1の概要
別名、森岳城、高来城。平城に分類される。
城の一番高い建物である天守閣からは雲仙普賢岳を拝め有明海を一望できる。
- 歴史
有馬氏に代わって封じられた松倉重政が有馬氏の居城であった日野江城は手狭で治世には不向きとして新たな城を築く事を決意。約6年の年月を掛けて近世風の連郭式平城を完成させた。重政は4万石程度の小大名だったが城は立派な5層5重の白亜の天守と多数の櫓を備え、高い石垣を誇る頑強な城であり、藩の規模を上回るモノだった。そのため、費用をねん出するために重政は苛酷な税の取り立てを行い、人々を苦しめた。更に度々噴火した雲仙普賢岳からの火山灰と溶岩流によって構成された土地での土木作業は難しく、労働に駆り出された人々の負担は大きかった。
2代目である板倉勝家も苛酷な統治を行い、限界を迎えた農民は浪人やキリシタンと手を組み反乱を起こす(島原の乱)。島原の一揆勢は勢いに任せ島原城に押し寄せ、藩の軍勢と戦闘を繰り広げ追い詰めるが遂に城は落とせず、一揆勢は城を落とす事を諦め天草諸島の一揆勢と合流し原城に立て籠もった。
島原の乱終結後、勝家は苛酷な統治の責任を取らされ斬首刑となり、板倉家は断絶した。その後は高力氏を初め幕府の譜代大名が藩主となり、島原城も藩政の拠点として廃藩置県まで使用された。
明治時代に廃城となり天守閣などの建物は取り壊されていった。戦後になると天守閣や建物の一部がコンクリートで復元された。城内には板倉氏時代のキリシタン弾圧・苛酷な税の取り立てや雲仙普賢岳の噴火による被害を伝える資料館が存在している。
2の概要
「汚らわしいわね、お姫様とお呼び!」
平水・槍属性、銀レア。
城娘界随一のドSである。これは島原の乱の原因となった事が起因していると思われるが、『かわいい城娘が描かれた絵』で絵踏みをさせたりと、なかなか精神的に来る事をなさる。一応本人は殿に気に入られたいようではあるので、きっといつかデレてくれるさ。
衣装は赤いボンテージをベースに、御嬢時には網タイツ、城娘時にはヒールブーツを着用する。槍が武器という事だが、実際戦闘で使うのは尻尾のように生えた瓦の鞭である。
近代改築を介さない銀レアの中でも出にくい部類であり、築城報告もかなり少ない。
- 実際の性能
大多喜城や小諸城と並ぶ、いわゆる高火力槍。最高攻撃340に速度は61、範囲は71とやや広い。更に平城である為、配置次第では広範囲に高火力の攻撃を万遍なく飛ばしてくれる。槍属性は扱いが難しく、安牌と言える立ち回り方が固定されていない為忌避されがちではあるが、この城娘の場合は平地にさえおけば様々な局面に対応可能である。
必殺技『弾圧の鞭』は近距離の味方の攻撃力中UP。こちらはいざという時の火力増強に、計画的に使っていきたい。
性格の割にそれ以外は癖らしい癖はなく、比較的扱いやすい槍ではある。戦法次第では目覚ましい活躍をすることも。