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垣根帝督の編集履歴2014/02/22 00:23:25 版
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垣根帝督

かきねていとく

垣根帝督(かきね ていとく)とは、とある魔術の禁書目録に登場するキャラクターの一人である。

概要

導入

垣根帝督(かきね・ていとく)とは、とある魔術の禁書目録に登場するキャラクターの一人である。

学園都市に7人しか存在しない超能力者(レベル5)の第2位に君臨する、学園都市では一方通行(アクセラレータ)に次ぐ能力者である。学園都市の暗部組織「スクール」のリーダーでもある。

基本的に性格はきまぐれで自分を「最低の人間」と称するが、暗部の人間の中では人間味はある方で、一般人には極力手を出さず敵であっても格下なら見逃すこともある。しかし自身の目的の為、又は自身の敵とみなした者には容赦をしないという残虐性も持っている。

また、名前などは前から各所で出ていたりしたのだが漸く出番が回ってきた15巻にて瀕死の重傷を負ったため、長らく登場していなかった。

その後、新約4巻で未元物質を通じて人体細胞の構築手段を獲得したことが明らかになり、その後新約5巻にてとうとう復活を果たす。

その後新約6巻ではフロイライン=クロイトゥーネの羽化を阻止するために、そして自身の強大さを証明するため一方通行達と戦う。その際自らの未元物質で創った自律兵器である白いカブトムシの一台である、カブトムシ05が、打ち止めとフレメアを守るため離反した。カブトムシ05は時間の経過とともに命令と自身の行動との矛盾から崩壊しかけるが、自らを『垣根帝督』そのものと宣言することで『垣根帝督』というシステムをマスターであった『垣根帝督』から乗っ取り自らが『垣根帝督』となった。結果システムを奪ったカブトムシ05によってシステムを掌握していた自我は崩壊し、主導権を失った彼は一方通行の手によってとどめを刺される。

もっとも復活して最初に現れた垣根帝督も原作15巻における『垣根帝督』に最も近かったというだけで本物の『垣根帝督』であるという保証はどこにもない。元々の彼の肉体である臓器はトールに変装したオッレルスが回収しているので、原作15巻の頃の垣根が復活する可能性もあるかもしれない。

また彼がどうして学園都市に反逆して『直接交渉権』を手に入れようとしたのかなど、未だに語られていないことも多い。

新約8巻において奪われた臓器から復活。こちらは原作15巻の頃の「垣根帝督」の記憶をもっており、これまで自分を散々利用した者達への報復を行おうとするが、割って入ったオティヌスによりバレーボールにされてしまう。

『スクール』

統括理事会直下の実行部隊。具体的な活動目的は不明。暗部組織間抗争の原因でもある。アレイスターとの直接交渉権を得るために行動を起こし、親船の暗殺未遂、「滞空回線」を解析するためのピンセットの強奪などを引き起こすが、垣根帝督が一方通行に敗れたことで壊滅。

能力

『未元物質(ダークマター)』

「未元物質(ダークマター)」と呼ばれる特殊な物質を生み出し操る能力。「未元物質」は元ネタのダークマター(暗黒物質)とは異なり、 「まだ見つかっていない」「理論上は存在するはず」といった物ではなく、真の意味でこの世界には存在しない物質である。

「この世の物質」ではない以上、この世界の物理法則には従わず、相互作用した物質もこの世のものでない独自の物理法則に従って動き出す (例:翼で回折した太陽光が殺人光線になる)。

つまり、単に変わった物質を作るというだけでなく物理法則を塗り替えてしまう能力でもある。

この「未元物質」を使って天使のような白い6枚の翼を生み出すことで、飛行や防御・打・斬・風・衝撃波・光攻撃などかなりの応用性を持つ攻撃が可能となる。また新約6巻では、「未元物質」で垣根帝督自身とカブトムシを無尽蔵に創造することで一方通行を圧倒した。

数ある超能力の中でも非常に強力かつ異質な能力である。

「俺の未元物質に常識は通用しねえ。」

                                                                   また新約8巻では更にひどいことに...

二次設定

一方通行との戦いで瀕死の重傷を負った垣根帝督だったが、アレイスターの指示により回収され一命を取り留める。ただし脳を3分割されて容器に納め、潰れた内臓を補うために冷蔵庫より大きな機材を取り付けられた状態となっている。

これより冷蔵庫ネタが一時期流行った。

22巻で、未元物質仮面部隊を製造しているという事で「工場長」とも呼ばれるようになったとか何とか。

更に当初は原作15巻だけに登場したキャラだったにも拘らず二次創作では屈指の人気を誇り『一方通行と和解する』『同じように羽根が生えている人達の仲間になる』『騒動の火種となって暴れまわる』『上条さんのかわりにインデックスと出会う』『ギャグキャラになる』『御坂と知り合う』など多くのssが生み出されている。

これは彼というキャラのもつ魅力と、原作での出番が少ないため想像性を膨らませる余地が多分にあったことなどが原因だろう。

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