概要
東方茨歌仙第16話「鬼の酒器」に登場する。外見は茨模様をあしらった一升枡であり、これに注がれた酒は怪我や病気を治癒させる薬酒となる。この薬効の程度は明らかではないが、十六夜咲夜の手にあった包丁だこは服用直後に消失した。
健康な状態でこの酒を用いた場合、一時的に怪力が備わるようになる(魔理沙はこの力で霊夢を片腕で軽々と持ち上げた)。ただし、服用後しばらく時間が経つと性格が鬼のように凶暴なものとなる副作用が発現する。
加えて、百薬枡によって体を治療するとその度に肉体そのものが徐々に鬼へと変化してしまうため、華扇はこの品の使用を他人には勧めていない。