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センシティブな作品

死を操る程度の能力

しをあやつるていどののうりょく

「死を操る程度の能力」とは、東方Projectに登場する西行寺幽々子の能力の一つ、または能力の表記の一つである。

概要

東方Projectに登場する西行寺幽々子の能力の一つ。

幽々子自身亡霊であるが、さらに他の存在を「死」へと誘うことができる。その一部が具体化されたものとして西行妖にまつわる事柄や各種スペルカードがあり、さらにその能力の発現や弾幕ごっこにおける美しさと言う点で幽々子のセンスが遺憾なく発揮されたものとして「反魂蝶」がある。

また、「死」へと誘うだけでなく幽霊・霊体となった存在を操ることもできる。

このことから幻想郷管轄の閻魔である四季映姫・ヤマザナドゥより冥界での幽霊たちの管理を命じられており、冥界の永住が許されている。

現在では、その冥界の白玉楼に住まいつつ霊達の管理を行っている。

能力の範囲外

幽々子の「死」を操るという能力と対極にあるのが、不老不死の存在である蓬莱人である。

例えば蓬莱人となった人間である藤原妹紅は「老いる事も死ぬ事も無い程度の能力」をもち、肉体的「死」に見舞われても魂を起点に蘇生することとなるため、死ぬことが無い。

このことから、幽々子は『東方永夜抄』等で蓬莱人を苦手とする旨の発言をしている。

稗田阿求曰く

稗田阿求によれば、この能力は「 文字通り抵抗なく人を殺すことができる能力 」である。

さらにその死後の状態である霊もまた彼女の操作可能範囲であることを挙げたうえで、「 目を付けられたらまず敵わないだろう 」としている。

加えて、死後に赴くことになる彼岸において、閻魔らの判決の結果悪行なしとして転生または成仏の準備のため冥界行きが決定した際には幽々子に出会う、ないしは再会することとなる。阿求によれば、この冥界にいる折に幽々子の怒りを買うようになことがあると、転生の輪から断たれ彼岸に逆送還されることとなる。

この場合、「 地獄に堕ちる 」こととなるのである。

幽々子は「死」や幽霊を操るだけでなく、その能力と権限との複合技である一面において「死」のその先の行方までも操ることができるのである。

このことから阿求は「幻想郷縁起」にて、「 死ぬ前に彼女ことを勉強しておくと良いだろう 」としている。

幻想郷ならではの終活のテーマの一つといえるだろう。

Pixivでは

pixivでは、広く幽々子にまつわる事柄をイメージした作品にタグとして用いられている。

なお幽々子が『東方妖々夢』に初登場した際の能力名は「主に死を操る程度の能力」であるが、pixivでは同タグ名称によるものよりも本タグの方がより用いられている(2014年4月現在)。

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