概要
イギリスに本社を持つレコード会社。EMIとは「Electric and Musical Industries Ltd」の略称。どっかの黒い夢さんが言ってた「Easy Money Island」では断じてない。
イギリス本社だけあってビートルズ、コールドプレイ、Radioheadといったイギリス出身の大物ミュージシャンをたくさん抱えている。Queenやデヴィッド・ボウイも元々はここのレコード会社所属だった。
日本国では全盛期時代は日本用の子会社EMIミュージック・ジャパンと東芝との合併会社「東芝EMI」という企業名であった。
こちらもBOØWY(3rdから)や宇多田ヒカルなどの人気アーティストを輩出した。
しかし2000年代に差し掛かると音楽不況により所属アーティストの移籍が相次ぎ、大半をユニバーサルミュージックジャパンに取られてしまう。
2007年には東芝が完全撤退、「EMIミュージック・ジャパン」に名を改める。
2011年、イギリス本社のレコード部門をユニバーサルミュージックへ、音楽出版部門はソニーへ売却することを発表。イギリスの大手レコード会社であったため、この発表にはイギリス市民から大きく反感を買った。
その余波は当然日本の子会社にも影響し、2013年ユニバーサルミュージックにより吸収。
これによりユニバーサルミュージックのレコード会社の一部となり、現在は「EMI RECORDS」というレーベル名だけが残っている状況である。