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ファイナルファンタジー4の編集履歴

2022-10-13 06:55:35 バージョン

ファイナルファンタジー4

ふぁいなるふぁんたじーふぉー

RPG『FFシリーズ』正編第四作。1991年発売。

『ファイナルファンタジー4』は、1991年7月にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売された、FFシリーズ第4作。

2008年には続編である『ファイナルファンタジーⅣ ジ・アフター -月の帰還-』(携帯アプリ版・Wii版)が出た。


概要

SFC初のファイナルファンタジーシリーズであり、SFC版FF三部作の一つ。

これまでのシリーズと比較すると、キャラ育成などのゲーム性の面よりもドラマ性とストーリー性を重視しており、「人の愛憎」を主軸とした人間ドラマをメインとした作風となっている。

暗黒騎士として自分の生き様に苦悩するセシル、幼馴染みへの恋心を付け込まれ自分を見失ったカイン、故郷を喪い数奇な運命を辿ることになるリディアやエッジなど、どのキャラクターも重いものを背負い、強大な力を持つ真の悪に翻弄されていく。

それでもなお、世界の平和を取り戻すため、協力して真実に近づいていこうとあがくその姿が織り成す人間ドラマが多くのプレイヤーに支持された。


世界観は、初代や「III」にも見られた「ファンタジー世界+SF要素」という独自性が前面に押し出されている点に大きな特徴がある。

舞台は地球をモチーフにした青き星から地底世界、果ては月面までと、かなりスケールが大きい。

ロボット兵器や宇宙船、宇宙人などの未来的な文明や要素も登場する。


ストーリーとドラマ性の高さが魅力だが、その反面ゲーム性の面では極めてシンプルな作りになっているため、他作品と比べるとやりこみ要素はやや薄い。

そのためか、JRPGの始祖的作品として扱われることもある。


人気シリーズの一つでもあり、後にワンダースワンカラーやGBアドバンスおよびニンテンドーDSなどに移植・リメイク作品が登場。

更に2008年には後日譚の『ファイナルファンタジー4 THE AFTER 月の帰還』が携帯電話用ソフト・Wiiウェアとして配信され、PSPでもFF4とFF4TAそして中間のストーリーである『ファイナルファンタジー4 interlude』がセットになったコンプリートコレクションが発売された。


現在のファイナルファンタジーシリーズのロゴデザインはこの作品で確立した。「Ⅴ」以降もファミコン三部作のリメイクにおいてもこのタイプで統一されている。


また、初めて行動するパーティの人数がそれまでの4人から最大5人に増えた(前作であるⅢも時期によって5人だが、5人目はNPCである)。しかし、次作以降は4人に戻ってしまったが。

パーティには前列、後列の概念があり、片方を3枠、もう片方を2枠とし、時期によってそれを切り替えていく戦略が問われる。なぜかFF4における隊列の概念はFFシリーズではなく、世界樹の迷宮シリーズにて本採用されている。


登場キャラクター

パーティーに加わるキャラクター

敵キャラクター

その他キャラクター


登場する地名・地形

地上世界

国家・都市

ダンジョン

地底世界

国家・都市

ダンジョン

月面世界

集落

ダンジョン


乗り物


余談

元々、この「4」は実は「5」として開発されていた。

当時スクウェアはファミコン版の「4」とスーファミ版の今作を同時に開発していたのだがスタッフが『アクトレイザー』の音楽に感銘を受け急遽ファミコン版の「4」をお蔵入りにし、今作を「4」に繰り上げて音質を向上させたという経緯がある。

なおこの時お蔵入りとなったファミコン版の「4」は紆余曲折の末、最終的には「聖剣伝説2」となって世に送り出されている。


またさらにややこしい話だがアメリカでは今作が「2」として発売されている(所謂ファミコン版2はアメリカでは発売されていない)。

また、当作品をベースにしたアメコミも刊行される予定だったが、出版元の倒産によりお蔵入りとなってしまった。なお倒産した出版元はディズニーの関連会社であり、後の「キングダムハーツ」発売によりFFシリーズとディズニーの悲願のコラボを達成する。


上記のフルネーム設定を始めとしたプロフィールの設定は当初からあったものであるが、当時はNTT出版の攻略本にしか記述がなかったためトリビアの域を出なかった。

プロフィールが広く知れ渡るようになったのは、FF4TAや「ディシディア」シリーズが出てからである。

またシリーズでプロフィールの設定がゲーム雑誌などで広く取り上げられ、最初から知れ渡るようになるのは、FF6の頃からとなっている。


アクティブタイムバトル(ATB)の初採用作品であるが、オリジナル版にはまだ待機時間を表示する『ATBゲージ』が無かった。GBA版以降から5以降同様のゲージを表示できるようになり、視覚的にわかるようになっている。


FFでは初の二人協力プレイがオプションでキャラクターにコントローラ割り振りをする事で戦闘中でのみできるのだが、5で途絶えてしまった。リメイク版にはそれは引き継がれなかった。


GBA版は初回生産版にバグがあり、バグによっては深刻なものがある(通称E3版)。また、オリジナル版ではできなかったセシル以外のメンバーのパーティ入れ替え(イベント専用もしくは物語で死亡した人物を除く)がミシディアで可能となっており、それにまつわるラスボス戦での演出パターンが増えた。




関連イラスト

今日は御馳走です

はしれー


関連タグ

表記ゆれ

作品タグ系

FF4TA月の帰還いいですとも! 伝説のパーティー

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