貨物機関車EF15を種車に回生ブレーキを搭載した電気機関車。
EF16登場前はEF15が板谷峠を越える列車を牽引していたが、下り坂で踏面ブレーキ(車輪を押さえつけるブレーキ方式)を使うことが多く、車輪が熱で緩んでしまうというトラブルが頻発したために、回生ブレーキを搭載することで踏面ブレーキの使用頻度を減らそうとしたのがこのEF16誕生のきっかけである。
登場時期によって福米型(板谷峠区間用)と上越型の2種類がある。
現在28号機が屋根付きの場所で保存されているが、適切な管理がなされておらず荒廃が進んでしまっている。