人物像
1963年8月生まれ。KONAMI所属のゲームクリエイターであり、開発チーム小島プロダクションの代表。
「映画と同様に自分はゲームを監督している」というスタンスから、監督を名乗っている。
小学生の頃に刑事コロンボの小説に熱中した事から読書家となり、また父親の映画好きの影響から自分も映画監督を志し芸術大学を目指すが、家庭の事情により断念し、普通大学へ入学。
その際にアーケードゲームに傾倒した事からKONAMIに興味を抱き入社。
同社のMSX部門でメタルギアシリーズ、スナッチャーをヒットさせ、特にスナッチャーの「ゲームに映画的手法を取り入れる」演出は、以降彼の作風のスタンダードとなっていく。
また、メタルギアシリーズのナンバリングタイトルを作る度に「続編は作らない」と言いつつ続編を発表し続けているのはある意味有名である。
2015年3月、それまではコナミデジタルエンタテインメントでは重役ポジションに就いていた彼が人事発表でその名前が無かった事と突然の小島プロダクションのサイトがメタルギアソリッドポータルサイトに統合されて消滅。さらにそのポータルサイトでメタルギアソリッドVのロゴから「A HIDEO KOJIMA GAME」の表記までもが消滅していた事が判明。小島プロダクションが配信していたwebラジオもそのまま消滅している。
その前日には同じくコナミのラブプラスプロダクションの主要スタッフの退職で大きくネット上で揺れていた最中でもあり、やはりこちらでも憶測を呼んでいた。海外メディアではコナミ内部からの匿名のリークとされる情報が報道され、小島氏の進退の真偽について言及される事態に。ただし、コナミ公式からは社内の製作体制がプロダクション制から本部体制に変更されている事だけは明らかになっている。
コナミがメディアに向けたコメントでは彼は退職せずに現在もコナミに在籍していると発表された。しかし、現在もファンの間では様々な憶測を呼び続けている。
また、この事態の前日まで頻繁にツイートを行っていた小島氏のTwitterアカウントも彼自身のツイートは途絶え、ただMGS関連情報等をリツイートするだけのbotのようになっている。
MGSⅤTPPの製作に集中している為なのかは不明であるが、リークされたものでは社内ネットワークにアクセスする権限に制限がかけられたとの情報もあり依然として彼の動向はわかってはいない。
主な作品
メタルギアソリッドシリーズ
Z.O.E.シリーズ