伊月俊
いづきしゅん
プロフィール
概要
誠凛高校バスケットボール部副主将。
冷静沈着なチームの司令塔。PGのため、誠凛のオフェンスは基本的に彼から始まる。
身体的には突出した点を持っていないが、視界を頭の中であらゆる視点に切り替えて見る事ができ、広い視野を持って試合中は常にコート全体の動きを把握している。
この能力は「鷲の目(イーグルアイ)」と呼ばれており、それによる的確なパス回しで行われるゲームメイクは、海常の笠松や桐皇の今吉など同ポジションの実力者からも一目置かれている。
パス回しを主体とする黒子とは、特にアイコンタクトが多いらしい。
そのバスケ歴は小二来で、誠凛の中では最長。
一見冷静なイケメンだが、「パンダのエサはパンだ」という感じの安直なダジャレを非常に好み、ことあるごとにダジャレを言う残念なイケメン。試合中でも言う。思いついたらすぐに言う。そしてメモる。部室のロッカーにはネタ帳も完備。その数100冊超。
ダジャレを口にするたびに日向を始めとしたチームメンバーをイライラさせているが、改善する気は無いようだ。「伊月黙れ」
母親、姉(綾)、妹(舞)とは仲良し。そして彼女らもダジャレ好き。怖い話も結構好き。
家では中型犬を一頭飼っている。ちなみに名前はまるお。
風紀委員会に所属し、副主将をつとめると同時に部の会計係も担っている。
得意教科は数学。料理はそこそこ出来るらしい。
クールな性格や整った容姿からか、バスケ部では一番もてるらしい(が、大抵は上記のネタ帳を見て去っていくという)。デートにもよく誘われるそうだが、「練習の時間が減るのがもったいない」と全て断っているという、ストイックな人物でもある。
日向とは中学でも同じバスケ部に所属していたが、当時一度も勝てなかったという。
ちなみに、日向を怖い話恐怖症にした張本人。
景虎には、「キューティクルサラ男」と呼ばれた。
- 鷲の鉤爪(イーグルスピア)
WC準決勝の海常戦188Qでお披露目された必殺技で、笠松のドライブを封じる事に成功。
ドライブ直後の一番無防備な瞬間に、体勢を変えずに後ろ向きのまま片手でバックチップするというもの。後ろを振り返る必要が無いので、フルドライブにも追いつける速さが可能である。コートを俯瞰で見ることができる鷲の目(イーグルアイ)に向いた技で、景虎との特訓で習得した。