概要
その中性的な容姿ゆえ放送前から始まった性別論争の末に生まれた単語であり、男でも女でもないよティエリアはティエリア!という称賛の意味で使われるタグ。
そんな性別○○だが、ガンダム00の場合、実際に本編内でティエリアをはじめとするイノベイター(イノベイド)は基本的に心と体に性別を持たない中性である。
(アニューや最終回の市中に登場する人間の中で無自覚に情報収集するよう造られた非戦闘タイプには、自分が人間ではない事に気付かないよう性別が付与されている)
ティエリアはファーストシーズンより表向きを少年と装い活動している性別:不明という設定を持っていたが、
TVシリーズ後と劇場後の書籍媒体では「性別を持たない」と表記がされており、監督や脚本家のインタビューでも中性(=無性)として扱われている。(初期案は重装甲ガンダムに乗る男装の美少女で企画を進めていた事も明かされた)
また精神にも偏った性別を持たない人物であるため、精神の性別は議論しても無意味のようでそれらのことも踏まえて「性別:ティエリア」といわれることもある。
なお世に数多出回る公式を扱った媒体において「もしティエリアを”男性”とする物があれば、それは00公式的には間違いです」「今後もティエリアが男性になる事はありません」と監督により言及されている。
2期の序盤まで自身が敵と同じイノベイドである事を知らなかったために、ごく一部の書籍で「人間だと思っていた」と書かれる事があるが、ティエリアは自身が人間に任せられない計画のために造られた事を自認しており、小説では自らで語っている。
セカンドシーズン第8話に登場したドレス姿や女性姿のティエリアイラストにつけられることが多い。
ちなみにセカンドシーズン第8話でティエリアの女性声を演じたのは、女性のホリー・スミルノフ役の田中晶子。
イノベイドであるティエリアが声帯を調節して話している設定であるため、一度神谷浩史氏の演じたものを田中晶子氏に聞いてもらい演じて貰っている。