邪符「ヤンシャオグイ」とは、東方Projectの登場キャラクター霍青娥(青娥娘々)のスペルカード。
霍青娥(青娥娘々)が、東方神霊廟Stage 4の中ボスとして繰り出すスペルカード。
邪符「ヤンシャオグイ」はNormalでの名称。
Hard、Lunaticだと邪符「グーフンイエグイ」に名称が変わる。
Easyはスペルカードは無い。
複数の光弾が自機を常に追いかけまわす。次第に青娥が光弾の数を増やしていく。
この光弾はボムでは消えない。
時おり青娥が隙間の無い放射状弾幕を放って、自機の行動を制限する。
- グーフンイエグイ
中国語で「孤魂野鬼」と表記される。
異郷の地で客死した者が供養されずにさまよう魂となったもの。
決して満たされることなく、人に害をなすという。
- ヤンシャオグイ
道術の一種。
中国語で「养小鬼(養小鬼)」と表記される。
茅山派の道術の一種で、中国版の式神のようなもの。
流産した胎児、殺害した赤ん坊、埋葬された子供の遺骨などを利用して、子供や小鬼の霊を使役する邪悪な禁術。
養小鬼の霊は生まれ変わってもう一度母親の胎内に宿りたいという願い持つので、それを利用する。
これがしつこく自機(女性)を追尾してくるのもこの胎内回帰願望によるものと思われる。
子供、小鬼の霊は、主人に金儲けや名声等のチャンスを伝えてくれるとされる。
中国では現在でも効果が根強く信じられ実際に行われているらしい。
養小鬼の子供の霊の材料は
1,術で流産させた妊婦の胎児、その妊婦の家の周囲の土、布人形(牛革や、あるいは麻、絹などの布)
2,事故死した子供の脳味噌と心臓の血、死体の下にあった土、布人形
3,墓に埋葬されている子供の遺骨、墓の土、布人形
など。
小鬼としての法力は、1がいちばん小さく、3がもっとも強力。
子供が生の経験を積んでいるほど強力な霊となるが、強力になるほど扱いが難しい。
養小鬼を使わないときは、桃の木で子供の死霊を遊ばせて飼い慣らす。
青娥の腰の花飾りは、桃の花だと思われる。
霊を飼うにはいろいろと約束事があって、そのひとつに、主人は毎日霊に栄養を与えなくてはいけない。
その栄養は、主人の「血」。大量ではなく、1滴でいい。
時が経つにつれ子供の霊は悪霊化し始めるので、3年目位には成仏させてやらなければならない。
術者に大きなリスクが伴う邪悪な禁術とされる。
二次創作
前記のように元ネタを調べると非常に驚かされる。
そのため色々と危ない方向を解釈がされており ある意味人気のスペルカードになっている。
例としては
哀れな赤ん坊や子供の霊が「ママー」「タスケテ・・・」などと呻きながら自機達を追っているのではないか
胎内に宿りたいという性質から、被弾するとアソコに殺到して入り込まれ妊娠するのではないか
現在「材料」をどのように調達しているのだろう?
簪の鑿壁抜けの能力って子宮から胎児を取り出すのに便利だよね!
他にも中にモノ入れるときにもすぐ戻って塞がることができるから便利だよね!
なおこの弾幕は霊夢の夢想封印でも消せず、魔理沙のマスタースパークでもかき消せず、
極めつけに、幽霊十匹分の殺傷力を持つとされる楼観剣による攻撃をもってしても消すことができないのである。それだけ呪いや念が強いのだろうか。
このように、考え始めると恐ろしさが止まらなくなる妖しい魅力を持ったスペルである。
関連イラスト
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