概要
あおば通駅(宮城県仙台市青葉区)から仙台駅を経由し石巻駅(同県石巻市)までを結ぶ50.2km(営業キロ)の本線と貨物支線からなる。
私鉄の宮城電気鉄道が建設し1944年5月1日に国有化された。この経緯より、東北地方のJR線としては現在唯一の直流電化路線となっている。
現在、あおば通-陸前原ノ町間が地下線となっているが、宮城電気鉄道開業時はこれとは別に仙台駅(東北本線の仙台駅の西口側)を地下駅とし、ここより数百メートルながら地下線として走らせていた(1952年にホームを東口側へ移動して地上駅化し、2000年に現在の再地下化に至る)。これは東京の銀座線開業より2年早く、そのため「日本で最初の地下(鉄)線」と言われることもある。
2011年10月より次世代型列車保安システムであるATACSがあおば通-東塩釜間に導入されている。