「ファイナル・ファンタジーXIV」(FFXIV、FF14)とは、日本のスクウェア・エニックス(SQUARE ENIX)社が開発・運営するMMORPG(オンラインゲーム)である。
タグとしては、「FFXIV」より「FF14」の方が多い。FF11もこの傾向にあるが、FF14の場合「FFXIV」ではFFシリーズの何番目なのかぱっと見て分かり難いためもあると思われる。
概要
同社のMMORPGタイトルである「ファイナルファンタジー11」(FFXI、FF11)と直接の関係はないが、外見がほぼ同じの種族がプレイヤーキャラクターとして用意されるなど実質の続編となっている。
βテスト情報他
βテスト
・オープンβテストが、9月1日11:00より開始される。
・一部のネットカフェで、βテストに参加できるサービスが実施される。
詳細はこちら↓。
http://www.nepoca.com/ff14/index.php
・「疲労度システム」の導入が明らかになっているが、テスターからは酷評されているようで、一部のニュースサイトでも取り上げられている。
これに対し、スクエニの田中氏がツイッターで、
「海外サイトはデマが多い。単語組み合わせて、発言を捏造。それをさらに異訳する日本サイト。疲労度云々は完全に原型とどめてないし勝手な妄想も追加されとる。」
、とコメントしている。
FF11との連動
FF11を契約しているFF14のWindows版ユーザーには、特典が用意されることがスクエニ社より発表された。
- FF11の、利用料金が割引される。月額:\1344→\735。
- FF14で新規キャラ作成時に、特典アイテムが貰える。「エルメスのくつ」効果:移動速度アップ。
- FF11のキャラ名を、FF14に引継げる。キャラ名+ワールド名で固定。
PS3版ユーザーについては、後日改めて発表が予定されている。
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種族
5つの種族が、更に2つの部族に分かれる。ミコッテは女性のみ。ルガディンは男性のみ。
サーバーについて
FF11と同じ、混合サーバー(スクエニでは「クロスリージョン」と表現)でのサービスが予定されている。
サーバーの選択については、これもFF11と同じ形式が予定されているが、βテストを踏まえてのフリー選択サーバーの可能性についても言及されている。※
「アカウント」は日本、北米、欧州の地域別となることが公表されている。つまり、仮に日本のプレイヤーが北米版パッケージを買ってもプレイできない、ということになる。
※2009年6月のE3のプレス向け発表での、スクエニの田中氏の発言から。
筆者注:フリー云々については、田中氏が「サーバー」と「ワールド」を混同している節がある。
プラットフォームについて
Windows版
2010年9月30日より、日本・北米・欧州で発売・サービス開始予定となっている。
公式サイト(外部リンク)よりベンチマークテストをダウンロードできるが、快適にプレイするためのスペックは高めである。
PS3版
2011年3月上旬発売予定となっている。
FF13にはFF14の特典(キャンペーンコード:シークレットアイテム入手、PS3版βテスト特別枠応募)が付いていたが、期待して購入したPS3ユーザーは待たされる形となった。
PS3版の開発の遅れについては、スクエニの田中氏がフランスのオンラインゲーム情報サイト:JeuxOnLineのインタビューで「PC版と同時スタートを目指してきたが、多くの技術的な問題に遭遇した」と答えている。
その他
XBOX360版につていは、長らくマイクロソフト社(MS)と交渉中状態だったが、スクエニの田中氏から「開発を中断している」との発言があった。
「XBOX360のサービスは、あくまでもXBOX限定」というMS側と、「FF14はマルチプラットフォームで展開する」というスクエニ側との溝を埋めるのは困難のようである。