概要
ファンタジアはテイルズ作品の第一作目で発売が1995年。
劇中で二人が初めて顔を合わせて会話をするのは地下墓地でダオスを一度倒してから。だが初対面でいきなりアーチェはチェスターに対して『な~んか弱そう』と毒舌を吐いてしまい、最悪なファーストコンタクトとなる。それ以来喧嘩ばかりしている。
だが未来に来てからのミゲールの町での特訓イベントやヴォルト契約後のケンカなど、旅を経て徐々に距離が縮まったようで、終盤のアーリィの宿屋でのイベントはファンならニヤニヤせずにはいられない展開がある。チェスターに至ってはアーチェに対して『だいたい俺はお前を初めて見たときから…』と告白一歩手前な台詞を言っている。アーチェが当初彼を軽く見ていたのと対照的にチェスターの方は彼女に一目惚れしていたのだろう。OVAでは尺が短いながらも二人の絡みはしっかりと描かれており、とある場面では木の下で二人座ってアーチェが隣に座っているチェスターに寄り添う描写すら存在する。
そしてEDでの別れの際、チェスターは泣いているアーチェをよそにきまずいためか後ろを向いていた。別れる寸前にアーチェは彼の前に行きチェスターはそんな彼女に優しく「そんな悲しそうな顔すんなよ」と言葉を掛け、お互いに再会の約束をして二人の旅は終わる。
クレスやミントと比べると接した期間は短いながらもかなり仲が進展したと言えるカップリングのため、未だに好きな人はいるはずである。そのため二次創作上でも二人のその後の話を作るといったファンも多い。
すずが主人公の公式外伝小説では、2人の息子が登場しており、後にすずと結婚したかのような描写がある。