概要
私立ガンプラ学園に在籍するガンプラファイターキジマ・ウィルフリッドの使用するガンプラ。
トランジェント(Transient)とは英語で「瞬間的」「束の間」を意味しており、転じて「刹那のガンダム」と表現する事も出来る。
「機動戦士ガンダム00」に登場する太陽炉搭載機の系譜に位置する機体であり、特に「ガンダム00」作中にて刹那・F・セイエイが搭乗した歴代のガンダムの特徴を併せ持つ。
アドウ・サガのガンダムジエンドと同様に一見しただけではベース機体が特定できないほどに大幅な改修が行われており、GNドライヴの下部から三方向に伸びるクリアパーツを有し、また鋭角なパーツを多用する独特なシルエットを持つ。
また、機体本体も白と蒼を基調とした一般的なガンダムとは一線を画するカラーリングで彩られ、放出する粒子の色も青色である事から、カミキ・セカイの操るビルドバーニングガンダムの「炎」とは対照的な「氷」を思わせる冷淡な印象を与えている。
その基本性能は高く、攻撃力やスピードはもちろん、高出力GNフィールドを展開する事によってその守りは鉄壁を誇る。
格闘戦に特化したビルドバーニングガンダムに無手での殴り合いを挑み互角の戦いを演じるなどそのポテンシャルは極めて高く、キジマのファイティングセンスと相まって彼の不敗神話を支える存在である。
武装
GNパルチザン
主兵装となる双頭の槍。
身の丈ほどの大型武装であるが、トランジェントガンダムはこれを片手で扱う事ができる。
先端部を展開して射撃形態へ変形させる事が出来る他、GNパルチザン自体を分割し、二本の剣とする事も可能。
射撃形態を取らずとも粒子変容機能によってガンダムレギルスのレギルスビットと同様のホーミングビームを放出する事ができ、また戦国アストレイ頑駄無と同じく斬撃を衝撃波として放つ事も可能であるなど、外観からは読み取れない様々な機能を発揮する。