ウィスパー
うぃすぱー
「うぃす!」
概要
CV:関智一
古びたガシャガシャマシンの中のガチャボールに封印されていた妖怪。
その封印を解いた主人公(ケータ、フミちゃん)の妖怪執事となる。
妖怪が見えるようになる妖怪ウォッチを主人公に渡し、妖怪について色々なことを教えてくれる。
ゲーム用CMでそのインパクトと台詞で笑撃が走ったことだと思われる。
因みに妖怪の筈なのに何故か妖怪ウォッチ無しでも見える。
知ったかぶり?
本人曰く妖怪に詳しいらしいが、妖怪を解説する際には、必ず妖怪パッドで情報を調べて読み上げているため、ケータからは「実はあまり(というか、全く)詳しくないんじゃ」という突っ込みが絶えない(そのくせウィスパー当人はカンニングしているという事実を一向に認めようとしない)。
また、アニメではゲームよりもテンションが高く、沸点が低く意外とキレやすいため丁寧な言動が崩れまくりで「妖怪執事」という肩書きの胡散臭さが加速し、終いにはツッコミ用ハリセンで彼方に飛ばされまくっている。
この設定は元々テレビアニメ版独自のものだったが、ゲーム『2』元祖/本家で逆輸入された(『2』のノリがアニメ寄りになったことも影響しているだろうが)。前作までのかっこよさと知識の豊富さはどこへ・・・。
ということで、妖怪知識の豊富さと解説役としての活躍はコミック版でしか見られなくなった。うざいという点ではアニメと変わらないが、どうしてこうなった。
ちなみにちゃお版ではアニメ・ゲーム第2弾・コロコロ版よりかは比較的まともな性格で、フミちゃんやジバニャンへのツッコミ役に回る事が多い。
時計換え要因(アニメ版のみ)
アニメ版27話にて、妖怪ウォッチ零式をケータの手ごと口に突っ込んだ時に、ケータの妖怪ウォッチに変化させてしまう。もう一度突っ込むことまた零式に変化する。
このためこれ以降零式で妖怪を召還する時には、ウィスパーの口に手を突っ込む必要がある。
この事にケータは特に抵抗が無い様子だが・・汚いとか言っちゃダメ。
ウィスベェ(※ネタバレ注意!!!)
アニメ第47話で妖怪ウォッチがケータの手に渡るのを阻止せんとするキンとギンの手によって、ジバニャンと共に過去へタイムスリップし、下記の過去が判明した。
ウィスパーの正体は妖怪「シッタカブリ」という、とり憑かれるとある事ない事べらべら喋らせてしまう妖怪で(この力は本人では制御不能)妖怪パッドを使っていたのはその能力を隠すためであった(ジバニャンはこの能力を知っている)
容姿は頭にちょんまげが生えており肌の色もクリーム色(現代は青白い)、黄色い着物に黒の帯を身につけている。
※妖怪執事というのは自称であり本来の能力とは無関係
口から溜まりに溜めた緑のガスのようなものを吐き出し相手にとり憑く(ケータの先祖の少年がとり憑かれ周りから信用を失っていた)。
だがある事をきっかけに石田三成に「妖怪軍師」として信頼されることになり、自らを「ウィスベェ」と名乗り10年余りの時を共に過ごす事になる(三成は声だけが聞こえており、ウィスベェの姿を見たことは一度もない)最初は話しかけて居るのか居ないのかを判断していた三成だったが長い月日を経て喋らなくてもウィスベェがいるのがわかるようになる
関ヶ原の戦いの折、キンとギンに唆されシッタカブリの能力を使い敵陣を引っかき回し三成を救う道を選択する。しかし敗けると分かっていても最後まで戦う事を決めた三成によって止められた。
尚、その際に自分の正体を明かしたが、三成からは「お陰で楽しき人生だった」「儂の行く道を照らす光であった」との言葉を贈られた。
中の人があるゲームで石田三成をやっているためこのようなイラストもある