概要
グリプス戦役期にエゥーゴのエースパイロットであるクワトロ・バジーナ専用機として設計されたリック・ディアスの強化型バリエーション。
結果的にクワトロには百式が与えられた為、彼が本機に搭乗する機会は無かったが、その後量産され、戦線に投入されている。
しかし、第一次ネオ・ジオン抗争時にエゥーゴからネオ・ジオンへ鞍替えした元ジオン系軍人によって本機はアクシズへともたらされ、また同時にアナハイム・エレクトロニクスによる裏取引によって機体が横流しされたことでネオ・ジオンの機体として、ジオン共和国軍の隠れジオン派であったサトウ大尉率いる部隊によって運用された。
本機は、機体本体の強化(リアスカートの大型化、膝部・頭部 装甲形状の変更など)に加え、背部に増設されたグラインド・バインダーが目を引く。
この装備は巨大なバインダー内にスラスター、プロペラント・タンク、ジェネレータにメガ粒子砲を兼ね備えた一種の複合装備であり、本機の火力・機動力を支える、まさにこの機体の要とも言える装備である。
TV版ではネオ・ジオンの機体として運用されたが、小説版ではアムロ・レイが搭乗。
ダブリンでプルツーの操るサイコガンダムMk-Ⅱ戦に参加した。