複数の意味を持つ
- 夕焼けで赤く染まった雲
- 日本海軍の駆逐艦「夕雲」
- 2をモチーフにした『艦隊これくしょん』のキャラクター
本項では主に2と3について記述する。
駆逐艦「夕雲」
1939年度(マル4計画)仮称第116号艦として舞鶴海軍工廠で建造。1941年(昭和16年)12月5日に竣工して一等駆逐艦に類別され、横須賀鎮守府籍となる。
竣工後、横須賀鎮守府部隊の警備駆逐艦となる。
6月5日のミッドウェー海戦が初陣となったが、海戦は惨敗。
1943年(昭和18年)に入り、ガダルカナル島からの撤退作戦である「ケ号作戦」に参加。2月1日の第一次作戦では、エスペランス岬へ接近する途中で触雷し航行不能となった「巻雲」の全乗員を収容した上で雷撃処分を行った。
ソロモン諸島ベララベラ島近海に向かった6日夜、フランク・R・ウォーカー大佐率いる第42駆逐群の先制攻撃にいち早く応戦し、20時56分に魚雷を発射すると同時に砲撃を開始。「秋雲」と「風雲」も1分遅れで砲撃を開始するも、第42駆逐群からの集中砲火を一身に浴びて火災が発生した。21時5分に魚雷の命中を受けて21時10分に沈没していった。
駆逐艦長大迫東中佐を初めとして乗員の大半は戦死したが、海戦の最中に「風雲」が何名か救助し、アメリカ魚雷艇に78名が救助された。
艦これにおける夕雲
「提督、甘えてくれても、いいんですよ?」
2013年9月18日のアップデートで、秋雲と共に実装された艦娘。
緑の長い三つ編みとアホ毛、チロっと出された舌、唇の左下にある黒子が特徴。
一見、小悪魔っぽい性格に見えるが、実は面倒見のよい心配性。
お淑やかな口調と常に提督を心配する母性的とも言える態度から、一部の提督からはダメ提督製造機2号とも呼ばれている。
MVP時の「提督、私を選んで良かったでしょう?」というなど、その間柄はもはや夫婦の領域。提督LOVE勢の一人でも在る。
ただ周りの目を気にするタイプらしく、シスコンの巻雲には提督との関係を勘違いされたり提督なみに積極的にスキンシップされたりなどで若干悩まされている様子。
性能は同時実装の秋雲に比べ運が低めであるが、駆逐艦の中では標準かもしくはちょっと上。
また回避が雪風や島風に次ぐ高さ、対潜に至っては駆逐艦トップである事など、基本的に初期値が高い。
改造レベルが地味に高いので注意。だが改造すると22号対水上電探を持ってきてくれる。
2013年12月~2014年1月に開催された「迎撃!霧の艦隊」イベントの比較的難易度の低い海域でドロップしたことから、それ以前に着任していた提督は彼女に会うことが出来た人も多いが、、通常海域でのドロップは今のところ4-2、5-1、5-2、5-3の各ボスでしか報告されておらず、建造でもまだ出現しないため、入手は難しい。