概要
現時点で蓬莱山輝夜・八意永琳・藤原妹紅・嫦娥の4人が該当する。
ちなみに、嫦娥の公式イラストは存在しないため、想像図で描かれたイラストがいくつかpixivに投稿されている。
この4人はいずれも永琳が作った蓬莱の薬を服用したことによって蓬莱人になった。
よく「ほうらいじん」と読まれるが、正しくは「ほうらいびと」と読む。
……という知識が広がっているが、公式作品における「蓬莱人」の振り仮名表記は
未だ存在しない(2015年7月現在)ため、どの読み方でも間違いとはいえない。
国語的には、古い感じを出したければ「ほうらいびと」、
出身地や社会的立場からよそ者であることに特徴を見出すなら「ほうらいじん」、
社会的立場や特殊能力による優越を特に表したいなら「ほうらいにん」がよいと思われる。
しかしこれらの区別も段階的なものでしかなく絶対的なものではないため、
現状では各人の好みによるとしかいえないだろう。
特性
蓬莱の薬により、魂のみが存在の本体となっている。
今ある肉体が滅んでも、新しい肉体を好きなところに生み出す事ができる。
その魂は不滅。その肉体は老いることも病むこともない。
ただし身体能力が強化されているわけではないので、怪我したら痛いし焼かれたら熱く感じる。
気力にも限界があるのでいくらでも戦い続けられる訳ではない。
蓬莱人の生き肝を食すると食べた人も不老不死になると言われているが、この話が本当か、本当だとして元の蓬莱人と同じ特性を持つのかは不明。
自然現象の権化である妖精や、輪廻転生から脱出した天人、生死の穢れを極限まで取り除いた月人もある意味不死ではあるが、それらとは原理が全く異なる。
他の種族については死に至る可能性が示されているが、蓬莱人だけは死の可能性が一切示されていない。
その在り方は「生きても死んでも居ない状態」「顕界でも冥界でもある世界」と評され、時に哀れみや同情の対象にもなる。