概要
「オジギソウ」(お辞儀草)とは、マメ科ネムノキ亜科の植物である。
別名として「ネムリグサ」(眠り草)とも呼ばれている。
原産地はブラジルで、日本には江戸時代後期にオランダ船によって持ち込まれたらしい。沖縄で帰化植物と化している。
高さ30~50cmあり、葉は15対ほどの細かな小葉が掌状に付く。7~10月頃にはピンクの花が開花する。
葉は、振動、接触、熱などの刺激を受けると、葉節の基部の膨圧に変化を起こして葉をたたみ閉じ、葉全体がやや下向きに垂れ下がる。この動きから「お辞儀草」の名が付いた。