【創造魔法】を覚えて、万能で最強になりました。
そうぞうまほうをおぼえてばんのうでさいきょうになりました
書籍版
著者 | 久乃川あずき |
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イラスト | 東上文 |
レーベル | アルファポリス |
既刊 | 全5巻(2023年10月31日最終巻発売) |
コミカライズ版
原作 | 久乃川あずき |
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漫画 | じょんたろう |
レーベル | アルファポリスCOMICS |
既刊 | 4巻(2024年9月17日現在) |
正式なタイトルは『【創造魔法】を覚えて、万能で最強になりました。 クラスから追放した奴らは、そこらへんの草でも食ってろ!』
元々はごく普通の男子高校生だった主人公は、自分がいる校舎ごと異世界に転移してしまい、
更にはそこでのサバイバル生活で怪我をしたことからクラスメイト達に役立たずの烙印を押されて追放されるという悪い意味で波乱万丈な目に遭ってしまう。
しかし、森をさまよう中で発見した洞窟にて【創造魔法】を習得した主人公はそれをきっかけ好転し、更には元の世界に戻るために活動していく。
作品ジャンルはWeb小説では該当作品がごまんとある人気ジャンルの異世界もの(追放もの)だが、それに異世界転移(クラス転移)の要素が合わさっている。
高校二年の水沢優樹は、不思議な地震に巻き込まれ、クラスメイト三十五人といっしょに異世界に転移してしまう。
三ヶ月後、ケガをした優樹は、クラスメイトから役立たずと言われて追放される。
絶望的な状況だったが、ふとしたきっかけで、【創造魔法】が使えるようになる。
【創造魔法】は素材さえあれば、どんなものでも作ることができる究極の魔法で、優樹は幼馴染みの由那と快適な暮らしを始める。
一方、優樹を追放したクラスメイトたちは、木の実や野草を食べて、ぎりぎりの生活をしていた。優樹が元の世界の食べ物を魔法で作れることを知り、追放を撤回しようとするが、その判断は遅かった。
優樹は自分を追放したクラスメイトたちを助ける気などなくなっていた。
あいつらは、そこらへんの草でも食ってればいいんだ。
異世界で活躍する優樹と悲惨な展開になるクラスメイトたちの物語です。(アルファポリスの作品ページからの引用)
水沢優樹
本作の主人公である高校二年生の青年。怪我をして思うように動けず、食糧集め等で役に立てなかったことを理由にクラスを追放されてしまったが、森をさまよう中で魔王ゾルデスの討伐を目指すも志半ばで亡くなってしまった英雄アコロン(の残留思念が宿った人形)から、創造魔法の能力と魔王討伐の使命を託されたことで、その二つを持って異世界で活動していくこととなる。
高崎由那
本作のヒロインである高校二年生の美少女。
優樹とは幼馴染な関係でもあり、それもあってか優樹のクラス追放にも反対していたのだがそれも虚しく追放されてしまった上に、由那自身も彼女を逆恨みする女子達によって追放されてしまう。更には優樹と同じく森をさまよっていた所を魔族に拉致された挙句、奴隷にする為の改造を施されてしまう(具体的には秘薬を注射された)が、優樹に救出され、彼の仲間として行動を共にする。改造された際に「サキュバスの血を混ぜた秘薬」を注入された事で、並外れた怪力と異性に対して魅了させる能力を身につけた(後者はそれを抑える為に、抑制のメガネをかけている)。
クロ
猫の獣人で、『神速の暗黒戦士』の二つ名を持つSランク冒険者。
魔王討伐に不可欠な仲間を探す優樹と由那が勧誘するも案の定突っぱねられるが、クロは『大の甘党』でもあり、優樹が創造魔法で創り出した銀座の洋菓子店のシュークリームに感激して『一日一個のシュークリームを提供する』という条件で二人の仲間になる。パーティーリーダーの座は優樹に譲っているが、冒険者としての先輩かつ大ベテランということで戦闘要員や冒険者としての心構えをはじめとするの知識を教授する等で優樹の大きな助けとなる。