タートナック
たーとなっく
概要
初登場は記念すべき第一作目「ゼルダの伝説」から。ダンジョンの中ボスとして出没したり、雑魚キャラクターでも登場したりするが、いずれも強敵でプレイヤーを手こずらせている。
巧みに「時のオカリナ」で元と思われるアイアンナックや「トワプリ」では鎖鉄球を武器に持つハンマーナック、夢をみる島ではバクダンを投げてくるボムナックと派生種がいくつかいる。
データ
外見は身体に鎧をまとった西洋の甲冑騎士のようであり、鎧独自の特徴として動きは他の敵キャラと比べても断トツで鈍く、かわりに攻撃と防御は最強のトップに上る。
攻撃方法は並みの人間が持てない大剣を軽々と振り回してリンクに襲い掛かり、正面からでは頑丈な盾や甲冑で剣が通らないので、回避行動及びカウンター無しの戦闘は危険がつきもの。
攻撃すると鎧がはがれ、身を守るものがなくなればコチラのものと思うが、重たい装備が無くなった事から先程とは思えない身軽な動きを披露し、これでもかと倒すのがやっとである。
各シリーズとの違い
- ゼルダの伝説
ザコ敵として登場。序盤では赤色の個体が、中盤からは青色の個体が登場する。
いずれも盾で正面からの攻撃を防ぐため、斜めや後ろからの攻撃でダメージを与えるしかない。
また赤色の動きは遅いが、青色はかなり移動速度が早くプレイヤーを追尾してくるので、
ダンジョンでの遭遇は1フロアの狭さもあってかなりの苦戦を強いられる。
- 夢をみる島
カナレット城で初登場。プレイヤーが正面に来た時に弓を放ってくる弓兵タイプが大半だが、中には剣と盾を装備した剣士タイプもいる。
剣士タイプはプレイヤーを発見するとこちらに向かって突進してくるが、正面や剣を持っている側から攻撃しても弾かれてしまうため、盾を持っている側の方向からの攻撃が有効打となる。
「ふしぎの木の実」にも登場するが、こちらは初代と同じく赤色と青色の2種類がいる。
- 風のタクト
こちらは後ろに繋ぎ目があり、カウンター等で切りつけると一瞬で鎧がはずれる為、その隙に連続攻撃すればそれ程強くはなく、集団で囲んでこない限り苦戦はしない。
剣を落とすと再び拾いにいくが、自身の武器が見当たらない場合は近くに落ちているものを持ち直す少し間の抜けた姿も見られる。(例:モリブリンの銛はたまたボコブリンの棍棒)
ちなみに種類は剣タイプ、盾持ちタイプ、マント着用タイプと豊富で、色のバリエーションも多い。
「ふしぎのぼうし」にも登場。
- トワイライトプリンセス
背面が弱点という事には変わりないが、風タク版と比べてこちらはしぶとくタフで、一撃加えてもなかなか鎧がはがれず、盾や大剣を落としても腰につけている剣で防御と攻撃を使いこなす強敵というのが印象づけられた。
なお、ハイラル城内や大妖精の洞窟内にいる個体は鎧の形状(特に兜)が変化し、前半で使用する武器も大剣からメイスに代わっている(能力に変化はない)。
さらにスマブラ3DSのフィールドスマッシュでもこのタイプが流用され、アカチャッピーやボンカースと肩を並べるくらいの強さな分、褒美が豪華なのでがんばって倒せばその達成感ははんぱない。