牙にはPちゃんなど、愛称・敬称を交えた一般的な礼節がある呼称をする。ただし、乱馬(らんま)を筆頭に、上述の「アンタ」呼ばれの面々や敵キャラクターには「名前の呼び捨てで呼ぶ。
  • 言葉遣いはなびき・かすみ同様、女性語を頻繫に使うが、年上の人物や場合によって敬語を使い分けている。ただし、敵キャラクター・親しい人物・同い年以下の人物には敬語を全く使わず、タメ口で接する。
  • 口癖「乱馬(らんま)のおバカー!」「乱馬(らんま)なんて、大っ嫌いよー!」「冗談じゃないわよ!あんな変態、お断りよっ!!」「アンタ(乱馬・らんま)って人は……いっぺん死んで来ーい!」

余談

乱馬の声優を務めた山口勝平は自分の娘に「茜(あかね)」と名づけたらしい。

また、「犬夜叉」で山口氏が犬夜叉を演じた時にかごめの事をうっかり「あかね」と言ってしまってNGになった。

「犬夜叉」の収録スタジオで山口氏と桔梗を演じた日高さんが仲好さそうにしていると、「かごめ役の雪野五月さんがにらんでて怖かった」と日高さんは語っている。また、犬夜叉アニメ版の放送直前に少年サンデーで特集ページが組まれた際に「あかねのつもりで犬夜叉とかごめの仲を邪魔してやります」的なコメントが掲載されている。



関連イラスト

あかねあかねひまわり畑でつかまえておどるらんまーず・動画素材①


関連タグ

らんま1/2

早乙女乱馬 / 早乙女らんま

天道早雲 天道なびき 天道かすみ

早乙女玄馬 響良牙 / Pちゃん 久遠寺右京


ロングあかね よくできた妹


カップリングタグ

乱あ らんあ 良あ

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