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action52

あくしょんふぃふてぃーとぅー

「Action52」とは、アクティブ・エンタープライゼス社がNES(海外向けファミコン)用に発売したミニゲーム集。
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Action 52


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概要編集

Action52はActive Enterprises社から1991年に発売されたゲームである。この頃といえば、スーパーファミコンが既に発売されていた時期でもある。

値段はなんと199ドル(当時の日本円で約26,000円)とかなり高いが、「52ものゲームが入っており1ゲーム約4ドル(約500円)なので得」というのが売りだった……のだが、1つ1つのゲームのクオリティが絶望的に低く、実際は500円分の価値も無い。

中には途中でフリーズするゲームや仕様上クリア不能なゲーム、更に起動しないゲームも存在する。

(※注: ROMのバラつきがあるらしく、起動するROMも存在するらしい)


この52のゲーム群の大トリを務めるのが、かの有名な「チーターマン」である。


内容(NES版)編集


肝心のゲームの内容についてはご覧の通り。


01.Fire Breather


ドラゴンを操って相手と対決する2人専用ゲーム。

ステージの背景は毎回変更するが、障害物などの害は全くない。

ちなみに2人専用プレイのゲームはこれだけである。最初からそれはないだろう…


02.Star Evil


宇宙空間でホチキスの芯をぶっ放す縦スクロールシューティング。全3ステージ。

ゲームを開始すると初見殺しでは済まされない障害物がいきなり現れる。それを避けばほとんど楽勝だが、ボスに関しては現れない時がたまにある。

そうなってしまったら画面がスクロールしなくなってしまい、詰みになる。

ラスボスを倒すとそのままステージ1に戻されるので、ゲームの目的も特にない。


03.Illuminator


3番目になってようやくアクションゲームなのだが、ゲームを開始するといきなり部屋が暗闇に包まれる。

ライトは直接点灯できない為、ライトを点けるには敵を倒さないと点灯できない。しかも敵を倒してから1秒ぐらいしか点灯しない。

さらには頂点に到達すると画面はスクロールしない為、これ以上は登れない。先に進むには敵を全滅させる必要がある。


04.G-Force


横スクロールシューティング。全3ステージ。

メニュー画面では『G-Force FGT.』と書かれてるが、タイトル画面では『G-Force』になっている。説明書だと『G-FORCE FIGHTERS』表記。

操作は移動と射撃のみ。攻撃が見辛い。アイテムなどは存在しない。

ちなみにステージ2以降は何故か敵は攻撃をしなくなる。


05.Ooze


自機も敵もフィールドも液体で構成された、液体まみれの横アクション。全5ステージ。

何故かこのゲームに専用のタイトル画面が存在する。また開発者のオススメなのか、毎回メニュー画面に戻ると必ず『Ooze』が選ばれてる。

ジャンプは何故かBボタンで行う。しかもBボタンを押したままだと何故か前に進まない。つまり穴を飛び越えるにはBボタンをチョン押しして十字ボタンを押さないと飛び越えられない。このジャンプの挙動はこのゲームすべてに共通する。

このゲームにはコンテストというものが存在しており、全5ステージをクリアすれば特別なメッセージが表示され、そのメッセージを写真に撮って送ると賞金が貰える企画があったらしいのだが…、その賞金を受け取った者は誰一人存在しない。なぜかというと…

ステージ2で特定の位置まで進むとバグで先に進めなくなるかららしい……。もはや詐欺にも程がある。ちなみに後期ROMの方は改良された為か、バグが修正されている。


06.Silver Sword


まるでゴルフ場のようなフィールドに放り出され、敵を倒していくゼルダ方式のアクションゲーム。

のこのこ歩きながら明らかにシルバーではない朽ちた剣を投げ付ける緊張感のないゲーム。


07.Crytical Bypass


横スクロールシューティング。全3ステージ。Criticalのスペルが間違ってる。説明書だとちゃんとCRITICALと書かれている。

ゲームを開始すると目に悪いざらざらした背景がいきなり現れる。

射撃は十字キーを押した方向に発射されるのだが、狙いと移動が一緒になっている為狙いづらい。しかも自機も早い為、敵を狙うのはかなり困難である。


08.Jupiter Scope


流星群を撃ち落とす画面固定のシューティング。敵は少なめで難易度も低め。全7ステージ。

ステージが変わっても変化するのは背景と敵の速さが変わるのみ。背景に都市が描かれているが、いくら流星群が落ちても壊れたりはしない。


09.Alfred n The Fettuc


横アクション。説明書でのタイトルは『ALFREDO AND THE FETTUCINNI'S』。

暴れ出したパスタたちを鍋に戻す内容らしいが、実際は片手鍋で殴って鎮圧させるゲーム。

自機がパスタにぶつかると首が90度にゴキゴキ曲がる。

このゲーム、最初期ROMの方はなんとゲームが起動しない。


10.Operation Full Moon


また縦スクロールシューティング。全8ステージ。

ゲロテスクな色合いをした月面基地を進んで敵を倒していくというもの。


11.Dam Busters


アクションゲーム。どこぞの熊のような色のビーバーを操り他の色のビーバーを討伐する。全2ステージ。

とある箇所にルートがあり、そこで行き止まりを選んでしまうと戻る際のスクロールが存在しない為、うっかりルートを間違えてしまったらその場で詰みとなる。


12.Thrusters


またまた縦スクロールシューティング。レーザー砲で宇宙人の侵略を食い止めるゲームらしい。

グラフィックが違うだけでそれ以外の違いは特にない……が、ステージ2の特定ポイントでBGMが突如消え、その後画面がバグってしまう。…なんてこったい。


13.Haunted Hill


ホラーチックな見た目の横アクション。説明書での名称は『HAUNTED HILLS OF WENTWORTH』。

グラマラスな女性を操作して怪異たちと戦う。操作性は『Ooze』と余り大差がない。

当たり判定がおかしく、1マス上の段差からジャンプして落ちると何故か即死する。

ボスはホラー感が全く無いゆるキャラのような大蜘蛛である。


14.Chill Out


防寒具を着た人を防寒具を着た人が氷漬けにする狂気のアクションゲーム。

ハシゴを昇り降りして移動する形式。暗くならないだけで内容は『Illuminator』とほぼ同じ。

ちなみに「Chill Out」の意味は「落ち着く」又は「リラックスする」という意味であるが、この時点でもう落ち着けない人も多数いるだろう。


15.Sharks


名前の通りサメが出てくる画面固定のシューティング。

バランス調整が適当なせいか、サメが中々出てこないことがある。

ステージ3に入ると何故かサメがいなくなり、クラゲだけが登場する。『Sharks』じゃないのか?


16.Megalonia


またしても横スクロールシューティング。全5ステージ。

プレイ中に画面が尋常じゃないぐらいにバグるが、このゲームにはなんと安全地帯がある。

最後には女帝機械のMegaloniaと思しきボスが出てくるが、柵のような何とも言えない見た目。


17.French Baker


主人公がシェフのアクションゲーム。全4ステージ。

『Chill Out』式のゲームで、足の生えたドーナツや手紙が襲いかかってくるトンチキな内容。


18.Atmos Quake


また縦スクロールシューテ(ty…

太陽を狂わせ地球を破壊する宇宙海賊を捕らえるという内容らしいが、実態は紙飛行機のようなものを操作してただゴールを目指すだけの単調極まりないゲーム。

しかし、当たり判定が所々おかしい箇所が何箇所か存在する。


19.Meong


マインスイーパーのような画面が現れ移動すると地雷にぶつかってしまうという、初見だと何をすればいいのかさっぱり分からないゲーム。

動いていない間だけ地雷が見えるので、地雷の位置を記憶して少しずつ進むことになる。ずっと動かないでいるとミスになってしまう。

それを"アクション"と呼べるかどうか……


20.Space Dreams


内容は言うまでもなくシューティングゲームだが、自機はなんとおしゃぶり。そして敵はぬいぐるみや足の生えた文字、安全ピンである。なぜかは一切不明。

このゲームだけ何故か全10ステージもある。


21.Streemerz


斜めにリボンを投げてステージを登っていくアクションゲーム。

一見するとアイテムのような袋が置かれているが、取るとダメージを受ける罠である。敵や袋にぶつかると🤢のような顔が出現する。

最初期ROMでは特定の位置でブラックアウト(フリーズ)する。


22.Spread Fire


画面固定のシューティング。

自機はロブスターの形をしており、インベーダーゲームのように真横にしか動かない。とにかく背景が雑である。


23.Bubble Gum Rossie


横アクション。自機は風船ガムが武器のメルヘンな少女である。

後期ROMではなんとジャンプで飛び越えられない箇所が存在する。


24.Micro Mike


このゲームは一言で言うと『避けゲー』なのだが…、とにかくスクロールが早すぎる。

一応こちらもボスは存在するのだが、すぐに安地に引っ込む上に時おり回避不能の攻撃を仕掛けてくるとんでもない奴である。


25.Underground


洞窟探索型のようなアクションゲーム。

落下死はないが、キノコに当たると何故か回転して息絶える。…毒キノコなのだろうか。


26.Rocket Jock


ロケットに乗った未来のカウボーイが投げ縄で牛型ロボットを捕らえるシューティング。全2ステージ。


27.Non Human


横アクション。画面の下半分にサングラスをかけた緑色のおっさんたちが群がっている。全1ステージ。

『Non Human』というタイトル通り、自機含め人間と呼べるような存在は出てこない。

有志によるリメイクが存在し、妙に格好良く仕上がっている。


28.Cry Baby


『Chill Out』の系譜のアクションゲーム。全5ステージ。

内容は赤ちゃんを操作し、哺乳瓶からミルクを発射して誘拐しに来た悪人たちを退治するというもの。

なのだが説明無しだと罪無き人間をただただ虐殺しているように見えてしまう。…ホラーゲームか。

家具から落ちると赤ちゃんが泣いて1機消滅する。…むしろ泣きたくなるのはこっちの方だ。


29.Slashers


このゲームとしては珍しいベルトスクロールアクションゲーム。

操作はパンチとキック。『ダブルドラゴン』劣化版のような内容だが、パンチとキックの性能の違いは一切ない為、戦略性は全くなし。

敵を倒すと爆散するので少々グロい。


30.Crazy Shufle


アクションゲームのようだが明らかにキャラが小さめ。全6ステージ。

内容は植物園のようなエリアで小さいドットを撃ち、小さい敵を倒していくというもの。

ちなみに説明書によると記憶力と集中力を試す知育パズルだとのこと。もはやイカれてるのはプレイヤーの方かそれともゲームの方か…


31.Fuzz Power


横アクション。その名の通り自機はFuzz(毛玉)である。

ブラシやドライヤーなどに触れるとダメージを受け、その自機キャラはなんと真っ裸になる。…これを思いついた当時の開発者は何を考えたのだろうか。

なお、BGMはチーターマンのOPテーマとして知られている。


32.Shooting Gallety


もちろんその名の通りシューティングである。

射的のような内容で、犬やウサギ、アヒルのキャラクターが浮遊して迫ってくる。

制限時間なし、段数制限なし、そして死なない。…つまりゲームが終わらない。


33.Lollipop


横アクション…なのだが、何故か自機の武器はロリポップである。足場もロリポップである。

当然の事ではあるが、ロリポップは食べ物であり武器でも足場でもない。…正気か?

ハシゴは十字キーの上ではなく、何故かジャンプで登る。

なおこちらもBボタンがジャンプである。


34.Evil Empire


砂漠に存在する邪悪な帝国から魔神を奪い返す、というあらすじの画面固定アクションゲーム。

『Chill Out』に似た内容だが、『Crazy Shufle』のようにキャラが小さくて見辛い。

他のゲームにも言えるが、高所から落ちると何故か空中に浮いて即死する。


35.Sombreros


縦アクション。『ソンブレロ』とはメキシコの帽子のことだがここでは帽子全般を指す。

落ちている帽子を拾いながら帽子泥棒と思しき通行人を次々と始末するゲーム。


36.Storm Over The Desert


戦車ゲームっぽいアクションゲーム。こちらも専用のタイトル画面が存在する。

自機は戦車で、ピンクの敵戦車を倒していくというシンプルな内容。しかし1upの役割を持つ人間キャラのサイズが明らかにおかしい。…まぁおかしいのはいつものことだが。


37.Mash Man


横アクション。『Fuzz Power』のキャラに服を着せたかのような見た目の男を操作する。全3ステージ。

スキヤポデスのようなデカい足を持つくせに、なんと敵を踏むとやられてしまう。


38.They Came…


画面固定のシューティング。どこから来たのかぼかされているが説明書では『THEY CAME FROM OUTER SPACE』と書かれている。

小さな虫のようなものを操作する。一部のステージで敵が背景と同化して見えにくい。


39.Lazer League


またシュt(ty

シューティングでは珍しく自機が人型。全2ステージ。ステージ構成は全く同じで、ボスも全く同じ。


40.Billy Bob


砂漠の刑務所を抜け出すことが目的の、『プリンスオブペルシャ』のようなアクションゲーム。自機のアニメーションが滑らか。

しかしお察しの通り操作性やステージ構成は難だらけ。落石が無秩序に降り注ぐわ一寸先は穴だわでまともに遊べる代物ではない。

なおこのゲームも空中死する。


41.City of Doom


クレイジークライマー』のような縦アクション。…出来は雲泥の差ではあるが。

疫病を直すためにビルを登っていくというわけのわからない内容。


42.Bits And Pieces


ゾンビがキャラクターの横アクション…なのだが、

内容は敵をただ踏みつけながら進んでいくというもの。…それだけ。


43.Beep And Blips


また画面固定のシューティング。…もういい加減にしてほしい。

自機は四角い機械で、一定の敵を倒せばクリアというシンプルな内容。


44.Manchester


ジャンプすると独特な効果音が鳴る横アクション。

マリオ3の音符ブロックみたいな箱を飛び越えながら進んでいく。もちろん箱に乗っても跳ねたりはしないのでご注意。


45.Boss


歩くトカゲのようなキャラが爆弾をひたすら避ける横アクション。『ボス』と聞いて誰がこんな内容を想像できるか…

最後にはタイトル通りマフィアのボスであるヒキガエルが登場するが、普通のヒキガエルよろしく四つん這いのため威厳もへったくれもない。


46.Dedant


もはやお馴染みシューティング。自機も敵キャラもアリである。

『Spread Fire』のように真横にしか動かない。しかも敵キャラが最下層まで降りてくる。さらには弾は横に打てない。


47.Hanbos Adventures


『Chill Out』形式の画面固定アクションゲーム。ランボーではない。

敵をジャンプでかわしてゴールをするのが目的。自機がやられるとカメラ目線でくるくる回る。


48.Time Warp Tickers


横アクション。自機は何故か…である。自機以外も他のゲーム以上にカオス。

敵を倒すたびに『Time?』という文字が現れる。…ゲームのプレイ時間を表してるのだろうか。


49.Jigsaw


釘を飛ばして工具を倒す横アクション。

こちらも最初期のROMだとゲームが起動しない。


50.Ninja Asault


ベルトスクロールアクションゲーム。自機は忍者。

内容はタイミングよく押しながら敵を倒していくというもの。これまた戦略性なし。アスレチックの難易度が無駄に高い。

敵を当てた時に出てくる雑音ボイスは「FU○K!」と言っている。


51.Robbie The Robot


ターミネーターのようなロボットを操って右に進んでいく横アクション。

仕組みはただ右に歩いて弾を撃つだけでクリアできる。2面目からは話は別であるが。

説明書のタイトルは『ROBBIE AND THE ROBBOT』で、Robbieとその兄弟である悪人Brainyがロボットを持ち出して争っているという設定らしい。


52.Cheetah Men


ご存知チーターマン。Action52最後のゲームで、説明書のタイトルは『THE "ACTION GAMEMASTER"』。

3人のチーターマンとなり、51番までのゲームに登場した悪者たちと戦うアクション。

(※詳細はチーターマンの項目を参照。)


上記のようにどれもこれも散々な完成度ではあるが、一部ゲームのBGMについてはまともなクオリティであると評価する声もある。つまり内容は…最早言うまでもない。


まさかの第二弾編集

その後、懲りずにGENESIS(北米向けメガドライブ)版も発売され、こちらはゲームのクオリティが少しだけ向上している。

しかしそれでもまともなゲームの水準に仕上がっているとは言いづらく、水増しの為かわざわざテレビゲームでやる必要が無いパズルゲームや、別のゲームを2P対戦用にしただけのゲームが多数収録されている。

更に唯一ほめられる点であったBGMも無難なものに変えられてしまっており、ある意味NES版以上にいじり甲斐が無く、退屈なゲーム集となってしまっている。ついでに一部ゲームは無駄にグロい。


なお、GENESIS版のAction52にも「チーターマン」は収録されているが、収録ナンバーは大トリの52番ではなく、海外では不吉な番号とされる13番。内容もNES版のスクロール型アクションゲームからうって変わり「捕らわれた子供のチーターを探すためにステージ内を探索する」という退屈極まりないなゲームになり、大幅な退化を遂げている。


内容(GENESIS版)編集


先述の通りいじり甲斐が無い内容だが一応掲載。


01.Bonkers


ブロック崩し風のゲーム。最初からAction要素を放り投げている…

タイトル画面ではGO BONKERSと書かれている。

自機と同じ色のブロックにぶつかるとそのブロックを消すことができ、自機の色はブラシが描かれたブロックで変えることができる。

玉が描かれたブロックもあり、緑のものは色付きブロックが全てなくなると消せるようになる。赤いものはぶつかると消えて1upする。

他にも自機が黄色いときに消せる鍵ブロックや鍵穴ブロック、ぶつかるとミスになる+ブロックなどのしかけがある。

緑の玉ブロックを全て消すことができればクリア。

最初のゲームということで気合が入っているが、加速がない、+ブロックが嫌らしい位置に配置されており繊細な操作が要求される、一度自機の色を変えてしまうと消せなくなるブロックがあるといった面倒な要素も。

ちなみにミスすると雄々しい悲鳴が流れる。タイトル画面のゆるい顔をした玉が叫んでいると思うとシュールである。


なお、以降のゲームはそこまで書くことがない。


02.Darksyne


Action52名物シューティングゲーム。燃料が切れる前に敵を全滅させればクリア。

自機は壁にぶつかっても壊れる。バリアを張れば身を守れる。


03.Dyno Tennis


2人専用ゲーム。

恐竜たちが二足歩行でテニスを嗜む内容だが、用いられるボールは原始人である。

ちなみに2人専用ゲームはタイトルが青字になっている。


04.Ooze


探索型アクション。4番目にしてようやく"アクション"ゲームである。

NES版05.『Ooze』のリメイクで、オリジナルでは背景すら液体まみれだったが今回は人工的な雰囲気になった。こちらはバグによる進行不能はない。

散らばった鍵を全て集めればクリア。リフトに乗って天井に頭をぶつけると転落する。


05.Star Ball


ピンボール。

一見すると普通のピンボールだが、たまにボールがフリッパーをすり抜けるという運ゲー要素も楽しめる。


06.Sidewinder


3Dシューティング。テスト飛行中に敵機に襲われるというあらすじ。


07.Daytona


レースゲーム。スタートダッシュでいきなりライバルたちに抜かれてしまう。

ぶつかると画面がピンクに光り修理代を要求される。


08.15 Puzzle


15パズル。このゲーム"Action"52ですよね?


09.Sketch


お絵描きできる。描いた絵でゲームが作れたりはしない。


10.Star Duel


2人専用ゲームで、『Darksyne』の対戦版。


11.Haunted Hill


ホラー風の探索アクション。タイトル画面ではHAUNTED HILLSと書かれている。

NES版13.『Haunted Hill』のリメイクだが、主人公は男性になっている。

近接攻撃になったので敵を倒すのも一苦労。宝石を全て集めればクリア。


12.Alfredo


NES版09.『Alfred n The Fettuc』のリメイク。

オリジナルは脱走したパスタを鍋に戻すという名目で殴り倒すゲームだったが、今回はちゃんとパスタを回収するゲームになっている。

鍋にはなぜかウィンナーやミートボールも入っており、彼らは悪者のため触れるとミスになる。カオスさは相変わらずであった。


13.Cheetahmen


NES版の52番、おなじみ『Cheetah Men』のリメイク。

ヘラクレス、アポロ、アリエスを操作し、ジャングルで檻に閉じ込められたチーターの子どもたちを助け出す探索アクション。

スクロールが遅くて先が見辛い、ツタが妙に掴みにくいといったクソゲー要素は完備だが、BGMがキャッチーではなくなったためファンからの反応はいまいち。


14.Skirmish


2人専用ゲーム。ターン制のゲームだが、相手にぶつかるとアクション制に切り替わり直接戦闘することになる。

最初に司令部を配置しないとゲームが進まなくなる素敵仕様。


15.Depth Charge


自機は船。爆弾を投下して潜水艦を破壊するゲーム。

潜水艦も上方向に魚雷を発射するため、やるかやられるかの内容になっている。


16.Minds Eye


NES版の19番にマインスイーパーを彷彿とさせる『Meong』が存在したが、こちらはマインスイーパーそのもの。ポチポチゲー。


17.Alien Attack


宇宙人の攻撃というタイトルだが、宇宙人に攻撃される前に突然死を迎えることがある謎のゲーム。


18.Billy Bob


NES版の40番にも同名のタイトルがあるが、こちらは西部劇風で銃撃戦を繰り広げるゲーム。

敵が続々と現れるので数で押し切られてしまいがち。やられると画面がピンクに染まる。


19.Sharks


水中でサメと狩るか狩られるかを繰り広げるシューティングで、NES版15.『Sharks』のリメイク。

武器がスタンガンから槍に変わっており、当たったサメは激しく出血してから消えるようになった。


20.Knockout


2人専用ゲーム。いわゆるボクシングだが、なぜかジャンプ力が高い。


21.Intruder


迷路風のゲーム。壁は電気で覆われているためぶつかるとミスになる。

自機の当たり判定が頭にも発生しているので見た目以上にミスしやすい。


22.Echo


四角いボタンが光った順番を覚えて押していくゲーム。ただの記憶力テストである。


23.Freeway


自機は犬のSpike。引越しの際におもちゃを忘れたため道路の向こう側まで取りに行くという内容。

おもちゃを全て持ち帰ればクリアだが、おもちゃは1つしか咥えられないので何度も道路を横断することになる。

なお、車に轢かれるとバラバラになる。何を思ってこのゲームを作ったんだろう…


24.Mousetrap


自機はネズミのMarty。散らばったチーズを全て集めればクリア。

猫が左右から突撃してくるので端にあるチーズほど危険。

Martyがネズミの楽園を見つけたというあらすじだが、最終的に猫まみれになるため楽園とは程遠い。


25.Ninja


横アクション。忍者ということで手裏剣を投げられるが、隙が大きいため扱いにくい。

わざわざ足を止めて手裏剣で戦うよりもひたすら走っている方が安全かつ確実に進められる。

なお、NES版の50番にも『Ninja Asault』というゲームが存在した。


26.Slalom


スキーするゲームで、ひたすら障害物をかわす。

ミスすると悲鳴を上げたあと、なぜかゆっくり真横に走っていく。


27.Dauntless


シューティング。全体的に雲で隠れているため見辛い。


28.Force One


地球を破壊しようと目論む者たちを撃破する縦スクロールシューティング。

弾を当てても倒せない敵が存在するため全員は撃破できない。


29.Spidey


自機はクモ。クモの巣の上が舞台で、巣に引っ付いたハエを全て食せばクリア。人によってはきつい光景である。

巣には乱入者が現れるので大人しく食事することはできない。


30.Appleseed


上から落ちてくるリンゴを集めるゲーム。緑色のリンゴにぶつかるとミスになる。


31.Skater


ローラースケートでビーチの道路を滑走してラジカセを集める謎ゲーム。

なぜか猫が寝転んでおり、ぶつかるとミスになる。進めていくと寝転んだ猫まみれになる。


32.Sunday Drive


俯瞰視点で車を操作し、他の車を避けるゲーム。

運転している時間帯は日曜日の午後らしい。


33.Star Evil


縦スクロールシューティングで、NES版02.『Star Evil』のリメイク。

今回はボスも初見殺しの障害物も存在しない。ホチキスの芯をぶっ放したりもしない。


34.Air Command


下に進んでいく縦スクロールシューティング。

第二次世界大戦のパイロットが敵地から帰還する最中の出来事という設定。


35.Shootout


射的風ゲーム。ひょこひょこ動く小さなクリーチャーが標的。

弾数に限りがあるためよく狙って撃つ必要がある。

通り過ぎたクリーチャーは上段に上がっていく。


36.Bombs Away


自機ははぐれた兵士。住宅地で落ちてくる爆弾をかわすゲーム。

爆弾だが地面に落ちても爆発せず、自機にぶつかると自機が爆発する。


37.Speed Boat


ボートに乗り、海に浮かぶ障害物をかわして進んでいくゲーム。

障害物には小さな釣り船も存在するが、そちらにぶつかっても一方的にぶっ壊れる。


38.Dedant


自機がアリのシューティングで、NES版46.『Dedant』のリメイク。

今回は倒せない敵が存在する。画面が倒せない敵で埋め尽くされてしまうことも。


39.G Fighter


横シューティングゲームで、NES版04.『G-Force』のリメイク。攻撃が見辛い難点は変わっていない。


40.Man at Arms


城に迫り来る兵士たちを弓で倒していく防衛ゲーム。

兵士が前後に並んでいる場合、手前の兵士が消えるまで盾と化すため連打しても無意味。


41.Norman


戦車に乗って兵士や他の戦車を倒していくNES版36.『Storm Over The Desert』を彷彿とさせるゲーム。

自機の戦車は兵士にぶつかっただけで壊れてしまうポンコツである。


42.Armor Battle


2人専用ゲームで、『Norman』の対戦版。


43.Magic Bean


豆の木を登っていくアクション。

自機は豆の木に絡み付いたツタの奥側、上から落ちてくるガラクタはツタの手前側に位置しているが、重なるとやっぱりミス。

頂上である巨人の城に近付いた…と思ったらクリア扱いとなり、1から登り直しになる。シーシュポスの刑罰かな?

ちなみにガラクタは巨人が投げつけているという設定だが、城よりもさらに上から降っている。


44.Apache


縦スクロールシューティング。自機は虫のようなヘリコプター。

低空飛行しているのか、岩にぶつかってもミスになる。


45.Paratrooper


弾を発射して工作員を倒しつつ、スーパーコンピューターの部品を全て回収するゲーム。


46.Sky Avenger


横スクロールシューティング…なのだが背景は『Bombs Away』の使い回し。

そのため住宅がとても大きくなってしまっている。


47.Sharpshooter


NES版32.『Shooting Gallery』に似た画面固定のシューティング。変な生き物たちが浮遊して襲いかかってくる。


48.Meteor


NES版08.『Jupiter Scope』に似た画面固定のシューティング。タイトルを忘れたのかたまたまネタが被ったのか…

いくら隕石が落っこちても背景の都市に全く影響がないのも同じである。


49.Black Hole


GENESIS版最後のシューティング。

ブラックホールに巻き込まれて宇宙人に襲撃されるというあらすじだが、内容自体は自機がごついことと背景が特定方向に移動すること以外いたって普通。


50.The Boss


ハシゴを使って昇り降りするアクション。

NES版45.『Boss』のリメイクと思しきビジュアルだが、内容はNES版14.『Chill Out』に近い。


51.1st Game


ピンポン。2人専用ゲーム。

世界で最初に大衆受けしたアーケードゲーム。


52.Challenge


51番目までのゲームからランダムに選ばれ、高難度状態で遊べるモード。2人専用ゲームは出てこない。

ゲームというよりはおまけのオプションである。


余談編集

ちなみにここまでNES版やGENESIS版とあったこれらのゲームだが、なんと任天堂セガ一切の無許可で販売されていた。さらには何をトチ狂っていたのか、倒産前にはSFC版の『Action52』の開発まで行っていたらしい。…一体何処に力を入れてるのか。

そんな1989年に設立されたActive Enterprises社は93年に、未発売のチーターマンⅡの在庫を1500本も抱えたまま倒産。僅か4年というあまりにあっけない幕引きであった。


有志によるリメイク編集

Action52は商業的に完全な失敗に終わったが、その(マイナスの)インパクトとBGMの良さが取り上げられた事で根強いファン(?)が存在しているらしく、一部ゲームのリメイクが作成されている。


Cheetahmen Prologue Remake


Haunted Hill preview (level 1)


Jigsaw


別名・表記ゆれ編集

Action52 ACTION52 アクション52

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