サンダーバード1号
さんだーばーどいちごう
SF人形劇『サンダーバード』に登場する国際救助隊の原子力ロケット機。
概要
SF人形劇『サンダーバード』に登場する国際救助隊の原子力ロケット機。最大24,000km/h(マッハ約20)という途轍もない速度で災害・事故現場へと1時間以内に急行し、現場を調査して救助に必要な機材・マシンの指示を本部に送り、救助機器到着後は救助に当たって必要となる詳細な情報の収集や指示を行う。機内には各種通信機器を持つ移動本部が積まれており、救助現場に移動本部が搬入できる場合はそこを救助完了までの仮設拠点としている。
担当は長男のスコット・トレーシーだが、1回だけ末っ子のアラン・トレーシーが代役を務めた事がある。
発進の際は機体を直立させた状態でトレーシー邸のプールに偽装した発射台から射出。成層圏まで上昇した後に機体を水平状態に移行させ、現場へと急行。現場に到達するとVTOL機構を利用して垂直着陸を行う。ちなみに機体の姿勢が変わってもコクピットは常に同じ姿勢に保たれる構造となっている。
主翼は高速時と低速度~ホバリング時に応じて後退角の変えられる可変翼となっており、着陸脚も格納している。ちなみに、着陸脚はスキッド(そり)が付いているのだが、車輪が付いている場合もある。機内には国際救助隊の機器や救助マシンの秘密の盗難・悪用がされないようにシャッター音やフラッシュを感知して警報を鳴らすカメラ探知機を搭載。機首の下部には機関砲を1門備えているが、攻撃というよりは自衛の為の武装であり、劇中でも国際救助隊のマシンを盗撮し、車で逃走を図ったフッドに対して威嚇射撃を行った程度である。