概要
値段はなんと199ドル(当時の日本円で約26,000円)とかなり高いが、「52ものゲームが入っており1ゲーム約4ドル(約500円)なので得」というのが売りだった。
しかし1つ1つのゲームのクオリティが絶望的に低く、実際は500円分の価値も無い。
中には途中でフリーズするゲームや仕様上クリアが不可能なゲーム、更には起動しないゲームすら存在する。
(※注: ROMのバラつきがあるらしく、起動するROMも存在するらしい)
この52のゲーム群の大トリを務めるのが、かの有名な「チーターマン」である。(※詳細はチーターマンの項目を参照。)
上記のように散々な完成度ではあるが、一部ゲームのBGMについてはまともなクオリティであると評価する声もある。
まさかの第二弾
その後、懲りずにGENESIS(北米向けメガドライブ)版も発売され、こちらはゲームのクオリティが少しだけ向上している。
しかしそれでもまともなゲームの水準に仕上がっているとは言いづらく、水増しの為かわざわざテレビゲームでやる必要が無いパズルゲームや、別のゲームを2P対戦用にしただけのゲームが多数収録されている。
更に唯一ほめられる点であったBGMも退屈なものに変えられてしまっており、ある意味NES版以上にいじり甲斐が無く、退屈なゲーム集となってしまっている。
なお、GENESIS版のAction52にも「チーターマン」は収録されているが、収録ナンバーは大トリの52番ではなく、海外では不吉な番号とされる13番。内容もNES版のスクロール型アクションゲームからうって変わってステージ内のパネルを集めるという退屈極まりないなゲームになり、大幅な退化を遂げている。
有志によるリメイク
Action52は商業的に完全な失敗に終わったが、その(マイナスの)インパクトとBGMの良さが取り上げられた事で根強いファン(?)が存在しているらしく、一部ゲームのリメイクが作成されている。
チーターマンをリメイク
Bubblegirl Rozy(Bubblegum Rosieのリメイク)
Haunted Hill preview (level 1)
Lollipops Trailer (Action 52 Remake)
Jigsaw