概要
マイルストーンのSTG第2作目にして、以降の同社STGの源流となった作品。
トゥーンシェーディングを使用したグラフィックによりポップアートのように表現され、
大雑把で明るく楽しいゲームを演出している。ただし裏設定はドス黒いが……
当初、『ゲージを溜める→ボムで敵弾を倍率アイテムへ変換』の流れが
匠社製STG『ギガウイング』に酷似している※と酷評であったが、
実際はアイテム変換よりむしろ『ボム→無敵→その間に攻撃でゲージ溜め→ボム』のサイクルで
『ずっと俺のターン』を維持することがメインである全然別物のシステムだった。
このスタイルも当然(?)以降のマイルSTGに継承されていくことになる。
※脚注
『ギガウイング』は『バリアで敵弾を反射orボムで敵弾消去→倍率アイテムへ変換する』ゲームである。
このバリアは時間経過でしか回復しない。ボムもアイテムでしか補充できない。
その為、『敵を攻撃して能動的にボムゲージを溜める』ラジルギとは完全に別物である。
逆に言えば『攻撃しないとボムは使えない』のでより攻撃的なプレイングが要求される。
ストーリー
この世界を構成するあらゆる物が電波を送受信する端末として使える時代。
同様に人類も手術を行う事により『端末』としてさまざまな電波を送受信できるようになる反面
スギ花粉のような『有害な電波』によりクシャミや目の痒み、頭痛などの症状を誘発する事もある。
このような症状は『電波(ラジオ)アレルギー』略して『ラジルギ』と呼ばれた。
主人公、守草シズルもそんなラジルギに悩まされる一人だった。
ある日、このラジルギの特効薬となるプログラムを開発していた企業が
テロリスト集団にビルごと占拠されてしまう事件が発生してしまう。
運が悪い事に、このビルにはシズルの父もまた偶然居合わせていたのだった。
そこでシズルは相田タダヨの助力を得て『端末スーツ・小次郎』に乗り込み
父と特効薬プログラムの奪還の為、テロリストに戦いを挑む。
外部リンク
『SEGA』公式サイト内、GC版『ラジルギ・ジェネリック』紹介
『SEGA』公式サイト内、PS2版『ラジルギ・プレシャス』紹介
関連タグ
ラジルギノア (続編)
karous (次回作。続編ではないが世界観につながりがある)