概要
MH4で新しく登場した牙獣種。
猿のような体形にゾウのような鼻や、狐に似た耳や体毛、さらにモモンガのような被膜を持つ奇妙な姿をしている。
それ故か別名は「奇猿狐」(きえんこ)。
生態・特徴
主な生息地は遺跡平原。温暖湿潤で、比較的安定した気候を好むようである。
ゴゴモアのように樹の上を軽快に動き回り、地上や樹上からハンターを翻弄するような動きをとる。
非常に好奇心旺盛で、縄張りの近くに通りがかった旅人や商人を襲撃している。
攻撃方法は主に鉤爪。これは両腕の他にしっぽの先にも備えられており、樹にぶら下がるために発達したと思われる。
最大の特徴は耳。この耳は顔を覆うように折り畳むことが可能で、怒り状態に両耳を閉じて仮面のように顔を覆う。
すると普段のどこか愛嬌のある顔とは一転、黒い模様が目玉に、耳の棘が牙のように見えてしまい、不気味で非常に怖い表情になる。この状態になると音爆弾や閃光玉に耐性がつく。
鼻からは液体らしき粘液を飛ばし、当たると水属性やられを起こす。
なお、水属性を伴った攻撃を仕掛けてくる牙獣種はこのケチャワチャが初である。
…しかし鼻水である。先輩には及ばないが、全モンスターの中でも屈指の汚い攻撃手段をかましてくる。
ちなみに、遺跡平原の戦闘BGM「金色の追憶」はこのケチャワチャのテーマ曲でもある。
亜種
最新作モンスターハンター4Gで登場予定。
体色が灰色がかったものに変わっているほか、耳で覆った際に頭部の肉質が硬化する、鼻から吐き出す粘膜の属性が変わっている(火属性?)など、原種とはかなりの差異がある模様。
装備
武器は鼻水の影響か、水属性がつく。かなり序盤に作れるにもかかわらず優秀な属性値や切れ味を持つものが多く、強化も容易に行えるため、割と強力な武器になる。
防具は男性・女性共に中華風の見た目をしており、特に女性用はその可愛いらしい見た目から早くも人気を博している。