ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク
ナイブズ配下の異能者集団GUNG-HO-GUNSの一員。ありとあらゆる”音”を操作することが出来る驚異的な演奏力と聴覚を持ったサックス演奏者である。
聴くものの脳を死滅させる殺人音波と、周囲の音を自身が奏でる音をぶつけることで無音状態にしてしまう人間ノイスキャンセリングによって他のメンバーの攻撃をサポートすることを得意としている。
その性質上彼個人の戦闘力は平均的であり、仕事の際にはホッパード・ザ・ガントレットと組んだりサックスにも銃を仕込むなど工夫を凝らしている。
人物
戦闘や殺人を好みナイブズに心酔している他のGUNG-HO-GUNSメンバーとは違い、ナイブズやヴァッシュ・ザ・スタンピードといった規格外の存在に恐怖を抱いている人物である。
彼自身は暗殺家業に手を染めていたため善人ではないが、感覚はむしろ読者の側に近く、物語が進むにつれて死への恐怖からGUNG-HO-GUNS脱走を意図するようになった。
ナイブズによるヴァッシュ討伐の任を敢えて受け、どさくさにまぎれて逃げようとするもレガート・ブルーサマーズに露見し粛正されてしまった。
異常者揃いのGUNG-HO-GUNSのなかでは常識をわきまえた数少ない人間であり、視点の違う常識人であるガントレットとは友誼を持っていた。
余談
モデルは東京スカパラダイスオーケストラのサックス奏者・谷中敦
(「ミッド」=「中」、「バレイ」=「谷」と、名前もそのまんまである)。