CV:安野希世乃
人物
ジバニャンによるとたくさん可愛がってもらったらしいが、アカマルが交通事故で亡くなった際に、
「車にひかれて死ぬなんて………ダサっ」
と言った事から、アカマルを妖怪化させる原因を生み出した。
この話を聞かされたケータやウィスパーからも「本当に人間!?」と疑われた。
しかも、ゲーム版妖怪ウォッチでも真相は語られないままであった事から、血も涙もない非情な人物として描かれた。
関連イラスト
関連タグ
アニメ版で明かされた衝撃の真実
第二十五話「ジバニャンの秘密」にて、ようやく彼女の話を聞く事ができた。
キンとギンの策略によってジバニャンは過去にタイムスリップする事になり、妖怪化によって抜け落ちた記憶を確かめるために彼女に付いて行く。
家族構成は自分、父、母、そしてアカマルだが、成績が落ちたという理由でこれでもかと叱る母親、そしてその光景を傍観する父親など、家庭環境はかなり悪い(実際はドンヨリーヌが原因)。
学校でも頼られる人間でありたいと考えている事から、友達にも家族のことを話せず、かなり不満が溜まっているが、唯一その事を打ち明けられるアカマルには心を開いていた(彼女自身もよくアカマルと一緒に出掛けている)。
しかし、死神によって定められた条約に選ばれ、その後死ぬ運命であったことが判明する。
ジバニャンが憑いていたあの交差点にて、憑りつかれたトラックに轢かれて死ぬはずだったが、彼女を助ける事を選んだアカマルによって命を救われた。
そして力無く横たわるアカマルに対して、あの言葉が放たれる。
「車にはねられたくらいで死ぬなんて、そんなのダサすぎるよ」
大粒の涙をこぼしながら放った言葉は、ジバニャンの記憶とはまったく異なるものであった。
彼女にとって「ダサい=ひどい」と言う意味合いを持っており、唯一の味方であったアカマルが自分を置いて死んでしまった事を嘆き責めたのが、あの言葉の真実であった。
今まで非情な人間であると思われてきたエミちゃんだが、本当はとても優しい少女であった事が判明する。