CV：井上和彦
概要
ダークワイバーンを着装する初老の男性。ネポス・アンゲリス評議員の一人で厳格さの中にも思慮深さを併せ持った人物。
リーベルトの父ダークフェニックス・シュトルツとは「我が盟友」と呼び合う長年来の親友同士。
ドラゴンボーン回収の任を仰せつかり、部下達を送り込んでいた張本人。
始まりの魔神の意思に忠実で、部下を犠牲にしてでも目的を達成する覚悟を持つ冷徹な性格。
ただし、ネポス人として(あるいは『戦士』として)の誇りも尊んでおり、口約束を破ったりなど卑怯な真似は行わない武人でもある。
戦ううちに、竜神翔悟に興味を持つようになっているが、部下のリーベルトとは違い友好的な歩み寄りではない。
犠牲も承知とあって部下に厳しい面が強く、凄んだだけで配下が怯むほどだが、申し出に関しては意外とすんなり受け入れるなど柔軟な姿勢も見せる。
レボルトとは別に、「星の要」となるボーンの回収に当たっては出来るだけ巻き添えを出さないように配慮を心掛けている。
(『星の要』となるボーンを回収すればその星は滅んでしまうので意味がない偽善行為だ、と言ってしまえばそれまでではあるが、劇中で『破滅が避けられないなら苦しまずに逝かせてやるのがせめてもの情け』と言う趣旨の発言をしており、一応筋は通っている。)
彼の台頭によって現在はドラゴンボーン回収の任を解かれ、さらに失敗の責を問われたことで軟禁状態になるが、翔悟たちがシュトルツ救出にリーベルトの屋敷を訪れた際に自ら出向き回収しようとするも、レボルトに邪魔され戦闘を開始するも力と若さの差により劣勢を感じ火の魔神をラインを組まずに召喚。伝説のレアメタルボーンで決着を決めようとするもコクーンが破壊され屋敷は全焼。自身も傷を負いながら待ち続けていたモースらに救われる形になったが、ソウキスの追撃で手負い同然でリーベルトによって地球に最来する。
ダークワイバーン
火属性のダークボーン。登場当初からアイアンボーンに覚醒している。
右腕に爪、左腕にブレードを装備しており、戦闘時は特徴的な構えをすることがある。
その強さは破格的で、シャークボーンやジャガーボーンを一撃でコアボーンクラッシュさせるが、これは上記の通り巻き添えを好まない手加減である。
アイアンボーン化したドラゴンボーンにボーンクラッシュさせられるなど、翔悟がその強さに追いついている感があり、本人もかなり驚いていた。
が、レボルトが策を弄してわざわざ無力化させたことを考えると、ネポスでも上位の戦闘力を持つボーンであることは間違いない。
ダークワイバーン-レアメタルボーン-
エクェスの戦士たちでさえ伝説と称される形態。火の魔神の内部に乗り移り、強力な力を取り込み更に強力になった姿である。この場合は一時的なもので、普通ならば短期決着できるものであるが、レボルトには互角に渡り合える程度であった。
