概要
『BORDER』とは、日本の小説家・金城一紀原案により2013年から開始された漫画、小説、テレビドラマのメディアミックスプロジェクトである。
作品はテーマと主要人物と基礎設定を共有し、メディアごとに別の作家による異なったストーリーを展開する。
あらすじ
ある青年がいる。
彼は警察官で、主に殺人事件の捜査に従事している。
真面目で実直だが、それなりの野心も持っている。何より警察官という職業に誇りを感じている。
そんな彼が、ある事件に巻き込まれて銃撃され、死亡状態に陥る。
しかし、奇跡が起き、彼は蘇生する。
そして、蘇った彼には、特殊な能力が身についていた。
それは、死者と交信できる力だった―― 。
キャッチコピー
「人は死んだら、どこに行くんだろう。」
共通する主要登場人物
石川安吾(いしかわ あんご)
警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事。階級は巡査部長。
ある事件で頭に銃撃を受け、一度仮死状態になり奇跡的に蘇生する。退院後仕事に復帰するが、その時から死者と交信する能力が発現した。
立花雄馬(たちばな ゆうま)
警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事。階級は巡査部長。
石川の同僚。同世代の石川には猛烈なライバル心を燃やしている。
比嘉ミカ(ひが みか)
警視庁刑事部に所属する準キャリア警察官。階級は警部。
現場における遺体の検分と医局での司法解剖を一手に担う、特別検視官。
市倉卓司(いちくら たくじ)
警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の班長。階級は警部補。
石川や立花らの上司。
テレビドラマ
『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(ボーダー けいしちょうそうさいっかさつじんはんそうさだいよんがかり)のタイトルで、2014年4月10日から6月5日まで毎週木曜日にテレビ朝日系列の「木曜ドラマ」枠にて放送されていた。
金城一紀自ら脚本を手がける。全9話。
テレビドラマ版については『BORDER警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』の項を参照。
漫画
『BORDER』のタイトルで、2013年11月より『ヤングエース』にて連載中。
小手川ゆあが作画を手がける。既刊2巻。
小説
『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』のタイトルで、2014年2月25日に書き下ろしの文庫版が発売された。
古川春秋によるオリジナルプロットで小説化されている。
関連タグ
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外部リンク
BORDER―プロジェクト公式サイト