概要
若竹型駆逐艦の6番艦。1922年5月15日起工、1923年4月14日進水。
他の姉妹艦5隻(若竹、呉竹、早苗、早蕨、朝顔)と同様に、進水時に名前がなく、当初は第十二駆逐艦という名称であった。その後、1928年8月1日、艦名を「夕顔」に変更された。さらに、1940年4月1日より、駆逐艦から哨戒艇に類別変更し、その際、第46号哨戒艇に改称された。
哨戒艇のまま、 太平洋戦争に参戦し、パラオ、トラック方面の船団護衛などに従事していたが、1944年11月10日、石廊崎沖にて停泊中、米潜水艦「グリーンリング」の雷撃を受け戦没となった。
若竹型で2度による改名を行ったのは、この夕顔のみである。
1945年1月10日除籍。