※注意:ネタバレになります。
概要
漫画『鬼灯の冷徹』の主人公である鬼神・鬼灯の他ならぬ幼少期の名前。
初登場は、第37話(単行本五巻)。
「てい」ではなく、「ちょう」。「丁」は「召使い」の意。
今や閻魔大王の優秀な第一補佐官、鬼神のTOPとして名実共に皆から畏れられる彼であるが、その出自はなんと「人の子」。
つまり、鬼灯は、幼少期は人間であった。
ただし、親は不明。丁は孤児であった。
八岐大蛇が現世に居たくらい昔のこと、とある村で雨乞いの生け贄として捧げるのにちょうど良いと選ばれたのが丁。そして、贄となった彼の身体に鬼火が入り込む事で、人と鬼火のMIXながら「鬼の子」となり、一本角が生え、耳は尖った。
その後、木霊に導かれて地獄へやってきた丁は、他の鬼の子らと混じって遊んだり学んだりするように過ごしていた。
この頃、ある人物と出会い、その人物からの言葉を切っ掛けに「丁」と「鬼火」を合わせて「鬼灯」と名乗るようになる。
その後、あちこちで色々な習得を積み重ね、元からの頭脳の良さ諸々を閻魔大王に認められ、補佐官として就任することになる。
ちなみに初仕事は、先代補佐官の解任。
昔は髪を後頭部でまとめていたが、補佐官に就いてから、現世の明治維新&文明開化に合わせて切った。
幼い頃から「黒歴史」の意味をよくよく理解して容易く人の誘いに乗ったりはしないなど、性格は今とほとんど変わらないシビアなもの。その他、色々躊躇いの無いやんちゃをしていたようで、既にドSの片鱗が伺える。
孤児という立場を他の鬼から気遣われることも無きにしもあらずだが、当の本人は「元から居ないものと思っている」など、非常にサバサバとしている。
ちなみに、ちょうど良かったからと言えど、自分に生け贄を押しつけた件の村人に対しては……
(もっとも、彼らへの仕打ちは彼の個人的な恨みではなく、彼が生贄にされた理由(余所者で孤児だから)に憤慨しての事である。)
注意
本作品は基本的にギャグ漫画であるため、読者が考えるようなシリアス展開は話中に一切描かれていない。
二次創作では好きに考えてもいいと思うけどね!