概要
1-C→2年
好きな料理:ゲスカトーレ
開盟学園高校に通う男子高校生。初登場時は1-C在籍で、チェリーこと佐倉実、ヨタロウこと与田太郎、ゲビテルこと神山天照、垣内仁とはクラスメイト。愛称はシモーネ。スケット団の三人より一学年下。
佐倉、与田、神山とは中学時代に通っていた高校受験用の予備校で出会い、同じゲス道を志すゲスラーにして副部長も務めたゲスリング部の同志であり、親友でもある。四人の中では一番長身で、髪の量も豊富。前髪を輪ゴムでまとめている。この輪ゴムで止めた前髪は彼のトレードマークであり、中学時代から同じ髪型で、(元)ゲスリング部の夏合宿でも同じ髪型だった。
生徒会会長が安形惣司郎だった頃に認可されたゲスリング部では前述通り副部長を務め、三人の同志たちと共に日夜ゲス道に勤しんでいたが、椿佐介に代替わりしたと同時に存在を疑問視され、生徒会執行部による査察を受ける羽目になり部の存続が一転して危ぶまれることになる。チェリーの尽力でスケット団の力を借りることができたものの、彼らの力をもってしてもゲスラー四人のゲスぶりはこれでもかとばかりに露呈してしまい、結果的にはスケット団と生徒会双方から怒りを買い、廃部の憂き目にあった。
それでも彼とゲスラー達の深い絆と厚い友情は健在であり、行動を共にする機会は多い。それはチェリーが自分たちを差し置いて女子に告白された時も最初は悪態をつきながらも結局はデート前に駆けつけ激励をしたり、散々な結果になった失意のチェリーを温かく受け入れて胴上げをするなど、友情に厚い少年である。
しかし作中においての扱いは悲惨そのもので、部の存続の一件からスケット団や生徒会の面々からは手酷い扱いと評価をされるわ、査察時では浅雛菊乃からは眼潰しを、夏合宿では居合わせた鬼塚一愛から罵詈雑言を浴びせられた上に暴行を受けるなど、災難が多い。