概要
アームロックとは、腕を捻るないしは伸ばして肘などを極める、格闘技における関節技の一つである。腕を捻る方向によってV1アームロックやチキンウィングアームロックなどと名称が変わる。
しかし、この項は「孤独のグルメ」における井之頭五郎が使った技及びエピソードとして説明する。
孤独のグルメでのアームロック
元ネタは「孤独のグルメ」の第12話「東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ」での一場面。
大山町の定食屋で、店のお勧めメニューである大山ハンバーグランチを注文するのだが、店主が海外留学生の店員に罵声を浴びせるなどの雰囲気の悪さにより、不快感を抱いた五郎は空腹であるにも関わらず食欲が失せてしまう。
その後、五郎は店主に苦言を呈すが、店主はあろうことか逆ギレし、客である五郎を店から追い出そうと暴力を振るう。五郎の堪忍袋の緒が切れた。
育ての親であった古武道家の祖父により、高校まで古武術を叩き込まれていた五郎の腕っ節は強く、逆に店主はアームロックをかけられて悲鳴を上げる羽目になってしまう。
だが、罵声を浴びせられていた店員に「それ以上いけない。」と止められ、五郎は完食する事なく店を後にするのだった。
備考
かつてパキスタンで行われた「アントニオ猪木対アクラム・ペールワン」戦にて、猪木がこの技をペールワンにかけて、なんと相手の腕を折った事がある。そして猪木はリング上で「折ったぞー!!」と雄叫びをあげるや否や、リングの周りにいた兵士達が一斉にライフルを構えたという。
この試合について、後に猪木は「技が決まり、レフリーにも「これ以上は危険」と言ったのに、あいつギブアップしないから…」と語っている。