概要
ラルさんの専用機であり、彼のガンプラビルダーとしての確かな技術に裏打ちされた高い完成度を誇る。
機体背面及び脚部にも手が加えられており、スラスターが増設され機動力が増しただけでなく、陸戦型モビルスーツをベースとしながらも宇宙戦にも対応する(同様に宇宙用に改造したグフにソガ・ショウタのグフSSカスタムがある)。
また、ランドセルに追加ブースターを装備する事で更に機動力を高める事が出来る。
武装に関してもグフが一基装備していた物を二基装備する事によって攻撃力を高めているが、その反面扱いが難しくラルさんの卓越した操縦技術があって初めてその性能を引き出す事が出来る。
デザインは海老川兼武氏。
脚部デザインには高機動型ザクⅡの意匠を垣間見る事が出来る。
プラモデルはHGUCグフからの流用ではなく、完全新規金型となる。
ネーミングの由来は「ガンプラ35周年」とラルさんの年齢(35歳)を引っ掛けたもの。
五年前に登場したビギニング30ガンダムと同じ理屈である。
武装
バルカン・ポッド
両腕に装備している射撃兵装。
グフ重装型のようにマニュピレータを換装しているのではなく、グフカスタムと同様に外装式にしている為、手持ち武装の運用にも支障をきたさない。
指部には関節が設けられており、ある程度の可動が可能。
ヒート・サーベル
刀身を赤熱化して切断力を高めた近接戦闘用装備。
両脚に二本収納している。
劇中でも明らかにビームが出ているような描写があるが、本人がヒートと言えばヒートなのである。
ただしキットではクリアパーツになっている。
ヒートロッド
右腕に内蔵されている電磁鞭。
機体を高速回転させながら振るう事で巨大な竜巻を作り出す事が出来る。
シールド
両腕に装備されているシールド。
デザインや仕様などはノーマルのグフと同様。