概要
本局から20区に派遣されてきた特等捜査官であり、アカデミーの元教官。真戸呉緒の初代パートナーであり、叩き上げの実力派。「不屈のシノハラ」の異名をもち、周りの捜査官から尊敬されている。
主な功績は『オニヤマダ討伐』と『骸拾いアラタの捕獲』
『オニヤマダ討伐』…腕試しと称し、捜査官を捕食していた喰種、オニヤマダを篠原が討伐。上等、准特等捜査官複数名を殺してきた危険な喰種だけあって、当時一等捜査官だった篠原が討伐したことは、特等捜査官になった今でも捜査官の間で語り継がれている。
『骸拾いアラタの捕獲』…アラタこと霧嶋新を、当時准特等捜査官だった篠原が死闘の末に捕獲。甲赫の赫者だったため、アラタの捕獲は、CCGにとっても戦力強化という点で大きな出来事であった。
アカデミーの教官としては亜門鋼太朗を教えたが、彼が捜査官となった後でもその時の様子から「泣きベソ亜門」とからかっていた。
パートナーは二等捜査官の鈴屋什造だったが、彼の異常ぶりに手を焼きながらも人間としての常識を教えようと苦労していた。しかし、梟討伐戦で出現した「隻眼の梟」に襲撃されて瀕死の重傷を負い、植物状態となってしまった。3年後の東京喰種:reでも、昏睡状態のままであった。
ちなみに、本作の原形であるヤングジャンプ読み切り版では準主役として登場するが、名前およびビジュアルこそ完全に同一であるものの、娘を奪った喰種を心底憎悪するという真戸呉緒のプロトタイプのような人物として描かれている。連続殺人事件の容疑者として金木研に目を付け、追い詰めるが…。
クインケ
- オニヤマダ壱→オニヤマダ
尾赫。上記のオニヤマダから作られたクインケ。大型の鉈のような形状をしている。
- アラタproto→アラタβ0.8→アラタ
甲赫。赫者の赫子を使用している。起動すると全身に黒い鎧を装着したような外見となる。非常に強固な防御力を誇り、赫者の攻撃ですら受け止めることが可能。リミッターを外すことで自身の肉を喰わせて身体能力を格段に上げる機能を持つ。