概要
本作ではジュエルペットと人間が心を通わせることで手に入る宝石を集めて、
ジュエルボックスを一杯にするという趣旨の話になっている。
このためメインのジュエルペットたちはジュエル学園に「ジュエルペットカフェ」をオープンし、
学園の生徒たちと交流を深めていく。
一応「てぃんくる」や「サンシャイン」と同じく学園が舞台だが、
学園生活よりも人間キャラとの交流に焦点が当てられている。
本作では人間界という設定がなくなり、ジュエルランドが「人間とジュエルペットが共存する世界」となった。ただし、ファンタジックな異世界に人間たちも住んでいるというノリではなく、21世紀の現実とほぼ変わらない世界にジュエルペットが混ざっている、というエブリデイ・マジックな世界観である。
作風としても「魔法が日常に溶け込んでいる世界での、中学生女子たちのユルい日常を描く」という方向性があり、ある意味で日常系アニメぽいところがある。
シリーズ恒例のギャグ要素も独特の「ユルさ」を意識したボケ中心のもの。人は良いのだが緩いボケキャラばかりが揃っているので、妙なカオス感が常に漂っている。
ただ、後半になるとシリアスな展開にシフトしていくのだが、このギャグ要素はなくならないので、
あきらかに天然ボケ的なズレた行動をキャラがしてるのに、シリアスな状況なので誰もツッコミをしないというケースが頻発する。それがさらなるカオス感を呼びいわゆるシリアスな笑いに昇華している。普通にギャグをやるより高度な演出が必要な手法であるが、そのおかげでシリアス展開がギスギスした空気感にならずにすんでいる。
ジュエルペット側ではきら☆デコッ!の最終回に登場したローサが前作のペリドットに代わりレギュラー枠に昇格。
今作のジュエリーナ様は熟女ではなく、ロリっ娘。(ロリババアという可能性も・・・)
監督を務めるのは過去に『デ・ジ・キャラット』や『魁!!クロマティ高校』を手がけた桜井弘明。
前作や前々作同様のギャグ路線であり、キャラのデフォルメや変顔もかなり多い。
登場人物
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