概説
陸軍史上唯一の、任務のために降格人事を受け入れて任地に赴いた人物である。
第四代台湾総督としても後藤新平らを起用してアヘンの漸禁、鉄道開設、築港など主として平野部の統治普及に多大な治績を残した。山地の統治は次代の佐久間総督がこれを確立した。
台湾総督府前には彼の騎乗姿の銅像が立てられていたが、第二次大戦後これを気に入った蒋介石が首から上だけ自分の顔と取り換えるという暴挙に出た。
日露戦争後に早々と没してしまったのがあまりにも惜しまれる。
関連タグ
乃木希典 日露戦争での部下、第三軍司令官。人事ミス。彼ではなく児玉が旅順要塞の攻略指揮も担当すべきであった。