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世界平和監視機構コンパスの編集履歴

2024-02-01 23:04:45 バージョン

世界平和監視機構コンパス

せかいへいわかんしきこうこんぱす

劇場アニメ『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する組織。

概要

独立運動やブルーコスモスによる侵攻に対処するべく、カガリ・ユラ・アスハ主導でオーブ連合首長国プラント大西洋連邦が共同で創設した組織、世界平和監視機構。

正式名称はcompulsory observational making peace service(C.O.M.P.S.)引用

意味としては強制的な平和監視活動といった所だろう。また、争いの絶えない世界を導く方位磁針の役割を担うといった意味も含まれていると考えられる。

その都合上、人員や技術系統も三者のものが混合している。

本部はプラント最高評議会と同じくプラント首都のアプリリウスに置かれている。


構成員

かつて地球連合軍だった者、ザフトだった者、そして第三勢力だった者が入り混じっている。名前が不詳のクルーは割愛する。

太字は本作初登場の新キャラクター。


執務


ヤマト隊


ハーケン隊


ミレニアムクルー


アークエンジェルクルー


保有兵器

MS


艦船


余談


  • 独立運動で思い出されるのは、地球連合で過去2年近く起きている大西洋連邦やユーラシア連邦からの脱退が発生しているため、これらの対応も含まれるのだろうか。

  • 当初の情報では、「大西洋連邦から出向した者も居る」とされているが、戦力面において大西洋連邦が関わってる要素はほとんど確認できなかった。共同設立の割には大西洋連邦の関連が少なく、歪な部分が垣間見えていた。
    • 新キャラはアグネスがザフトレッドと設定が明るみになったのみで、ミレニアムのメンバーの人種や出身は不詳となっていた。後に公開された同艦のメンツ(副長やMSパイロット)を見るにコーディネイターが多数と言う印象がかなり強い。一方で、アークエンジェルのメンバーはナチュラルが多く、ナチュラルとコーディネイターで部隊が分けられている形に見えていた(元々アークエンジェルのクルーはキラ・ヤマト以外ナチュラルで、現在も艦に残っている面々は艦を知り尽くした人材であるためここら辺はこじつけに近いが)。
    • しかし、新造戦艦ミレニアムの艦長を務めるコノエが元々の所属は地球連合軍・大西洋連邦であると判明した。これでかなり政治的バランスが取れている。
    • 運用するMSもオーブ連合首長国(モルゲンレーテ社)とプラント(ザフト)が新規開発やアップデートしたものしか登場していない。というのも、地球連合軍のMS技術の基礎はオーブとザフト双方が入手済み、そして前大戦時の連合は複数人で操縦する大型モビルアーマーを中核とした運用が多かったことから、あえて取り入れなかったのかもしれない。
    • ミレニアムがザフトの新造である情報は無いが、ドラマCDでの発言を加味するに、戦後に建造された新造戦艦はミレニアムである可能性が高い。

  • ファンからはそのネーミングすらディストピアらしく胡散臭いと評価している者もいるが、元々C.E.自体が人種差別を発端に始まった戦争が延々と続くディストピアと言える。
    • その影響か、むしろ全体を管理する組織くらいないとこの世界はどうしようもないという意見もそれなりに存在する(極端ではあったが、かのデスティニープランが先の例であろう)。
    • というかむしろ管理されなければ勝手に絶滅戦争を始めてお互い滅びる運命である。(ジェネシス核兵器などの大量破壊兵器により、これまでのSEEDシリーズにおいて人類絶滅一歩手前まで行ったケースは複数存在する。)
    • そもそも現実にも「国連平和維持軍」という似たような国際組織が存在している。主な任務は紛争地域での衝突防止と停戦実施の監視だが、状況によっては先制攻撃さえ視野に入れた武力介入も行う。国連平和維持軍は国連加盟国へ攻撃できなかったり中立性維持が念頭にあったりで現地住民を見捨てて撤退してしまうといった事もあり、それと比べればラクスをトップとした一定の自治権の下で迅速に行動できるのは優秀であると言える。

関連タグ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

オーブ連合首長国 プラント 大西洋連邦


ソレスタルビーイング:情報解禁されて以降何かと比較されており、共に「争いの絶えない世界に対する抑止力」という点が共通しているが、コンパスが世界に認可された合法な公的組織なのに対し、こちらは非合法の私設組織である。


プリベンター新機動戦記ガンダムWにおけるほぼ同じポジションの組織。しかも組織が御披露目されたのが、劇場版であるのも一致している。



























【警告】『機動戦士SEED FREEDOM』本編ネタバレ注意。


































ファウンデーション王国ブルーコスモスを標的とした共同作戦を提案され、これに参加を決定したコンパス。しかし、この作戦はファウンデーションの罠だった。罠にかかったキラは暴走し、協定違反行為を行ってしまう。これを止めるためという名目でラクスにライジングフリーダム攻撃の許可を出させたファウンデーション宰相オルフェ・ラム・タオ。これによって行動を開始したブラックナイトスコード隊の猛攻(およびアグネスの裏切り)により、コンパスはムラサメとゲルググを複数損失、マーズとヘルベルトも戦死してしまった上にライジングフリーダムとイモータルジャスティス、そしてアークエンジェルといった主戦力の大半を失ってしまった。


核ミサイル攻撃の爆発の中命からがら逃げ延びたミレニアムとルナマリアのゲルググ。オーブに入港し、もはや存在意義を失ってしまったコンパスの現状に憂いていた。


総裁であるラクスはオルフェらと共に脱出…という体裁で宇宙に連れ去られた。彼らの目的は最初からラクスだったのである。


先のキラ暴走の一件を受け、コンパスは活動の凍結を余儀なくされた。カガリは必死に止めようとしたものの、信用失墜行為と戦力の大部分を損失したことにより、もはやそうなるのも時間の問題だっただろう。


一方、キラ達は別ルートで生還。キラとアスランとの殴り合いの末に「ラクスを救出し、ファウンデーションも止める」ことを行動指針に定め、エリカ・シモンズが改修・保管していた前大戦時の機体を受領。宇宙に上がる手段として「ハイジャック犯を装って停泊中のミレニアムを強奪し、クルーたちは死地に連れて行かず退艦させる」というエターナル以来の戦艦強盗作戦を敢行する。

...が、コノエやハインラインは最初からアークエンジェルクルーの生存を信じ、彼らがどうするかを先読みしたうえで出航の準備を整えており、ダイバースーツで素性を隠してブリッジに踏み込んできたマリューたちの正体を言い当て艦の指揮権を移譲。部隊を再編成して宇宙での最終決戦に向かった。


なお、オーブとコンパスの立場を守るため、この出撃はあくまで「ミレニアムを拿捕した海賊によるもの」という名目であったが、オーブ海軍は真相を察したうえで「わざと艦砲射撃を当てずに素通しするトダカ仕込みの見送りを行い、一連の行為を衛星のカメラで見ていたファウンデーションもコンパスとオーブの悪あがきを察し、即座に迎撃準備を整えていた。


余談

  • メンバーは癖こそ強いが実力者や天才肌の者が多く、新キャラのアグネスやハインラインの面子なども考えると、志願してきたメンバーは「元の部隊・職場で意見が合わずに実力を振るおうと、コンパスに進んで入ってきている」可能性がある。また、コノエのように所属元(大西洋連邦)への疑念からコンパスに志願したメンバーも存在する。
  • 逆の見方をすれば、大西洋連邦やザフトからすれば「人員は出さなくてはならないが別に失っても軍にとっては惜しくない人物」を寄越してきたように見える人事もある。元々の所属は地球連合軍・大西洋連邦であり状況判断とリスク管理には優れているがこれまでの2度の大戦では目立った戦功のないコノエや、ザフトのミネルバ隊副長という実績はあるが公式HPの紹介でも「いささか頼りない」と書かれる(周りが天才揃いだから相対的に凡人に見える)アーサーなど。
    • SEED FREEDOMのオマージュ作品の一つに「逆襲のシャア」も含まれているため、「ロンド・ベル隊」もコンパスのオマージュの一つと見られる。この部隊は「本来の連邦軍部隊では厄介者として扱われる実力者たちを集めた少数の精鋭部隊」と言う側面がある。
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