概要
CV:沢城みゆき
2022年に製造された歩兵兵站用輸送支援車両で、公安9課に試験配属されている。
後部ラックにはオプションパーツが装備可能で、武器や弾薬を搭載したコンテナなどを輸送できる。
基本的な塗装は赤で、原作「攻殻機動隊」のフチコマやアニメ「攻殻機動隊S.A.C」シリーズに登場するタチコマと比較するとよりメカニカルなデザインとなっている。
ちなみにロジコマとはロジスティクス・コンベイヤー・マシンの略称。
性能
支援用輸送車両ということもあり、搭乗スペースはなく、熱光学迷彩を装備する以外は目立った武装も施されていない模様。
搭載されているAIは指揮官を識別して自律支援する程度の発展型AIだが、標準でのコミュニケーション手段は信号式で、発語機能を付加するには別途辞書機能のインストールが必要である。
4本の脚の先にはそれぞれタイヤが付いており、高速道路も問題なく通れるほどの速度で走行できる。
border:1ではマニピュレーターは非搭載だが、border:2以降では装備拡張が許可されて腕部パーツの取り付け、および左右ワイヤー射出口の増設が行われている。また一時的ではあるが、border:2において改造され、機体下部に二連装機銃を装備した。マニュピレーターは通常時は楯状の腕部に手首から折りたたむように格納されており、ケーブルを抜くなどの各種妨害工作を遂行できるほどの器用さをもつ。
また、本来人間が乗ることを想定していないため、劇中においても草薙少佐は後部のカーゴにしがみついて移動するしかなかった。その上、急停止により何度も少佐を振り落としてしまい「手すりくらいつけろ!」と言わしめている。
防御能力は自走防壁と呼ばれることもあり髙く、サブマシンガンはもちろん、アーマードスーツによる銃撃や殴打を受けても問題なく稼働する。
その他、各機体ごとに個性があるのか、それぞれの喋り方は異なっており、玉川砂記子演じるSACシリーズのタチコマと同様に沢城みゆきが一人で演じている。
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