概要
世界一ィィィィ!とは、ジョジョの奇妙な冒険第二部の登場人物、ルドル・フォン・シュトロハイムの名台詞である。
我がドイツの概要は世界一ィィィ!
ルドル・フォン・シュトロハイムの代名詞とでも言うべき名台詞。
うぬぼれの強い性格と祖国への狂信的な誇りが合わさった妙にハイテンションな台詞は読者の心を鷲掴みにし、シュトロハイムの憎めないキャラクターと相まって今なお印象に残る台詞となっている。
「○○の××は世界一ィィィィーーーーッ!」と非常に改変のしやすい台詞であるため、現在もジョジョのパロディの一例となっている。
原作中で「世界一ィィィィーーーーッ!」の台詞を放ったのは3回。
我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ!
死の淵をさまよっていたスピードワゴンを生かしたのは、彼が見つけた「柱の男」についての情報を手に入れるためだったのだが、たとえ拷問にかけられようとも口を割らないであろうことを理解していたシュトロハイムは、世界一をほこるドイツの医学薬学によって作られた解説剤自白剤を投与してスピードワゴンに秘密をしゃべらせた。ちなみに、下記のセリフとよく混同されるがこちらはナチスではなくドイツである。
だが我がドイツの医学薬学は世界一ィィィィーーーーッ!
できんことはないイイィーーーーーーッ!!
まぁ第二次世界大戦をよく知る人ならば何故アニメ版で、「ナチス」ではなく「ドイツ」と改変されたか分かるであろう。
ナチスの科学は世界一ィィィィーーーーッ!!
エイジャの赤石を奪いにやってきたカーズに、全身を機械化して蘇ったシュトロハイムが立ちはだかる。
「機械など相手になるか!」と吐き捨てるカーズだったが、シュトロハイムは指の力でカーズの手の肉を引きちぎって見せた。
ブァカ者がァアアアア ナチスの科学は世界一チイイイイ!!
サンタナのパワーを基準にイイイイイイイ・・・
このシュトロハイムの腕の力は作られておるのだアアアア!!
シュトロハイムは機械化したこの体を「ゲルマン民族の最高知能の結晶であり誇り」と称している。↓こんなカンジ
「おぉぉぉれの体はァァァァァアァーわーがゲルマン民族の最高知能の結晶でありィィィィイィー誇りであるゥゥゥゥゥウゥ!」
我がナチスの科学力はァァァァァァァアアア 世界一ィィィィーーーーッ!
体に仕込まれた重機関砲でカーズを追い詰めるシュトロハイムだったが、カーズの光の流法「輝彩滑刀」によって弾丸ははじかれ、機械の胴体を真っ二つにされてしまう。
そしてカーズはシュトロハイムの懐からエイジャの赤石を奪い取る。だがシュトロハイムはまだ諦めてはいない。
我がナチスの科学力はァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ
シュトロハイムの右目に仕込まれた紫外線照射装置をカーズに撃ち放ってみせた。一瞬ではあったがカーズをひるませ、赤石を使われる最悪の状況は乗り切った。
(ニコニコ大百科より)
ちなみに・・・
アニメでの最後の台詞も世界一ィィィィーーーーッ!だった。
しかし史実では
同盟国への技術提供を目的に輸出した兵器が、精巧過ぎて参考にならなかった例や、
精巧過ぎて前線で故障した兵器が修理しづらい弊害があった例などもあり、
一概に世界一だから良いとは言い切れない。