メアリーと遊園地
めありーとゆうえんち
幼い君のために、魂を売った
――今 奇跡を起こすから
概要
ボーカルは初音ミクである。
歌詞の内容は、遊園地で兄が人質にとられた妹を奪還するというストーリー。
妹のためになら悪魔に魂をも売るという、強い兄妹愛を描いた作品となっている。
ハイテンポでヘヴィメタルな曲調だが、それでいて遊園地のようなキラキラした装飾音が駆使されており、魅力的であるとともに中毒性が高い。
現在JOYSOUNDとDAMにてカラオケが配信中。
歌詞
ひとつ、ひとつと3段に積んでった
淡い、淡い色のアイスは
戸惑う僕とじわり刺す日差しの中で溶けてって
笑う、笑う良い人間を装った
悪魔の呪い(まじない)にただ
洗脳されゆく幼い君につなぐ手解かれた
空翳って、小鳥逃げて
サナトリウムから連れ出され
偽善だらけ、笑み貼り付け
悪魔は僕に言った
アラベールの、契約書
「幼いあの子を助けたいのだろ?」
そうだ僕は、遠い昔
幼い君の為に、魂を売った
前人未到、改札、突破、観覧車
いざ、日ノ本目指してカタルシス
矛盾、照準、乗っけて廻るコーヒーカップ
今、扉を開くから
からん、からんに干あがり放っといた
僕、僕のメンタルなど
呼び水なしでは回復見込みも限りなく零で
不乱、不乱の命(ライフ)で逆らった
この遊園地のような
場所で死んだような目をした幼い君の手とって
割り切っても、割り切っても
後悔押し寄せて
人間にあらず、人間であれず
間違いは正されず
期限のない、契約書
でもこのまま屈する僕じゃないだろ?
君を連れて、走り出した
悪魔をも欺くなら、人間であれ
先人、詰旦、110番でお化け屋敷(ホーンテッドハウス)
いざ、勇敢果敢なフランシス
壇上登場、銀河が魅せたヒーローショー
今、未来を変えるから
振り切っても、振り切っても
呪いは追ってくる
大丈夫だ、大丈夫と
君に言い聞かせる
螺旋階段、ぐるりぐるり
お城の頂上(てっぺん)へ
辿り着いた、物語の
結末は此処に
正々堂々、難攻不落の回転木馬
君の手引き此処まで三千里
点滅、閃光、シャッター音でジェットコースター
今、世界を救うの
超絶展開、警鐘響くアッシェンプッテル城
少年、悪魔凌ぐ笑み見せた
天真爛漫、キャラメル頬張り遊園地
負の連鎖を断ち切って
契約書を破り捨て
今奇跡を起こすから
余談
前述の解説ページでも触れられているが、この曲に登場する兄妹は某アニメに登場するフォトンチェンジする兄と悲鳴が大好きな弟の影響を受けて作られている。該当記事を参照すれば、よく似ていることがお分かりになるかと思われる。