概要
旧約聖書の『創世記』に記された人祖アダムの創造の場面を描いたものである。
アダムに生命の息を吹き込む瞬間を描いたものだが、右手を伸ばす神に対し、アダム側も左手を伸ばして応えている。
原作である『創世記』ではアダムが命あるものとなったのは鼻に神が生命の吹き込んだ直後からである。
神を取り巻く人物たちは天使にも見えるが、翼を持っていない。神の左手を掴んでいる女性の正体については女性の姿をした天使説、聖母マリア説、擬人化された「智恵」(旧約聖書の『箴言』では擬人化された智恵が天地創造に絡めて描写されている)がある。
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pixivではこの絵画の構図をパロディー化したイラストが投稿されている。